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謎な陰キャぼっち高校生の恋愛事情  作者: ITIRiN
高校3年生編

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第98話:その頃彩乃は (下)

「さっき家庭科室で美咲に何があったのか聞きながらプリンを作ったんだけど食べる?」


「はへる! (食べる!)」


(完全に私と二人っきりの時モードになってるだけじゃなく若干目をとろ~んとさせちゃって凄く可愛いんだけど、あんまり他の人にはそういう姿を見せてほしくないんだけどなぁ)


「まだカラメルソースとかは熱いだろうから気を付けて食べてね」


「うん!」


「じゃあはい♪……の前に、美咲」


最初はひーくんがプリンを食べてご機嫌な内に『ごめんなさい』をと考えていたのだが、これ以上ほかの人に自分だけが知っている彼の色んな姿や表情を見せたくないという独占欲のようなものが沸き上がってきたことにより急きょ予定を変更し御預けを食らった状態の彼に謝罪をさせることにした私はそう言うと、こちらの気持ちに気付いてくれていたらしい美咲は居心地悪そうにしながらも前へと進み出て


「そのー、さっきは一之瀬君を試すようなことをしちゃってごめんね」


「ん」


「………えーと、これは許してくれたってことでいいのかな?」


「ん」

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