表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神(自称)の御業の後始末  作者: ゆんど
第一部・第五章
289/1015

閑話 とっちらかった情報のまとめ

みなさんこんにちは。

エルダー討伐隊の珍道中をモニタリングしつつ、

巣窟都市(すくつたうん)のエネミー生成を駆使して、

『ご都合主義全開』を演じていた『迷宮の神様(ダンマス)』マナトです。


なんか、番外と裏続きで情報がすっかりとっちらかってるので

ここらで、おさらいとまとめを兼ねた情報整理をしようと思います。


ところで、ミラさんよ…なんで代わりの支援者に

コア・クリエイションのギルマスを紹介しようとしてるんだい?

俺、こいつらに関わりたくないんですけど…

「はい!マナトさん、質問です」


いつになくはぐれモブが積極的だな…


「副隊長さんって本当に『ゆうしゃ』なんですかねぇ?

 私の見立てだと、間違いなく『むしけら』の実力ですよ?」


ほう…やはり、はぐれモブもギルド受付嬢のはしくれだな。

冒険者を見定めるための確かな目を持ち合わせていたようだ。


まぁ、副隊長の情報のまとめから始めてみよう。

・副隊長は『冒険者専門学校の首席卒業生の飛び級ゆうしゃ』

 …と()()()()()()()『裏口むしけら』。

・『見直し隊』の支援者(スポンサー)がその事実を隠して副隊長に推薦した。

・金づるが欲しかった隊長さんは、副隊長の素性を疑うこと無く雇い入れた。

・つまり隊長さんは、副隊長を『ゆうしゃ』と信じている。

という感じだな。


「隊長さんは副隊長さんのランクの見直しを決意したみたいですねぇ」


そりゃ、リザードを本気でレッサーとか呼んで、

しかも怯える『ゆうしゃ』なんてなぁ…


さて、その隊長さんの情報はというと

・元冒険者でギルマスの父親に鍛え上げられた、『つわもの』並の実力の持ち主。

・その父親が本人には内緒で『ゆうしゃ』に査定した。

・つまり隊長さんは、自分自身のことも『ゆうしゃ』と信じている。

・『竜の楽園』に実際に入るまで、ドラゴンの存在は半信半疑だった。

ってところか…

で『見直し隊』のモブ隊員は

全員が『つわもの』という名の裏口卒業生(むしけら)』…だったっけ…


「結局、モブに限らず、隊員全員のランクがおかしいじゃないですか!?

 この人たち、冒険者としての活動はどうしてたんですかねぇ…」


冒険者活動そっちのけで『悪徳ギルマスの摘発』に専念してたらしいな。


ただ副隊長だけは、見直し隊の支援者から、

『食材レアリティ詐欺師の摘発』という指名依頼を受けていて、

俺がその詐欺師と決めつけられたわけだ。


『その支援者提供のレア食材を『ゆうしゃ』の討伐品として売り込む』

という指名依頼も受けているようだが、

実際にはレア食材じゃないのに、副隊長は本物だと信じているんだな。


「そう言えば、グランドマスターは

 例のマンドラゴラも実は芋だといち早く見抜かれましたね」


まぁこの辺は【神眼】使えばすぐわかるからな。


「その支援者は副隊長さんに、どうやって食材を提供してるんですかねぇ?」


【神眼】でもそこまでは分からなかったから、本人に訊いてみないとだな…


「ところで、グランドマスター。

 私は、その支援者が副隊長に出鱈目な知識を刷り込んで、

 それこそ『詐欺の実行犯』として利用しているように思うのですが?」


ふむ…人事部嬢さんの言う通りのような気がしてきたな…

ミラも『問題があるのは副隊長ではなく支援者の方』と考えているし、

『見直し隊』は一刻も早くその支援者と手を切るべきかもな。


だがミラよ…その支援者と手を切るのと俺が支援者になるのは別の話だよ?

絶対に俺を紹介なんてしないでいただきたい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ