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女神(自称)の御業の後始末  作者: ゆんど
第一部・第一章
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031 さあシリアスを始めよう

俺はギルドを出るとすぐに

“誰も俺を認識できない”と念じながら【認識操作】を行使し、先ほどの街はずれに向かった。


街はずれではオッサンが絶賛ぶっ倒れ中の団員を介抱(叩き起こ)して回っていた。

その中には最初に敵襲だと駆け込んできたアイツの姿はない…

あたりを見回すと……

居た!森の木陰から自警団の様子を遠巻きにうかがっている。


俺は近づきつつ【神眼】を行使した


-------------------------------------

街人:を自称するナイフとスカーフをこよなく愛するケチな盗賊。

   盗賊団でも一番若い18歳の下っ端。

   いずれは盗賊団の頭領にもなれる優れた才能を持っている。

   能ある鷹を気取って優れた能力を隠していたために、

   役立たずと思われて、口減らしのために団を追い出された。

   スパイとして送り込まれたことになっているが

   アジトは既に破棄されている模様

所持技能:《スリ》:とても鮮やか。被害者がスラれたことに気づかない。

          …が、この街では大した収入にならないため使ってない。

     《空き巣》:すごく手馴れている。

           どんな家でも侵入の形跡を一切残さない。

           …が、この街では侵入したところで金目のものがない。

     《鍵開け》:開かずの金庫開錠番組に出演できるくらいすばらしい。

           …が、この街ではオネーサマしか持ってない。

           なおオネーサマを敵に回すとどうなるか…

     《短剣戦闘》:多分オッサン以外の団員全員一度に相手にできる。

-------------------------------------


やはりか…予感が的中した。

なぜ怪しいと思ったかは後で教える。

今はとりあえず…


俺はコイツの背中に回ってその首を引っ掴む。

その首に触れた瞬間に【認識操作】が解けて、コイツに気づかれた。

直接掴めば、そりゃ認識できるようになるか…


「なっ…てめぇ…いつの間に!ってか何してやがる!離せ!」


気付かれたところで、もう遅い。

…俺が当然、何をするか、もうおわかりだろう。


《隷属の首輪》行使!

…これ、ぶっつけ本番での使用だが、おそらくはテンプレ通りの効果を持ってるはずだ。


ってか、認識操作→隷属の首輪のコンボ凶悪過ぎじゃね?


「ぐあっ」


俺の触れている場所にバチッと電流のような衝撃を感じ、驚いて手を離してしまったが、コイツの首にはしっかりと首輪が巻きついている。


「な…なんだこれ…首輪?てめぇはずしやがれ!」


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