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謎な陰キャぼっち高校生の恋愛事情  作者: ITIRiN
高校2年生編

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第61話:お互いが相手のために (彩乃視点)

今のひーくんがこんなに素敵なプレゼントを用意してくれただけでもう十分過ぎるほどなのだが、興味本位5割の期待が5割といった感じでどうやってこれを選んだのか聞いてみると


「自分に置き換えて考えてみた時に彩乃が他の男とプレゼントを選んだって知ったらなんか嫌だし、少しでもそいつの好みが入ってるものとか普通にいらないしってなったから誰にも相談すらしてない……です」


「なんで最後だけ自信なさそうなのさ、も~う。ちょっとこっちにおいで」


そう言い私の隣にある椅子を少し引いてあげると、よく分からないけど取り敢えず……みたいな感じで移動してきてくれたので自分が座っている椅子を横にずらし、そのまま彼の腕に抱き着いてから


「さっきのひーくんの考察は100点。ひーくんが選んでくれたキーケースのデザインも100点。つまり今日のひーくんを彼女視点から採点させてもらうと……はなまるです♪」


普通の彼氏なら一々自分の行動に点数を付けられたりしたら怒りそうなものだが恋愛下手の人は逆にこうやってハッキリと言われた方が安心できるだけでなく、それを繰り返していくことによってどんどん成長していくのだとか。………自分好みの男にね。


(自分好みの彼氏にしやすい男ほど今の彼女から離れられなくなるだけでなく、ひーくんが私色に染められていけばいくほど他の女は私の影を鬱陶しく思い横からちょっかいを出される心配がなくなる……ってネットに書いてあっただけで別に自分で考えたわけじゃないからね!)

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