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女神(自称)の御業の後始末  作者: ゆんど
序章
7/999

序章・裏

………


……




『やっと行ってくれたわ…』


女神は、心底けだるそうな表情を浮かべ呟いた。


―随分と説明を省略されたようですが大丈夫なのですか?―


白猫が女神のそばに近づき声をかける


『前は細かく説明して失敗したから、今回は逆に情報を制限しただけよ』

―それに【言語理解】を選択付与となさるのはいささか問題があるかと…あれは本来…―

『もう時間がないの。マナトがラストチャンスなのよ…余計な能力選ばれて使えなくなる転生者増やしたくないの』

―その物言いもいかがなものかと思いますが―

『うるっさい!もう失敗するわけにはいかないんだってば…』


白猫が言葉を発するのをやめると、女神はマナトの様子をうかがうために意識を集中し始めた…

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