463話 DBS搭載部屋の価値は?
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昨日からタイミング悪く行けていなかった、DBSが搭載された部屋に向かっている。でかいサイズの部屋だったから、どんなものが置かれてるか気になっていたんだよな。緊急性がなかったから、急いでいこうとも思わなかったけど。
ランキングとかあったりするのかな? それだったら、たまに負ける必要が出てきそうだな。あまり強くて一気にランキングを駆け上がったら、敬遠されそうだし。そこらへんは後で考えよう。今はどんな部屋なのか気になる!
「ん~なんというか、隣の部屋のスプリガンたちがいる部屋に似てるな。ん? 観戦ボタンなんてあるんだ! ダンジョンバトル観戦一試合一万DP……DP払わんといけないのか? 旅館のテレビみたいなシステムだな。
俺からしたらたいした金額じゃないし、色々観戦するのも悪くないかな? そうすれば敵のダンマスがどのくらい強いか分かるな?」
その後も何ができるのか確認していく。分かったのは、正確なランキングはないが、いつ勝負したのか、勝負数、勝率、神たちが勝手につけたランキングなどが、見る事ができるようだ。競馬みたいに、神たちが何かをかけて、楽しんでるんだろうな。神たちって何をかけてんだろな?
それ以上に気になるのは、ダンマスの数だな、〇戦〇勝っていうのが七割以上占めているが、現存しているダンマスで、およそ一〇〇〇万程はいるようだ。
DBSを稼働させているダンマスで、二〇〇万ちょいいるとなると……圧倒的に強くて、戦いたくなくなるのがバレるか? と思うくらい多い数がいるようだ。
前に他にもこの星みたいに、ゲーム盤にしている星が大量にあるって話だからな。一〇万個星があるとして、一つの星に一〇〇人前後のダンジョンマスターがいるってことになるのかな?
ん~この星にあるダンジョンで、情報が入ってきている数を考えると……計算が合わない気がしないでもないけどな。大陸がここだけとは限らないし、隠れてるダンジョンもあるだろうから、少ないのかな?
試しに一つ試合を見て見るか。
「観戦モードっと……一人で見るのはどうなんだ? でも、観戦モードを試していないのに、どんなのが見れるか分からないし、どれか見て見よう! 今やってるダンジョンバトルは、十二万ちょっと? 二〇〇万人ちょいくらいいるから、その一割位がバトルしているってことか。
多いんだろうか? おっ! 試合経過時間とかあるのか、なら一ヶ月、二十八日に近い奴を選ぶか? 二十日くらい経過してるやつから選ぶかな」
ポチポチボタンを押して観戦に入る。
「ん? ダイジェストとかあるんか。便利なシステムだ、誰がダイジェストを作っているか気になる所ではあるけど。過去の映像が見れるとなったら、一から見なきゃいけなくなるんだもんな。
ダイジェストになってれば、時間も短縮できるもんな。それにバトルしているダンマスも、一日中張り付いてるわけにもいかないか」
神たちも自分たちの娯楽に対する事だけあって、色々考えてるんだな。自分たちが、たくさんある試合の中から一から見るのが面倒で作った機能を、ダンマスに流用している線が濃厚だけどな。
十二万試合を超える試合の一日分のダイジェストでも、一日中楽しめる事だろう。足りないなら、画面を複数にすればいいだけだしな。となれば、いくつか観戦できるようにしてみんなを呼ぶか。
「よし来れる人は、全員来てもらおう! スプリガンのみんな! ちょっと俺の妻たちにダンジョンバトルの観戦ができるから、手の空いてるメンバーだけでいいから、来るように伝えてくれ。後は……ブラウニー、何か軽くつまめるものをお願い」
俺の指示を聞いて、行動に移していた。
「みんなが来るまでに、いくつか試合をチョイスしておくかな。やっぱ同じくらいのダンジョン同士がいいんだが、神たちのランキングはあてにならないだろうからな。あれは面白さや意外性でつけられていて、かけのオッズを決めるランキングだからな。
強くなくても面白かったら、ランキングが高い奴もいるだろう。その証拠に勝率二割のダンマスが、上位にいたもんな。格上としか戦わないから、勝率がっていっても……格上が分からんのに、どうやって戦うんだかな?」
みんなが来るまでに、何ができるか再度確認していると、エントリーボタンを発見する。これはどうやら誰かを指定して戦う事は出来ないようだ。
ただ五人まで試合を拒否したい相手を入れられるらしい。このせいであまり強すぎると、試合ができなくなるってことか。これがなければ、試合ができなくなるなんていうトラブルが無くなるのにな。廃止してくれよ!
『無茶言わないで!』
また来た。俺の心の叫びまで反応しないで!
『あ? そうなの? 本の続き気になるから読んでくるね! またね~』
ん? 別に覗いてたわけじゃないのに、俺の声に反応したのか? 無駄に性能がよくなってるな。
しばらくすると妻たちが集まってきた。来れたメンバーは、半分程かな? 年長組は全員仕事を優先しているのかな? 年中組は、三人来てないか、姉御組も三人来てないから、だいたい半分くらい集まったかな。
「急に呼んでごめんね。ダンジョンバトルを行うための部屋で色々調べてたら、他のダンジョン同士のバトルを観戦できるみたいだから、みんなを呼んだんだ。みんなの意見も聞きたくてね。動きのないバトルじゃなくて、ダイジェストで見れるから、魔物とか見える範囲のダンジョンの評価をしてほしいんだ。
俺も昨日ダンジョンを作ったけど、強すぎないように調整はしたつもりなんだけど、敵の強さが分からないからね。ちなみに俺が昨日作ったダンジョンの魔物のリストね」
年少組はリストを見て、ご主人様は人型でそろえたんだね、と緩かったが、年中組のメンバーは微妙そうな顔をしていた。何か問題があったかな?
「ご主人様、ダンジョンの最終ボスにしては、Aランク上位のオーガキングは微妙じゃないですか?」
「そうなんだけど……Sランクの魔物って召喚できないからさ、強化して何とかならないかな? って思って強化してみたんだけど、微妙かな?」
「Sランクの魔物が召喚できなくても、Sランクの魔物ならいるじゃないですか、わすれたんですか?」
「あっ! 今度様子を見に行こうと思ってたのに、行くの忘れて存在自体忘れてた!」
「あのアンデッドを使えば、ちょうどいいんじゃないですか? 絶対服従の状態なんですから、多少強化しておけば、やられることもないと思うんです」
「それはそれでありだな。でも、あいつって何ができるんだろうな? そこを確認して問題なさそうなら、あいつにボスを任せよう! それにダンジョンの管理も任せればよくね? もともとダンマスなんだしな。あのダンジョン限定で稼いだDPで自由にできるようにするか?」
忘れ去られてたノーライフキングが、ダンジョンバトルのためだけに引きずりだされる日が来たようだ。
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