表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神(自称)の御業の後始末  作者: ゆんど
第一部・第二章
101/1039

082 巣窟都市機能追加パッチver1.01

俺は管制部のモニター前で、稼げるダンジョンについて悩んでいた。


ここで、最初に生成して今は凍結している100階層ダンジョンを再設置しても

野盗が深くまで潜るとは思えない…


適当に浅くて実入りのいいダンジョンがいいだろうけど、

浅いダンジョンは階層ごとの強弱をつけにくいな…


いっそ、入るたびに中が変わる()()を再現してみるか…。

極端に稼げる時と、全く稼げない時がランダムに決まる一獲千金型。


いくつか独立したダンジョンを用意して、ワープドアの設定をそのどれかに

ランダムで飛ぶようにすれば

まぁ、見た感じは日替わりダンジョンになるだろう。


と思ったのだがランダムワープの設定ができなかった…

何処に飛ぶかわからない強制ワープの罠なら作れるのにな…

入り口にそれを仕込んでみようと思ったが、グループだと一人ずつ

バラバラに飛ばされてしまう。

それはそれで楽しめそうだから、いずれ導入してみよう。

だが、今欲しいのはこれじゃない。


いっそ発想を逆転させて、ランダムワープドアの設定ができる、巣窟都市の続編を

新規に【創成】してみるのはどうだろうか?

と思って試しに【創成】したところ、一応成功した。

…但し思ったのと違う(コレジャナイ)のが。


------------------------------------

巣窟都市(すくつたうん)ポータブル〕:保有する巣窟都市(すくつたうん)に以下の機能を追加する

           :管制部の遠隔操作

           :お手軽生成モード

           :ランダムワープドアの設定機能

           :グループ単位の強制ワープトラップ機能

           :入るたびに中が変わる、すとれんじだんじょんモード

------------------------------------


機能追加パッチが、俺の魔法として【創成】されちゃった。

新作発表してたのに携帯ハードに移植しちゃった気分。


遠隔操作追加で、いちいち管制部に来る必要なくなったのは便利だな。

お手軽生成モードってなんだろう?…ヘイ《ggrks》!


<適当に特徴や条件を指定するだけで、希望通りに自動生成します>


なるほど、だからお手軽なのか…

っていうか、入るたびに中が変わるそのものズバリのモードできちゃったよ…

これあるなら、ランダムワープドアもグループワープトラップも要らない…

まぁあれば使う事もあるだろうけど。



試しに〔巣窟都市(すくつたうん)ポータブル〕を行使してみたら、

俺の視界にちっこい操作画面が現れた。

この画面は俺にしか見えないようだが、いかんせんちっこい…

操作は念じるだけで行えるようだ。

うん。まるっきりパソゲーのスマホ移植だな。


ダメもとで【俯瞰】で表示できるか試してみたらビンゴだった。

これでパソゲーライクな大画面操作ができそうだ。


―まーた、マナトが【俯瞰】の無駄遣いしてる―


アニーの軽蔑のまなざしが俺の背中に突き刺さる。

無駄じゃないよ…この街の野盗問題を解決する有効的手段なんだよ…


俺は、そのまなざしを背中に突き刺さしたまま、


[低難度5階層]

[すとれんじだんじょん形式]

[遺跡型]および[自然洞窟型]

[階層ごとに難度アップ]

[適切な報酬の宝]

[トラップ設置あり]

[最下層に低難度ボス]


と特徴指定してお手軽生成を起動する。

ポータル1階奥の壁の真ん中に設置したボス部屋への扉を横にずらして、

その隣にもう一枚の扉を設置する。

増やした扉の先は古代の叡智、遺跡型迷宮だ。

その手前に地下への階段を生成。

階段を降りた先を自然洞窟風に生成し、雰囲気溢れる鉄扉を設置。

これで、洞窟の上にポータルがあるように見えるだろう。

扉を開ければ自然の浪漫、洞窟型迷路だ。


その出来に満足した俺は、地上に帰還した。

マナト:そういやオネーサマみたいに、

    商用以外で巣窟都市(すくつたうん)完全版を入手するひとも居るんだな。

アニー:そりゃもちろん。完全版は金持ちの道楽でもあったからね。

マナト:他にはどんな使い方があったんだ?

アニー:出口のない迷宮を刑務所にしたり、魔物量産して軍の訓練所にしたり、

    地下都市作ってテロ組織のアジトだったりかなぁ?

マナト:裏社会にも出回ってたのか?

アニー:もちろん。攻略が無理ゲーな高難度迷宮作って、

    お金が返せなくなった債務者を迷宮に放り込んで…

マナト:なんか全滅までの時間を賭けるとか言い出しそうな気が…

アニー:一応攻略出来たら賞金出るけど、大体そんな感じだね…

    それとかゴブリンやコボルトやオークを量産して発情させといて、

    その中に、悪人におイタして怒らせちゃった…

マナト:発言に気をつけろ?この作品、R15までしか保険かけてないからな?

アニー:おっと!まぁ…大体想像つくよね(くっころ展開)って言う…

マナト:聞かなきゃよかった…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ