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女神(自称)の御業の後始末  作者: ゆんど
第一部・第六章
557/1015

450 魔リスを狩るモノたち

オッス! 数話ぶりの俺視点(マナト)だぜ!


それはさておき、魔リス追討の冒険者と遭遇したカシスさんは、

全力の『普通のリスだよ!』アピールで、

見事その場を乗り切ったとのことだが、


相手にしてみれば、

目の前にいるのは『普通のリス』どころか、

【孤児院住民を簡単に全滅させる凶悪な魔物】

……かもしれない『怪しいリス』なのだ。


そんな『凶悪なリス』を討伐しに来るようなヤツらなら、

それなりに高ランクだったハズだ。


そんな連中が簡単に『普通のリス』アピールを納得するものだろうか……?

『……ってマナトが言ってるけど、どうなんだい?』


=いや、どうって言われても……

 まぁ高ランクっぽかったけど、

 見た目じゃランクはわからないよ……=


ですよねぇ……


『冒険者ランクがわかりそうな会話とか、してなかったかい』


=えーと…… どうだったかな……

 あぁそうだ! 

 あのひとたち、確か……

 『オレたち、この仕事(リス討伐)が終わったら『ゆうしゃ(Aランク)』に昇格するんだ』

 ……って言ってた気がする!=


『ということは、そいつらは『つわもの(Bランク)』か……』


なるほど、思った通りに高ランクっぽいな……


『まぁ飛び級狙いの『いっぱし(Cランク)』か、それ以下の可能性もあるけどね』


むぅ……どっちだろう?

よし! 実際にこの目で見てみるか!


ってことで、ちょっと【記憶の支配者】で、

カシスさんの記憶の中の冒険者連中の姿を見てみたのだが……


-----------------------------


ひとりは、身の丈ほどの大きな両手剣を持ったヤツで、

【神眼】によれば、こいつがリーダーのようだ。


ひとりは、金属の全身鎧で身を包む、見るからに屈強そうな……

いわゆる防御役(タンク)ってヤツだな。


そして最後に、荷物持ち(ポーター)やってるヤツ。

コイツは多分『盗賊』(※野盗でない)だろうな……


-----------------------------


『これはまた、見事なまでの典型的な(お約束的)『バランス型』チームだね……』


【英知】の言う通り、

このチームは『前衛』『壁役』『支援役』の三拍子揃ったバランス型だ。


ここに『回復役』と『魔法使い』を加えれば……

はい『お約束鉄板チーム』の出来上がり!


どんな高難度RPGでも、サクサク攻略出来ることでしょう!

(※あくまでも個人的な感想です)

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