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謎な陰キャぼっち高校生の恋愛事情  作者: ITIRiN
高校2年生編

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第80話:その頃彩乃は

午前中はコートが使えないということで最初は私達もラ○ワンに行こうかと言う話になったのだが、私はまだしも一睡もしていないだけでなくこの後運動をする予定があるひーくんのことを考えると午前中は大人しくしていた方がいいだろうということでス○バで時間を潰すことになった。


………まあ新作が気になるからって理由もあるんだけど。


「あの時は私も少しテンション上がっちゃってて気付かなかったけど、よーくんってああいうオシャレお店は苦手なはずなのによく了承してくれたね」


「あー、その話なら私がひーくんをパンケーキ屋に連れて行った時に聞いたことがあるんだけど、見栄を張らずに済む相手と一緒なら大丈夫なんだって……って言おうとしたけどもしかして彼がそういうお店に行くところを一回も見たことなかったり?」


「少なくとも私は見たことないかな。さっきも言った通りそういうお店は苦手みたいだし」


「うーん、でもこの間のデートでパンケーキ屋に行った時は全然嫌そうじゃなかったどころか、甘いものが好きっていうのもあって楽しそうにしてたんだけどなぁ。あれが演技だったとは思えないし」


(いちごのパンケーキを食べてる時のひーくんはお子様ランチを食べてる子供みたいで凄く可愛かったし。こっそりその時の写真を撮ったことも含めてこれは私だけの秘密だけど)


「となるとやっぱり彩乃ちゃんが一緒だからっていうのが大きいんじゃない? よーくんって彩乃ちゃんのためならいくらでも頑張る傾向があるし、友達じゃなく彼女だから安心できる何かがあったりするのかもよ」


そんな明日香の言葉を聞いた瞬間今すぐひーくんとイチャイチャしたい欲と、自分が彼を守ってあげたいという母性本能が同時に湧き上がってきて……


「ひーくーん! 早くはやく~‼」

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