369話 ゴーストタウンの現状
今年一年ありがとうございました。
1度投稿忘れをして定時にあげられませんでしたが、毎日投稿することができました。
読んでくださる方達のPV数に助けられて続けてこれました。
今年一年で評価が2000pを超えました。12月に入ってから行くといいなって思っていたポイントに到達出来てうれしいです。ブクマや評価してくださった皆様ありがとうございます。それ以外の方々も本作品を読んでくださりありがとうございます。
これからもゆるく、思い付きで冒険を書き足していこうと思います。
時は流れて半月が経った。思ったより三作目・四作目が早くクリアできてしまったため、少しやりこみをしてしまった。
四週間ゲームをやり続けた俺は、変な満足感を味わっていた。日本にいた時には絶対できなかったであろう、一ヶ月丸々ゲームに費やす生活。何をしなくても稼げる状況で、ごはんを準備してくれる人たちがいる状況なんて、まずありえないもんな。
「ふはぁ~満足なり! さて、一ヶ月ゴーストタウンの事に触れてなかったけど、どうなったか確認しなきゃな、っても明日だな。のんびり今お風呂に入って、妻たちとイチャイチャしよう!」
お風呂に入りに行くと、すでに妻たちが入浴していた。年少組がお互いの背中を洗いっこして、輪になっているのが微笑ましかった。そんな様子を横目に見てからそのままサウナへ突入する。
大半の妻たちにはサウナは不評なのだが、姉御組だけは気に入ってくれていているようでよかった。
サウナから出て体を洗い水風呂につかる。身体を冷やしてから湯船へ移動し、先に使っていた年少組と会話をしながらつかっている。
年長組や年中組は、髪の手入れに時間をかけているようで、毎日ニ十分以上は時間をかけて手入れをしているようだ。日本にいた時によく聞いた話だな。
夜は、もちろん年長組と姉御組とイチャイチャしてから寝ました。さすがに全員の相手はしんどかったので、みんなが満足するまでキスなどをしてから寝たから、夜中の三時過ぎになっていた。
朝目が覚めると非常に眠たかったが、いい疲れで寝れたので体の疲れはすっきりと取れていた。朝食はいつもの時間で、その前にみんなでストレッチを行ってから食べに行った。
今日も相変わらず美味しいビュッフェだな。毎日同じ形式なのに使っている食材がちょっとずつ違うのがすごいよな、一流レストランでも毎日少しずつ違うメニューは、なかなかないもんな。これからもよろしく!
朝食が終わり少し休憩した後に、ゴーストタウンの報告を聞きにお城へ向う。ゴーストタウンの領主と専用の鍛冶場を手に入れた老ドワーフは、ギリムという名前だという事だ。あいつらは老ドワーフとくくって呼んでたから、初めて名前を聞いた気がするな!
小さな犯罪はいくつもあったようだが、貴族が起こす犯罪はこの一ヶ月全くのゼロだったそうだ。ニ日目に処刑された貴族の事を考えれば、自分も殺されるかもと思うだろうな。
ただこの話には続きがあって、貴族本人が入ってこないで部下たちが入ってきて、問題を起こしていたという落ちだったそうだ。ダメじゃんか貴族共!
他にも小さな問題はあったそうだが、やはり多かったのが冒険者たちによる、強姦や強姦未遂だったようだ。
俺がゲーム月間に入っていたため俺に相談するのではなく、四大精霊や光・闇精霊、他にもいろいろな精霊たちに相談したがいい案が出なかった。
それで、ギリムが下の階層で農業をやっているノーライフキングに意見を求めたら『サッキュバスでも召喚すればいいんじゃね?』と言う事でいい意見をもらえたそうだ。
だけど、四大精霊に召喚できるか確認してもらったところ、サッキュバスの名前が見当たらなかったそうだ。
仕方がなく再度ノーライフキングに相談すると、ノーライフキングは自分で召喚できるようだったのだ。
DPを渡してサッキュバスを召喚してもらってもよかったのだが、DPを渡して他の悪魔系の召喚もできるようにという事で、高ランクの悪魔を召喚してもらって妻たち全員で討伐していたそうだ。
そうしたら召喚できるようになったので、娼館【淫魔の館】を立ち上げたと。これには続きがあって、サッキュバスで男のストレス発散を考えるなら、インキュバスで女性のストレス発散を考えてもいいのでは? という話になり、色んなタイプのサッキュバスとインキュバスを取りそろえたらしい。
そうすると、連日大盛況で稼ぎのほとんどを消費してるのではないかと思うほどの、お金が集まってきたそうだ。サッキュバスやインキュバスは、みだらな感情を食べて満足、男も女も極上の体験をできて満足、俺はお金ががっぽがっぽで満足? 誰も損しない関係だな!
質の悪い冒険者は絶対いるので、自衛できるようにLvはあげてそうだ。他にも、リビングドールを各部屋に配置しており、逃げる時間を稼ぐくらいはわけがないそうだ。
これにより性犯罪が一気に減ったらしい、これでも無くならないのは、高い金を払って事をいたすのは馬鹿らしい、と言って襲うアホ共の所為だろう。
そんな奴らは公開処刑じゃ! 他にも拷問をするって話だったが、今のところいい案が浮かんでこずに、襲われた娘たちが気の済むようにする以外の事はできなかったが、ミリーの一言で俺は固まった。
シュウ君がみんなを手に入れる原因となったあれはどう? というセリフで俺は血の気が一気にひいて、慌てて尻をおさえてしまった。
でも、強姦する奴らに強姦される気持ちを味合わせるためには、いい案ではないだろうか? ただ、ホモークなんて召喚できないけど、どこかにいるのだろうか? 亜人の森とかかな?
掌握している場所を監視をしているスプリガンの皆さんに聞いてみると、汁男ダンジョンに変異種として三匹程生まれて大変な事になっているという話を受けて、どういった状況なのか理解できてしまったので、げんなりしてしまった。
汁男ダンジョンは、ゴブリン、オーク、ミノタウロスの出る、聖国にあるダンジョンの事だ。
ゴーストタウンが落ち着くのにはもう少しかかるようなので、従魔と何人かを連れて汁男ダンジョンへ行って捕まえてくるか? できれば会いたくねえな。今は俺のダンジョンだけど、自然発生した魔物はダンマスの制御化にない物が多いんだよな。
DPをくれるから他のダンマスからすれば、便利な存在かもしれないが、俺の今の状況では最悪と言わざるを得ないな。隷属させれば、強姦魔共で満足してくれるかな?
どうせ死刑になるんだから、死ぬまで入れておけばいいか? ミューズやグレッグからも、強姦の奴らは連れてくるか? ジャルジャンのフェピーにも引き受けるように言っておくか。
ついでに強姦で奴隷になった奴らも買いあさって、ホモークの生贄にするかな、俺は近寄らないけど。
俺がゲームしている間にも、みんなが頑張ってくれていたようでらくちんだな。サッキュバスにインキュバスの召喚は本当にグッジョブだな。人員? 魔員? を増やせば、もっと多くの人間を呼び込んでも問題なさそうだな。
そういえば淫魔の館の利用料金は、他の街の娼館に比べれば半額以下の値段なのだそうだが、冒険者がかなり金を落としていくのは、複数を相手にするのや複数同士で行う等の特殊プレイを行うための、サービス料金で高くなっているそうだ。
読んでくださり、ありがとうございます。
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これからもよろしくお願いします。




