表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神(自称)の御業の後始末  作者: ゆんど
序章
10/1014

序章・後3

(おい、元の世界と同じ姿での転生はできないんじゃなかったのか?)

―彼女の場合、【健康な体】を付与するにあたり体自体を構成しましたので元の姿となります―


それができるなら俺にも同じことができたはずだが…いや、考えるのは後だ。


「どうやらお気に召したようですね…」


レイの顔を見ながら考え事をしていた俺の様子を、この男は見とれていたと判断したようで、

満足げに頷きつつ、奴隷の首に巻かれた首輪を示した。


「いつものようになさいますか?それともたまには血を使いますか?」


―この首輪は隷属の首輪で、巻かれた者の意識や感情をコントロールします―

(なるほど。いつものように…とは?)

―首輪に小さなプレートが二つ付いているのがわかりますか?―


言われてちらりと視線を向けると小さなプレートが見えた。


―そこに人買いと貴方が同時に体液を塗ることで奴隷の授受を行います。

 体液は血液でも唾液でも構いませんが、その体の人物は指に唾液をつけて行うようです―

(なるほど…)


「いつもの通りでいい」


俺がそう答えると男は、わかりました。と自身の親指をなめた。

俺も男を真似て親指をなめる。


「では始めましょう」


俺はその男と同時に首輪のプレートに親指を押し付けた。

それだけで、授受は完了のようだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ