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第18話:授業中に……

うちの学校の良いところその1。それは自称教育のICT化を売りにしているおかげで紙の教科書ではなくiP○dの中に入っている電子教科書を見ることが許可されているのはもちろん、紙のノートではなくiP○dやPCを使って~というのが許可されていることである。


つまり授業中に遊ぼうと思えばいくらでも遊べるし、何か違うことをしようと思えば簡単にできてしまうのだ。


ということで今日も俺は授業を受けているふりをしながらとあるソフトを使って文字を打ち込んだり、時には悩んだり、先生の話を聞き流しながら使えそうな部分があれば教科書に線を引いたりを繰り返していた。ちなみに今は生物の授業中である。


(………魚の呼吸方法についてか。見た感じほとんど中学の理科で習ったやつと同じ内容みたいだけど、一応印だけ付けとくか)


そう思った俺は印を付けた後筆箱から付箋を出してそれを張ろうとした瞬間、何故か隣の席の佐々木がこちらを見てきた。


(なんだ? 付箋でも欲しいのか? でも違ってたらなんかあれだし……ここは無難に)


「ん?」


「あ、違う違う。何でもないから気にしないで」


(いや気になるわ!)


(………ちょっとこのネタ使えそうだからメモっとこ)

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