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女神(自称)の御業の後始末  作者: ゆんど
第一部・第一章
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008 説明それと説明

「って『あたしの能力』とかやっぱりこっちがミラじゃねーか!」


俺は白猫をネコ掴みで持ち上げ、大主に突きつけた。


「というか、余りものがミラの能力って、ミラを封印して余ったってオチじゃねーのか?」

『いやあ…あっさりバレちゃったねぇ…』


大主が苦笑いを浮かべながら、あっさりと認めた。

おい大主…異世界転生モノで転生させたヤツの能力とかチート中のチートじゃねぇか…


「…せつめい…それと…せつめい…」


ヤバい。驚きの連続で“ミラの説明それと能力の説明”という言葉が出なかった…

が、大主にはきちんと伝わったようで説明し始めた。


能力(作者注:能力名が【】で囲まれたものの事です)というものは行使の際にエナジーソースというものが必要だそうだ。

このエナジーソースというのは、先ほどの通り「〇〇の名において」というように神の名前自体から引き出されているため、

白猫に封印されたミラをミラとして認識してしまうと、エナジーソースが白猫になってしまうらしい。


「エナジーソースが白猫になるとどうなる?」

『この白猫の体で、能力行使に必要な()()()が足りると思うかい?』


なるほど…明らかに足らなそうだ…


『だから、この白猫はアニーなんだよ!この白猫はアニーなんだよ!大切なことなので2度言いました』

「あっはい」


笑顔が怖かった。これは無条件で納得しないといけないやつだ。


『そして能力についてだけど…ミラを封印すると転生者もろとも封印されると言ったよね?』

「だから心を入れ替えた…だったな?」

『すると今度は【ミラの能力】を行使する者が居なくなり、余ってしまった』


俺はミラを示し


「こいつが行使すればいいんじゃね?」

『彼女は“白猫の中身をミラと認識”してしまうから無理なんだ』


それもそうか…自分は自分を自分としか認識できないだろうな。


「余らせとくとどうなる?」

『転生者が加護を失う』


俺はその場で四つん這いに崩れ落ちた…

俺の人生でまさかリアルにこんな崩れ落ち方をするとは思ってもみなかったよ…

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