表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神(自称)の御業の後始末  作者: ゆんど
第一部・第二章
74/1028

055 オッサンの奥さん

「お父さん…そういう話は本人通してからしてほしいんだけど…」


不穏な会話を聞きつけて、娘さんが会話に入ってきた。


オッサン、ジークはおろか娘さんにも確認取ってないんかい!

そのわりには、娘さんも特に気にしてなさそうだな…


ふと、娘さんに視線を向けたら、娘さんがお出かけスタイルだ。

どっか行くのかな?


「ちょっと雑貨屋さんとお母さんのところに行ってくるね」

「あいよ」


そう言って娘さんは出かけて行った。

雑貨屋さん(オネーサマ)とお母さんが一緒に居て、そこに合流かな?

それとも、ちょっと雑貨(お店)屋さんに寄ってから、お母さんのところかな?

どっちでもいいか…


娘さんのお母さん…つーかオッサンの奥さんってまだ未登場だったな…

そういや、美の魔導士って新単語も気になるし…

よし、オッサンに訊いてみるか。


「あんちゃんつまらんことに興味持ったな…」


オッサンが、ばつが悪そうな顔で俺に言葉を投げ返してきた。

いや…つまらないことはないだろう。純粋に気になるぞ。


「てか、お母さんのところ行くって、別居でもしてるのか?」

「まぁ別居と言えば別居か…墓参りの事だよ」


ちょ!…お母上はお隠れあそばされなさいましたのですか…

ちょっと動揺してミラの口調真似たけど全然ダメだった…


っていうか、この街墓地あったんだな…

ギルドと雑貨屋と別宅しかないと思ってた!

いやいや、そういう話じゃない。


うん、そうか!「ちょっと雑貨屋さんとお母さんのところ」というのは

「雑貨屋さんとお母さん」のふたりの墓に行くのか!

…やめよう。オネーサマに怒られる。


ちょっとどころか、わりと動揺してるな…俺…

どうでもいいことばかり真剣に考えちまった。


でもよ?娘さんやオッサンの年齢考えてもまだまだこれからって歳だろ?

…病気か事故か…いずれにしても、


「すまん、オッサン悪いことを聞いた」


興味半分で聞いていい話じゃなかったな…

と思ったけど、オッサンがそれを否定する。


「いや、そんな気にすることじゃねぇよ…勘違いするなよ。寿命だからな?」


おいオッサン、寿命とかマジで奥さんいくつだよ!!!!!!!!!!!!!

逆に興味津々だよ!

燃料投下すんな!

ホントはむしろ聞いてほしいのかよ!


俺は絶対にオッサンの口を割らせると決意した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ