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女神(自称)の御業の後始末  作者: ゆんど
第一部・第六章
955/1016

823 捏造記憶

※前回までの女神末


どうやら【中身悪魔モドキ】には

生成当初から【サイコさん成分】が在ったので

その後もクローンとして活動し

魂魄核のカケラ(サイコさん成分)】を収集し続けて今に至るらしい――

――って、その割には

目の前に居る【悪魔】の姿は

未だに【サイコさん成分】のカケラもない

立派な【悪魔】の見た目をしてるとか……

【サイコさん成分】がフツーに足りてないんじゃね?


それでも【クローン体】たり得るコイツってば

ホントは【悪魔】なのか【サイコさん】なのか……

……どっちなんだいっ!


まぁ見た目の比率から考えれば……

【ほとんど悪魔なサイコさん】……いやまてよ?


ケンオー曰く

『サイコさん自体

 【人の皮を被った悪魔のようなヤツ】』

ってことだから

それを踏まえるとコイツは……うん!

【ほとんど悪魔な悪魔なヤツ(サイコさん)】ということに……


って、いやこれもう【ほぼほぼ悪魔なヤツ】じゃねぇか!


さて、そんなことを考えていたら……

ひとつ思いついたことがある!


繰り返しになるが

そもそもこの【ほぼ悪魔】は

《らび・らいふ》とサイコさん(オリジナル)

フルボッコにするために生まれた存在だ。


その【ほぼ悪魔】に【サイコさん成分】を投与したら

【悪魔】は【クローン体】となって

その後のフルボッコはどうにか回避された……


だがしかし!

中身と見た目を入れ替えてみると

【中身悪魔】は今なお【悪魔】のままだった!

これ即ち

【悪魔】を【サイコさん(クローン体)】に変えるには

【サイコさん成分】が未だに足りてないことを意味していて

このままでは

はたしていつまでフルボッコを回避できるやら……


そこで【学長】は考えた!

『【サイコさん成分】が足らないのなら

 【サイコさん成分】を生成(捏造)すればいいじゃない!』

……と!


つまりこれが

【【クローン体】が捏造された記憶を持つ理由】

というワケだ!

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