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女神(自称)の御業の後始末  作者: ゆんど
第一部・第六章
503/1015

406 どうかしてるぜ!

『異形の悪魔』はオーナー殿の兄上が『彼の者』(生成素材)に戻したから、

サイコさんに成り代わるのは不可能になったわけだが……

『いや、だからそれはさっき(402裏)も言ったけど

 ×:【『異形の悪魔』を生成素材(『彼の者』)に戻した】

 〇:【『異形の悪魔』を生成素材(『彼の者』)の姿に変えただけ】

 なんだってば!』


あぁ、そんなこと言ってたっけ……


『っていうか、

 『僕の魂魄』と()()()()()【英知の守護神】が

 『次代の護り手』に引き継がれた時点で、

 『僕の死』は明白なんだから、

 『異形の悪魔』を生成素材(僕の身体)に戻しても、

 『魂魄の抜けた僕の亡骸』にしかならない事も明白なのに、

 『僕は意識を失っていただけですぐに目を覚ました』

 と皆が思ってるんだから、()()()()()()ぜ!』


「……あのさあ……」

『うう…… マナトの視線が僕の亡骸よりも冷たいよ……』


……コイツ、マトモなこと言ってるかと思えば、

ちょいちょい余計な一言を放り込んできやがって……


「で? 『亡骸』にしかならないハズのお前(『彼の者』)

 『意識を失っていただけですぐに目を覚ました』

 ことになってるのはなんでだぜ?」


『だからそれは、そもそも僕の身体でも『亡骸』でもなくて、

 【生成素材(『彼の者』)の姿をした『異形の悪魔』】

 だって言ってるじゃないか!

 僕の姿の『異形の悪魔』が、

 僕に成り代わって目を覚ましただけの事だったんだよ……


 ……って、なんでだよ!

 『異形の悪魔』は『サイコさんクローン』のくせに、

 なんでサイコさんではなく僕に成り代わるのさ?!』


……知らんがな……


-それはね、

 【『異形の悪魔』を『生成素材(『彼の者』)』に戻しちゃったから】だよ-


「え? アニーには分かるのか?」


-そりゃもちろん。

 なんなら、さっき(404で)【英知の守護神】が言ってた、

 【【ダメ絶対】をやらかすと、

  【それを咎めるかのようなナニカ】が生成される】

 ことも含めて【英知の守護神】よりも詳しく説明してあげようか?-


『へぇ……『僕よりも詳しく』だって?

 面白い! ならば説明してもらおうか!』


え? 次回、守護神VS自称女神?

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