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女神(自称)の御業の後始末  作者: ゆんど
第一部・第二章
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058 街の名は

「っていうか、この街に若返りの魔法が存在するとか知れ渡ったらヤバくね?」


そもそも若返りの手段が存在する時点でヤバいわけだが。

大抵の悪役は、不老不死を求めるのがテンプレだからな。


「ヤバいだろうな」


稀代の生活魔導士(オネーサマ)だって隠れ住んでるくらいだしな…

とうしよう、遺跡の話題広めたら有名になっちゃうよ…


「有名になるだろうなぁ…名前があれば」


は?名前?


「あんちゃん、この街の名前知ってるか?」


知らない…そう言えば一度も出てきてないな…


「街に名前なんて無いんだよ。あえて名前を付けてないからな」


マジか!俺はてっきりゆんどの手抜きで付けてないだけだと思ってたぜ…


というかそもそも遺跡発掘にゴーサイン出したのは町長(ナイスガイ)本人だった。

遺跡で有名になるのが嫌なら、発掘止めてるか…


「あんちゃん町長の事まで知ってんのかよ…まぁいいや、

 この先遺跡で有名になったところで、そんな街はどこにでもあるだろ?」

「むしろ、ようやくどこにでもある()()の街になれただけの、名も無き街なら

 大して問題にならないか…」


自分で言って思ったが、名も無き街の意味ちがくね?


「第一、生活魔導士が隠れ住むて言っても、

 別にコソコソ逃げ隠れしてるってわけじゃねぇからよ」

「違うのか?」

「生活魔導士が隠れてるのは…訊ねて来るやつの相手がめんどくさいからだとよ」


納得した。

チート持ちの俺ですらオネーサマ相手に何度も即死してるんだ。

一般人の死体処理とかめんどくさいわな。


…違うぞ俺、そういう事じゃない…ツッコミ不在時にボケんな俺。


でも来客の相手が面倒とか、雑貨屋としてどうなんだ?それ…


「ところでオッサン。若返りの魔法の話とか、俺に話してよかったのか?」

「大丈夫だろ?生活魔導士本人が話していいって言ってんだし…」

「言ってんのか!いつの間に!」

「いつか忘れちまったけど、あんちゃんが若返りの魔法に関わる話題に

 触れることがあっても、はぐらかさなくて良いってよ」


もっとも、はぐらかされてたら《ggrks》検索で全力で調べるけどな。


「そもそもあんちゃん、全部の話聞いて生活魔導士をどうにかする気になるか?」

「オネーサマを敵にまわして生きてる自信は全くないぞ」

「そういう事だろ」


ものすごく納得した。

若返りの魔法欲しさに、悪意をもってオネーサマに近づくなんてとてもできない。

味方でいる(何もしてない)現状ですら、何度も即死して幼児退行のオマケ付きなのに…


「まぁ若返りの魔法はいまや雑貨屋しか使えないからな。

 仮に居場所が知れ渡ってもどうにもなんねぇよ」


まぁオネーサマならそうか…

ってちょっと待てよ?


「オッサン…アンタの娘、若返り使ってんぞ?」

「…まじか?」

「なんかオネーサマの口伝で修得したっぽいな」

「ちょっと雑貨屋行くぞ、あんちゃん」


丁重にお断り申し上げます。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] >「まぁ若返りの魔法はいまや雑貨屋しか使えないからな。 オッサン、あんたも鯖背負ってたろーが!
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