065 新米教師ミラ先生が教えるダンジョン管理学
「詳しく話すのは構いませんが…この服装は一体…」
ん?何か問題があるのかな?
詳しい話を聞くために、形から入るべきと考えた俺は、
【俯瞰】と《完コピ》を組み合わせて、
ブラウス、タイトスカート、ハイヒールの女教師三点セットを作って、
ミラ先生に着替えてもらっただけの事。
何も問題はない。
しいて言えば新しい服のプレゼントに先生がぶっ壊れたので
チョーカーと腕時計の倍プッシュでぶっ壊れ禁止で修理したくらいだが…
賢明なる読者諸君にお尋ねする。どこに問題があるのかな?
え?【俯瞰】内容を言ってみろって?
それは『タグの事情』で言うわけにはいかない!
え?【俯瞰】の作品名だけでも教えろくださいって?
『凌辱学園の新米女教…じゃない!作品名などない!
【俯瞰】の質問から離れろ!
え?先生は遮蔽物の無い、がらんどう空間のどこで着替えたかって?
そんな下らん質問に答える義務はない!黙秘だ!
ん?これは収録か?だと?
もちろん収…いや、リハーサル無しの生中継に決まっているだろ!
他に質問はないな?
ではミラ先生、お願いします。
「ひそひそひそひそ」
(マナトさま)
(先生、くん!)
(マナト君…先生どうすればいいのか…)
(教科書通りにやればいい)
(教科書通りにやったら、マナト君、途中でぶっ壊れたじゃないですか…)
(リハの時は、先生がまっ先にぶっ壊れたじゃん…)
(そもそも、貴方始める前からぶっ壊れてましたよね?!)
(あれは先生が目の前で着替…げふんげふん!)
「…し、しかたない。普通に教えてくれればいい」
「わ、わかりました。では授業をはじめます」
先生が言うには、
ダンジョンが探索しつくされてしまうと、そこはもはやただのほら穴で、
冒険者が探索することもなくなる。
ただただ邪魔の一言なのだが、だからといって放置や放棄等してしまうと
やがて野盗が住み着くため、管理しないわけにもいかない。
そこでギルドは定期的に宝箱の補充や扉の再施錠、罠の再設置等を行い、
場合により、遠方から野生動物や魔物を仕入れてダンジョン内に放流し、
冒険者の探索が途切れないようにする。
これがギルド職員による、ダンジョンの手入れと冒険環境の維持管理だ。
このダンジョンの手入れは極秘で行われる。
手入れのスケジュールが知られてしまうと、補充物資狙いの野盗にギルド職員が
襲われかねないからだ。
大手ギルドではダンジョン管理業務専門の冒険者と契約して、
傘下のギルドに派遣するそうだ。
はっきり言って夢がないなぁ…
俺的には、ダンジョンコアみたいな魔法の産物が自動的に維持したり、
ダンジョン自体が生き物で、魔物をその体内で飼育していたり…
というのを期待していたんだが…
「自動維持管理用核ならありますよ?」
あるのか!先生、引き続き詳しく!




