2440話 心に響く……
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目が覚めるとベットの上で寝ていたが、どこのベットなのか分からん。子どもたちがいないので、子どもたちのテントのベットではないだろう。
目を覚まして、初めて思ったことは……頭が痛い! ということではなく、吐き気がする感じが滅茶苦茶気持ち悪かった。
二日酔いと言えば、頭痛がすると思っていたが、そうではないらしい。まぁそんなのも、回復魔法であらビックリ……治らないんかい! まぁ吐き気だけだから、気持ち悪く感じるだけで問題は無かったりするんだよな。
頭痛とか腹痛だと、物理的に動くのが大変になるから面倒だけど、吐き気なら吐いてしまえばそれで済むしな。
テントを出てトイレへ向かう。
途中でブラウニーに捕まり特性スポーツドリンクを持たされた。もう朝食が終わって、昼食の方が近い時間になっているとのことだ。
途中から記憶がないけど、昨日ずっと食べたり飲んだりしていたと思うから、お腹は空いてないから昼食から食べるから準備をお願いしておいた。
吐き気がするくらいでは、俺の食欲は無くならない。無くなるとすれば……もう食べきれないほど胃に食事を突っ込んだ時くらいだろう。
吐き気に促されるまま、胃の中の物を吐き出した。
まぁ、固形物はほとんどなく胃液だけだったので、最後に食べてからそれなりに時間が経っていて、しっかりと胃腸がしっかりと働いているということだろう。
魔法で作った水で口をゆすいでから、渡されたスポーツドリンクを飲んでいく。
美味いな……ということは、体が水分不足だということだな。電解質バランスも悪くなっているかもしれないな。冷たいのを一気に飲み干したいところではあるが、そうするとお腹をくだす可能性があるので、人肌に温めてから飲むことにしよう。
う~む、風呂に入りたい。なんか寝汗がすごかったのか、体がべとべとする気がするんだよな。吐き気もおさまったし、ブラウニーたちに声をかけてからキャンプ場のお風呂エリアへ行こうか。
風呂の準備をしてもらい、追加でスポーツドリンクを渡された。これは全部飲めということらしいな。お風呂の間にこれだけ飲めば、問題ないだろうという判断だろうか?
手持ちが冷たいのと温かいのになってしまった。冷たいのは口に含んでから、ゆっくりと口の中で温めてから飲み込もう。熱中症対策で体温を下げる方法の1つだな。サウナにも入るから、ちょうどいい飲み方だろう。温かいのは、水分が欲しいなと思った時に飲めば良さそうだな。
お風呂への道を歩いていると、子どもたちが元気よく走り回っていた。ミーシャたちがこちらへ駆け寄ってくると、下の子たちもつられて俺の方へ走ってきた。
が、俺のすぐ近くへ来たかと思ったら、すぐにUターンをして離れていってしまった。
「「「とーたん、酒臭い」」」
上の子3人の息の合った言葉を受けて、その場に膝をついてしまう。追い打ちをかけるように、姉たちを真似したシンラたちは、酒の部分を抜いて
「「「臭い」」」
と言ってきたのだ。
何かね、心の中で割れる音が聞こえたよ。
とりあえず、俺は酒臭いらしい。汗とか体臭とかでなくてよかった。
ただ、臭いって言われたから、いつも以上に体をきれいに洗ったのは、父親として仕方がない事だと思う。
全身をきれいに洗ってさっぱりした後は、サウナに入って体の中の老廃物を……って、どれくらい出るもんなんだろうな? まぁ気分がすっきりするから、まあいい!
こまめに水分を補給しながらサウナを楽しみ、その後は水風呂へ……そして、温泉! もうね、最高!
ミリーやカエデ、リンドたちなら、ここで冷酒とかを飲みそうだけど、俺は飲まないぞ。自分でも記憶をなくすくらい飲むのは意外だった。あの様子だと子どもたちには迷惑をかけていないから嫌われることはないだろうが、妻たちに迷惑をかけていないか心配である。
俺がお風呂に入りに来たことを知った妻たちも、何人かがお風呂に入ってきたので、昨日の様子を聞いてみた。
あまり普段とは変わらないけど、いつもより口数が多く感じたそうだ。そして、ベットの上に連れていったら、近くにいる妻たちといたしはじめてしまったようだ。
酔っていてもチビ神の祝福というか呪いというか、妻たち限定で性欲が強くなるようだな。普段は抑えているのか、激しかった……と顔を赤らめて言われると、こっちも恥ずかしくなるのだけど!
俺から聞いたけど、それは聞きたくなかった!
どうやら、酒を飲んで妻相手にはっちゃけていたようだな。昨日の俺のバカ!
羞恥心を感じながら、妻たちとお風呂を楽しんだ。
お風呂上りにストレッチもしたし、体の調子は完璧だ。
風呂から上がってホカホカの状態で子どもたちとまた遭遇した。
ミーシャたちが警戒するように俺の方へ近寄ってきた。ミーシャが先頭で鼻をスンスンさせると、大丈夫問題ない! といったように右手で丸を作っている。
ダイブはなれているけど、そこから匂いが分かるのか? さっきは1~2メートルくらいまで近付いて来たのだが。今はまだ5メートル以上離れているのだが……
ミーシャたちの後ろにシンラたちもついてきており、一緒にそろりそろり近寄ってきている。
その様子を見ている妻たちはクスクスと笑っていた。確かにこんな感じで近寄られている様子を見れば、笑うしかなくなるよな。
抱きつける距離まで来ても問題なかったようで、抱きついてきた。
臭くない! とか言わんでくれ、ちょっと心に響くからさ。
シンラは俺の体をよじ登ってくるが、プラムとシオンは何でか知らないが、俺の足を蹴るなっての。
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