表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/251

第6話:その頃彩乃は

新学期二日目。私は昨日と同じく友達と教室の前で別れて自分のクラスへ入ると、今日から部活の朝練がある人もいるのか結構人が少なく明日香もまだ来ていないようだった。その為テニス部も朝練ってあるのかな? と少し疑問に思ったものの既に自分の席で本を読んでいる一之瀬君が目に入り


(あれ? 昨日はちゃんとネクタイをして制服のブレザーも着てたのに今日はどっちもないどころか、学校指定のじゃなく前をボタンでしめるタイプのセーターを着てる。まあ私も人のこと言えないけど)


(意外と真面目そうに見えて中身はそうでもないのかな? んー、でもその他は別に着崩したりしてるわけでもなければラケットバックも歩く人の邪魔にならないようちゃんと端っこに置いてあるし、やっぱり真面目?)


(というか相変わらず隙が無いな。ここまで隙が無い人も珍しいけど、もしかして何でも出来ちゃうタイプとか? もしそうならちょっと私は苦手かも)


昨日の電話のこともあり一人頭の中でそんなことを考えていると、明日香が登校してきたらしく『おはよう』と声を掛けてきてくれた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ