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3 ダンジョンについた
朝。俺は荷物をまとめダンジョンへ向かう。隣町のダンジョンだ。
この世界にはダンジョンが多い。野生、野良のモンスターも多いが、ダンジョンにはその地域には珍しい植物やモンスターが多く独自の生態系が作られている。
薬の材料となったり、嗜好品としてダンジョン産の素材は多少色のついた値段で取引される。
隣の町のダンジョンはこの辺り平原地帯には珍しい、雪系統のモンスターや植物のダンジョンである。階層こそ浅いものの近辺には雪系統のダンジョンや雪の降る地域などがないので初心者から中級者までがこのダンジョンに向かう。
「ついたな」
俺は入迷許可書を入り口に持っていく。
入迷許可書は国の役場で発行される。
迷宮つまり、ダンジョンに入るための許可書である。
「あんた一人だな?こちらは一切の責任を取らない、ここに署名してくれ」
入り口の警備兵に促され記名する。
「ホセ、でいいのか?これで手続きは終了だ。武運を祈る。」
「ありがとう」
そうしてホセはダンジョンに潜る。