表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンマス(異端者)  作者: AN@RCHY


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2337/2519

2337話 プレゼントの規模じゃない

アクセスありがとうございます。

 考えがそれるのはいつもの事だが、久し振りに有意義な考えだったな。改めてシルキーやブラウニーたちに何かをプレゼントする良いい機会なのではないかということだ。


 効果があるかはわからないけど、感謝の気持ちを形にしておこうと言うことだ。


 やっぱり、家事に関係するものが喜ばれるかな?


 回り回って俺たちに返ってくるんだけど、それは置いておいて、シルキーやブラウニーたちは、その過程の方が大切なようなので、俺たちへの恩恵は無視しても問題ないのだ。


 フライヤーはすでに何機もあるので、これ以上は必要ないだろう。業務用の大きなやつもあるので、プレゼントをしたところで使うことはないかな。


 他にも色々な業務用の調理器具をプレゼントしてはいるんだよな。使われなくなった調理器具もあるけど、大半は俺たちの手を借りて魔改造をして使ってるんだよね。


 そのお陰で毎日の食事がうまい!


 そういえば、低温調理に興味を持ってたっけな? 今は、クリエイトゴーレムで作った調理器具を使って、間に合わせている感じなんだよな。


 あれでも十分に使えるものだから不自由がないのだろうが、地球の最新調理機器を準備してみるか。俺たちが作ったやつは、液体の温度を一定に保つだけで、他の調理法ができないのだ。


 昨日の食事でも思ったが、料理の温度も立派な調味料なのだ。それを考えると、シルキーたちの料理には合わないかもしれないが、シルキーたちなら何かしら活用方法を考えてくれるだろう。


 うちで一番使われている低温調理で作った料理は、サラダチキンだろうな。鶏肉を低温で調理することで、パサパサ感を減らししっとりとした食べ応えが、サラダに合うんだよな。


 ちょっと違うけど、バンバンジーやおつまみ、サンドイッチなどにも使われるから、サラダ以外にも食べる機会が多い。今は、鶏以外に活用はあまりされていないけど、最新調理機器を準備したら、違う料理も増えそうだな。


 低温調理は簡単に言えば、肉というかタンパク質に熱を加えると堅くなる温度があり、それ以下の温度で調理することで、柔らかいけどしっかりと火の通っているお肉を食べられる、というものだったはず。


 この温度が、シルキーたちのセンスに合わないということで、低温調理されたお肉は、だいたい冷やして使うことが多く、サラダやサンドイッチ等の料理に使われている……と思う。


 たまに、低温調理をした食材を食べる前に加熱して、熱々にすることもあるけど、やっぱり多いのは冷めたまま食べられる食事が多いかな。


 あの温度でも一番美味しく食べられる方法があれば、シルキーたちも喜びそうではあるけど、俺には思い浮かばないので丸投げにするしかないんだけどね。


 うむ、ここまで考えたが、やはりこの前漫画で見た最新調理器具一式をそろえてみよう。そのままうちのキッチンに持ち込むと、烈火のごとく怒られるので実験キッチンみたいなのを作って、シルキーやブラウニーたちに心置きなく研究をしてもらうもがいいかもしれない。


 調理器具より、専用のエリアの方がいい気がしてきた……


 そうしよう!


 俺は、おやつを食べた後、足風呂をまた堪能しながらダンジョンマスターのスキルをいじる。


 今の家に増設するのは、出来ないこともないが許可なくすると怒られるので、新しい空間に専用の調理研究エリアを作ろう。


 となれば使うのは、マイワールドですな。一番最近で言うと、バザールたちに専用の工房を作る場所として作ったくらいだっけ? ちょこちょこと増やしているから、どれが最後に作ったものか忘れてしまっている。


 俺以外がいけないようになっている専用のマイワールドもあるので、それを含めると既に100以上ものマイワールドが存在している。


 たくさんのマイワールドがあるという違和感が酷いが、スキルの名前の都合上『マイワールド』としているだけで、ゲートを使うことで行くことができる隔離されたエリアを構築できる、というスキルなので、正直割り切って使うことが重要かと思う。


 それはさておき、調理器具の配置はどうしようか?


 人によって、使いやすい物の配置が違うように、シルキーたちは調理器具の配置にもこだわっている。


 日本の賃貸であれば大半が、右手にコンロ、左手に流し台、その間に調理スペースという感じになるだろうか? キッチンが小さかったり通路にあったりする場合は、調理スペースがほとんどなく、流し台の上にまな板なんかを通して、そこで調理することもあるとかないとか。


 理由は分からないけど、多くの場合がこのタイプだと聞いている。地球にいた頃の家では、左側にコンロがあったっけな? ITに変えた際に右側に移動したけどな。


 シルキーたちのこだわりは凄く、家のキッチンではありえないような配置をしている。それこそ、レストランとかにある厨房のイメージだな。


 野菜などを洗ったり下ごしらえする流し台、洗い物を専用にする流し台、複数のコンロを配置してあるエリア、野菜・肉・魚など、種類によって捌く場所が違ったり、エリアによってきっちりと分けられているんだよな。


 そんなシルキーたちが使うのだから、調理器具を展示するエリアを作って、それを自由に配置できるようにしておけばいいか。


 メインは、うちのキッチンをメインにして、周りに色々配置できるようにして……これでいいか。


 大切なのは、調理器具を展示するエリアだな。


 もうね、地球でも見ることができないような、大展示場にしてやろう!


 数百種類の業務用調理器具を配置した。


 もうね、思いっきり色々並べたよ。違うメーカーで同じような調理器具も並べている。俺には違いが分からないが、シルキーやブラウニーたちは、全然違うって言ってたからな。


 フライパン1つとっても、調理に合わせたものがあるようで、細かな違いがあるようだ。


 満足するように頑張ってみたが、みんなに喜んでもらえるだろうか?

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

ブクマや評価をしていただけると幸いです。

これからもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ