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女神(自称)の御業の後始末  作者: ゆんど
第一部・第六章
628/1016

閑話 そうそれだ!

※前回までの女神末


ジークと娘さんは

視点担当の俺のことなどそっちのけで

ふたりだけの会話に花を咲かせていた。


そんな中娘さんは、


【サイクローンの引きこもりは、

 身バレ回避が目的のオーナー殿避けの手段である】


という仮説を提唱したのだが……


だがしかし!

残念ながら、この仮説には反論の余地がある!


さて、その反論の余地というのは……

「えーと娘さん?

 確かにサイクローンは『らび・らいふ(遺跡型迷宮核)』設置場所に引きこもることで

 オーナー殿との接触を避けたかもしれないッスけど……

 でもその引きこもり場所には

 【『本物のケンオー』を知る()()()()】が居るッスよ?」


そう、それだ!

【『本物のケンオー』を知る人物はオーナー殿ただ一人!】

……というワケではない。


先代の護り手(今はくろいぬ)』である『ヒッキーズの相方(オーナーの兄上殿)』も、

当然『本物のケンオー』を知っているのだ。


「そういえばサイクローンの他にもう一人、

 『らび・らいふ』に熱中していた人物が居ましたね……」


そう、それだ!

『もう一人の人物』こと……

【サイクローンとともに『らび・らいふ』設置場所に籠る

 『もう一人の人物(ヒッキーズの相方)』こと『兄上殿』】

……のことも、たまには思い出してあげてください。


「それだと、いくらサイクローンが

 オーナー殿との接触を減らすために引きこもっても、

 今度は『兄上殿との接触』が増えるッスよ?」


そう、それだ!

そんな『兄上殿』とともに同じ場所に籠るとか……

それはもう身バレを避けるどころか、

『むしろ積極的にバラシに行ってるだろ?』

ってツッコみたくなるくらいの勢いだ。


さて娘さん?

これらの反論点を見事切り返してもらおうか!

そんなことより

体重8kgの巨体を誇った愛犬のチワワが

本日未明永眠いたしました……

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