1463話 襲撃
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ミルクを飲んでから2時間程寝たあたりで、3人ともがおトイレタイムとなり、慌ただしく3人のオムツ交換をした。
プラムたちの2度目のミルクの時間が来る前に、ピーチたちが帰って来た。
「シュウ様、ありがとうございます」
「おぉ、帰って来たんだ。お礼を言う必要なんてないよ、プラムたちは俺の子どもだしな。3人とも大人しいというか、特に手間はかかってないよ。それと便が緩くてシャワーで洗って、乾かしてからベビーパウダーを使ってるよ」
世話をありがと、とまたお礼の言葉を言われた。お礼を言われるようなことではないんだけどな。何度言っても平行線をたどりそうなので、気にしないでくれと言って、話を終わらせた。
それにしても、妻たちはみんなで何処へ行っていたのだろうか? 聞こうと思ったのだが、聞こうとした瞬間に、何を聞こうとしてるのかな? みたいな圧力を感じて黙ってしまった。
知らなくても特に問題ないので、知らない顔をすることに決めた。
もう少し子どもたちと一緒にいたいが、ピーチたちに追い出されてしまったので、しょんぼりしながら自分の部屋に戻ろうとした。
後ろから聞きなれた、テテテテテと、擬音が聞こえてきそうな足音が迫って来た。これは、ミーシャたちの足音だな。3人分聞こえているので、間違いないだろうな。聞こえないふりをして、そのまま歩いていこうか。
俺の真後ろまでくると、不意に足音が1つ消えた。スキルで俺にロケット頭突きをしようとしているのは把握できている。なので、サッと回避した。そのままにすると、顔から床にぶつかるかもしれないので、キャッチする。
捕まっちゃった! と何やらはしゃいでいる。後ろからまだ2つの足音が聞こえているので、スミレとブルムがミーシャと同じように、突っ込んでくることが予想されたので、はしゃいでいるミーシャを肩車をする。
俺の後ろで、また足音が消えた。さて、2人とも俺の腰を狙って突っ込んできているのは分かっているんだけど、どっちに回避しても遠い方をつかまえるのが難しくなる。
下手な行動をとると、娘たちがケガをしてしまうかもしれないので、振り向いてから2人を受け止め両腕で抱きかかえる。みんな体が大きくなっているから、抱っこするのも大変になって来たな。
って、ええええ!?
足音もしてなかったし、スキルに反応も無かったので油断していた。4人目の刺客が俺のお腹にロケット頭突きをしてきた。さすがにこの状態では、ウルを受け止めることができなかった。お腹に軽く力を入れて頭突きを受けた。
それと同時に不意打ちで両頬と額に衝撃が。ビックリして目をつぶってしまったが、ミーシャたちに攻撃をくらったのだろうと判断した。俺の顔を見上げてくるウルの顔をみて、全てを悟った。
いたずらが成功したってことだろう。めっちゃにこにこしている。そんなウルも可愛いぞ!
って、違う違う。何でこんなことをしたのか、問い詰めなくては!
特にないよ? と4人が首を傾げながら答えてきた。ただ俺に不意打ちをどうすれば決められるか考えた結果、今回の襲撃を考えて成功して嬉しかった、と言う感じのようだ。
「そっか。今回はみんなにやられちゃったわけか。みんな、成長してるね。でもさ、ウルはどうやって隠れてたんだ?」
「じゃじゃ~~ん」
何か見覚えのあるマントを足元から拾い上げた。
「見覚えがある気がするんだけど、何だったっけ? 俺のスキルから隠れられるって、そんなのあったっけ?」
「よく分からないけど、昔、シュリお母さんとお父さんがフレデリクで苦労した時に、使われたマントだって言ってたよ」
あれか、奴隷兵たちが身につけていたマントだったのか。だから、見覚えがあったんだな。それにしても、このマント何処にあったんだ?
「この前、骨の人に相談したら、このマントを召喚してくれたんだよ! これを使えば、とーたんのスキルをごまかせるって言ってたの!」
ミーシャの返答で色々分かった。度々俺に攻撃を仕掛けてくるミーシャたちだが、なかなか上手くいかないことに業を煮やしたのか、骨の人、バザールに相談したそうだ。そこで、あのマントを召喚してもらったみたいだな。
あの後調べてみたけど、あのマントって俺も召喚できなかったんだよな。あいつ、あのマント召喚できてたんだな。
あのマントって便利そうだから、今度召喚してもらおう。暗部にもあったら便利そうだな。
あれ? 良く見たら、猫たちもこの場に集まっていた。
「もしかして、そろそろご飯の時間か?」
「そうだよ。だから、食堂に連れてって~」
右腕から聞こえてきたのは、スミレの声だった。
「よ~し、分かった。しっかりつかまっておけよ。野郎ども! ついてこい!」
猫たちにも向かって、ついてくるように号令をかけた。猫たちは娘たちから餌をもらっているので、放っておいてもついてくるので関係ないか。
ミーシャが何処から取り出したのか、ピッピッピと何処から取り出したのかホイッスルを吹いていた。両腕におさまっているスミレとブルムが、ホイッスルの合図に従って猫たちに向かって手招きをしている。
この猫たちって、こういう時に限って規則正しいから、ムカつくんだよな。でも、そんなすがたも可愛い。
いつの間にか、ホイッスルの音から、にゃんにゃんと娘4人が口ずさみながら猫たちを誘導していた。
食堂につくと俺から降りて、ブラウニーたちの元に向かっていく。猫たちの食事の準備のためだ。その猫たちは、姿勢よく座って並んでいる。
俺の中で猫って、待てができない動物だと思っていたのだが、こいつらって娘たちがよしって言うまで食べようとしないんだよな。マジですげえ。
前に試したけど、3分は普通に待てができたので食べさせている。
時間になっても妻たちがって、妻たち以外も来てないな。みんなどこにいるのかな?
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