2350話 ペットというより人形?
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従魔たち用に作っていた乾燥機も、子タヌキは問題なく使っていた。自分でボタンを押し、毛を乾燥させてから出てくるあたり、使い慣れているんだと思う。
従魔たちは魔物なので、温風だけでも体が熱くなりすぎてダレることはないのだが、念のために温風の後に冷風でこもった熱が取れるように改造したっけな? 出てきた子タヌキを撫でて、少しひんやりしているので、自分が改造したことを思い出した感じだな。
普通に忘れてしまうのは仕方がない事だと思うが、良く分からない機能も付けたりしているから、危うくミスったりすることもある。それで妻たちに突っ込まれたりするまでが1セット。
娘たちは自分たちで髪の毛を乾かし合っている。1人の髪の毛を2人で仲良く乾かしている姿は、仲良くてとよかったと思うばかりだ。学校の友達に、仲の良い姉妹と仲の悪い姉妹がいたから、仲が良くて本当に嬉しい限りだよ。弟妹たちとも仲が良いし、良い事だな。
まだ幼いから喧嘩がないのかもしれないけど、ウルが良いお姉ちゃんをしてくれているから、中が悪くなることはなさそうだから、心配することはないよな。
子タヌキを撫で繰り回していると、ミーシャたちが髪の毛を乾かし終わったようで、俺の方に向かってきた。
そうすると、撫でられていた子タヌキが俺の膝の上から降りて、ミーシャたちのもとへ。やっぱりお前も俺の従魔なのに娘たちの方がいいか。拾ったのは娘たちみたいだから、それも当たり前か。何の因果か、俺の従魔になっているのは理由があるんだろうな。
さて、スミレに抱かれている子タヌキは、脱力しているので少し持ちにくそうだが、それが楽しいのか脱力しているが楽しそうな顔をしている子タヌキ。スミレの大変さも分かってやるんだぞ。子どもだから分からんだろうけどな。
まだゲームの時間なようで、シンラたちは仲良くゲームをやっている。
子タヌキは近くに降ろされて、そのままコロンと寝ころんだ。それを発見したプラムが子タヌキを回収して、シンラの膝の上に乗せている……なんで自分の膝じゃなくシンラの膝の上なのかは謎だが、プラムとシオンの2人にモフモフされている。
こう見ると、プラムもシオンも俺の血を継いでいるんだな……と思ってしまう自分がいた。
2人で撫でるために、真ん中のシンラの膝の上に置いたのか? 何となく、それが正解な気がするが、シンラが何も言っていないので問題はないのかな? それとも言えないのかな?
強い女に囲まれると、苦労するのはこの世界も地球でも同じなんだろうな。強く生きるんだぞ!
ミーシャたちは、今日はゲームをせずにシンラがやっているゲームの様子を見ている。この子たちは、見るのもするのも好きみたいなので、こういうこともあるんだな。
シンラは、まだ難しいゲームをやっていないので、ゆっくり自分なりに考えながらゲームができるのは、良い事なんだろうな。
ターン制のRPGは、時間がかけられるから小さな子たちでも遊べるんだろうな。
これがATBとかになると、RPGでも少しやりにくくなってくるかもしれないな。ATBを採用しているゲームでも、切り替えることができるゲームもおおいので、まだ大丈夫かな?
FPSとかになったら、話は変わってくるだろうな。TPSでも、同じか。
リアルタイムでゲームが進む物になると、判断が遅れればすぐに死んでしまう物もあるので、今はこういったゲームがいいんだろうな。
その内、俺みたいにゲームにはまったら、一狩りに行ったりするんだろうな。っと、そう考えると、ミーシャたちがあのゲームを始めたのは、結構早くなかったっけ?
そう考えると、子どもの適応力って本当に凄いんだな。
ゲームの時間が終わると、シンラたちは片づけを始め、プラムとシオンがブラウニーたちにゲームを預けに行った。
その間、シンラは膝の上でだらけている子タヌキをモフっていた。
子タヌキよ、この後はどうなるんだ?
プラムたちが戻ってくると、今度はシンラに抱かれて移動を開始する。子タヌキは自分で歩かないみたいだな。ペットというよりは、人形みたいな扱われ方をしている気がするな。
どうやら、今日は子どもたちと一緒にねるみたいだ。シンラたちとミーシャたちも一緒に寝るのか……子タヌキがどこで寝るのか気になるが、俺が行ってもプラムたちに足蹴にされるので、子ども部屋まで送って自分の部屋に戻った。
部屋に戻ると、いつものように寝転がっているダマがいた。近くには四聖獣たちが揃っており、何やら話し合っていたみたいだな。
俺には特に関係ないようで、自分の担当エリアの話をしていたようだ。
白虎のダマは俺、朱雀のグレンは空、玄武のシエルは水、青龍のレオは陸地って感じだな。俺の事で話すことはないので、中心になっているのは他の3匹みたいだな。
陸地も特に報告することは無く、一番多いのが普段見ることの少ない水の中の話のようだな。
話し合っているからと言って、何があるわけではなく、現状報告のようなモノらしい。
眠気がまだ無いので……俺はベッドの上に寝転がりながら、小説を読むことにした。
気付いたら寝ていたようで、起こされて自分がいつの間にか寝ていたということを理解した。
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