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女神(自称)の御業の後始末  作者: ゆんど
第一部・第六章
589/1015

閑話 普通にやめてもらっていい?

俺はマナト。


今回は閑話なので、

場面はもちろん『執事喫茶セバスちゃん 屋内テラス』で、

ジークや娘さんに俺の思い出話を語っているワケである。

「――つまりミラさんは、

 『何度でも聞くようにする』を『何でもする』と、

 聞き間違えたフリ(・・)をして

 マナトさんに『何でもする』を押し付けたってことですか?」


そういうことだ娘さん。

ミラは『無理を通して道理を引っ込め、自分の望みを押し付ける』という

『必殺!ミラマシンガン』をぶっ放し、

見事に俺に『何でもする』を押し付けたというワケだ。


ちなみにそれは夜明け前……

まだまだ街の皆さんが安らかな睡眠を堪能している時刻だというのに、

ミラときたら『『意識«共有»対話(リモートチャット)』をフルに活用して

その『用意された諸説(数百)ある推論』を弾丸として装填し、

『必殺!ミラマシンガン』改め『超必殺!ミラガトリング』をぶっ放し、

俺の睡眠時間をガリガリと削り続けるワケだが……


「その推論の内容を全て

 今から『必殺!マナトマシンガン』に装填して――


「アニキ? 自分もヒマじゃないんで普通にやめてもらっていいッスか?」


――『マナト銀玉鉄砲』は引き金を引くことすら許されなかった……


「ところでアニキ? 一日って長いんスね……」

「えぇと……マナトさんが街に着いた日の(『257』)を聞いたのが去年の――」


娘さん? 投稿日時(メタ視点)で語るの普通にやめてもらっていいか?


「――それ(メタ)はともかく、話が長すぎません?」


……ブレないな、娘さん……

だが、まぁ確かに話が冗長になりすぎた感はあるなぁ……


というワケで、この後の話は全カット――


「いや、全カットとか極端すぎるから普通にやめてもらっていいですか?」


……むぅ……世知辛い……


「そう言えば、アニキ。オーナー殿とランチの約束してたんスよね?」


あ! そうだった!(うむ、そのとおり!) すっかり(ジーク、)わすれてたぜ……(よく覚えてたな!)


「アニキ、忘れてたんスね……」

「マナトさん? セリフとルビが多分逆……」


おっと間違えた!

よ、よし! 次はオーナー殿とのランチタイムの話を語ること(思い出す)としよう!

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