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序章・後7
女神も白猫も予想だにしなかった結果なのだろう、その映像を観て唖然としている。
女神は、青ざめた顔で何やら声にならない声で呟いているようだ。
…『また失敗した』とか『間に合ってなかった』とか繰り返しているのがかすかに聞き取れる。
一方で男性は表情を変えることなく
『君の関わった転生者とは多分、この奴隷の事だと思うけどこれが巻き込まれた事件ってことかな?
…まぁこれを見る限り冤罪のようだし、冤罪を晴らすには確かに我々の介入が必要そうだねぇ』
と女神に問いかけるが、おそらく女神には聞こえていないだろう。
というか…ネコすごいよネコ!完全に報告した通りの結果だよ!
まぁその様子を見る限り、たまたまそうなったようだけど!
男性はしばらくの間無言で女神が落ち着くのを待ち、問いかけた。
『さっきの報告は硬すぎで長すぎだ。君の言葉で30文字以内に略して報告しなおしてくれないか?』
『大失敗です。申し訳ございません。ご容赦ください』
女神が崩れるようにひれ伏した―――
だいしっぱいです。もうしわけございません。ごようしゃください(30文字)




