1100話 怖れていた事?
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家に戻って食事の時にニコの話をすると、
「そういえば、ニコってたまに1日中姿見ないときあるよね?」
「この前も探してみたけど、見つかんなかったよね!」
と、年少組から情報が入った。言われてみれば、姿を見ない日があった気がするけど、どっかに隠れているだけだと思ってたが、どこかに出かけている可能性もあるのか。
「いない時に何処に行ってるか気になるよね! いなくなるのが1日くらいだから、遠くまで行ってるって事は無いと思うけど、本当にどこで何してるんだろうね!」
そう言われたせいで、更にニコが何をしているのかが気になってしまった。ゴーストタウンなら問題ないんだけど、それ以外だとマップ先生の監視装置で様子を見れないんだよね。チビ神たちってどうやって覗いてるんだろうな。
『何々? 私たちがどうやって見てるか知りたいの? ね~ね~、知りたいの?』
あっ! 気にしていただかなくても大丈夫です。チビ神様に関わると面倒なので遠慮させていただきます。
『ちょっと! その言い方酷いんじゃない? 何か聞きたい事がありそうだったから反応してあげたのに、それは無いんじゃないの?』
ナチュラルにプライバシーを侵害してくるチビ神様に、教わる事は無いかなって思うんですよ。
『その中途半端な喋り方、何とかならない? サブイボがでてくるんですけど!』
はて? 何の事でしょうかチビ神様。いつもと変わらないですよ?
『分かったわ。教えさせていただきますので、その口調を止めてほしいです』
えっ? 本当に教えてくれんの? って、教えてもらっても利用できなかったら意味ないぞ。
『そんな事ないから大丈夫よ。それにしても一気に態度変わったわね。それでこそあんたって感じがするからいいんだけどね。それで私たちがどうやって見てるかって話だっけ?』
そうそう、どうやって地上の事見てるの?
『いくつか方法はあるけど、私が良く使うのは3つね。あなたに分かりやすく言えば、リアルタイムの衛星画像? 動画って言えばいいのかな? で、見たい場所を拡大する方法。ダンジョン内の人間を自動で映し出す機能。最後が、縁のある人間のTPS視点って感じかしら?』
おっと、TPS視点か……今日ニコにやってたあれに近いか。
『ちょっと違うけど、そんな感じね。今まで言ってなかったけど、縁のある人間のTPS視点だったらあなたでも使えるわよ。あなたの場合は、人間じゃなくて従魔や召喚した魔物の視点になるけどね』
ん? まじで? じゃぁ、ニコの様子を見れるのか?
『あ~でも、掌握したエリア内限定だけどね。あなたの掌握エリアを考えれば、あのスライムが外に出る事は無いと思うから、ずっと見れるんじゃない?』
そんな方法あったっけ?
『あなたがマップ先生って呼んでる機能の中の監視装置、あれの設定をいじれるんだけど、今開いてる……大丈夫みたいね。その画面の右下に歯車みたいなのがあるでしょ、それにふれて4つのボタンの内左下のボタンを押して、見たい縁のあるモノのを指定すれば見れるわよ』
うげ……この中からニコを探すのか。
俺の召喚した魔物の数は、軽く数百万を超えているので、あり得ない数の魔物が表示されている。それに、同じ魔物の名前も表記されているためかなり面倒そうだ。
って、検索機能があるジャン! それによってすぐにニコの名前を発見した。早速指定して覗いてみると……
妻たちの裸姿が写っていた。慌てて画面を消して、どういう状況か考えた。そういえば、今みんながお風呂中だったか? そこに一緒に入っているのか。
『スケベ!』
チビ神様、少しお静かにしていただいてもよろしいですか? あまりオイタが過ぎるようでしたら、貢物の件を考えないといけないかと思うのですが……
『ごめんなさい! もう何も言わないので、それだけは勘弁してください!』
そう言って通信が切れた。
うっし! 撃退した!
さて、今さっきの事を妻たちに報告するか、なんていわれるかな?
「……と言う事で、意図してした事じゃないけど、見ちゃったからごめん」
「……? 何で私たちの裸を見た事を謝ってるの? 夫婦だし、何度も私たちの裸だって見てるでしょ? する事はしてるんだし……」
妻たちは何で俺が謝っているのか、全く分かっていないようだ。ここら辺は常識の違いなのだろうか? いくら夫婦とはいえ、隠しカメラのような物で見るのはさすがにね。
「あっ! 罪悪感があるなら、そろそろ私たちも夜をおともさせてください!」
そういう風にキリエが言うと、年中組が音がしそうなほどの勢いで俺の方を見てきた。あ、これもう逃げられないわ。姉御組の3人に子供ができてから、年中組も目の色が変わってるからな。
年中組もすでに成人になっているので、問題ないと言えば問題ないのだが。
俺が何かを言う前にどんどん話がまとまっていき、ピーチが注意事項について話し始めていた。しかもその様子を見て、年少組まで羨ましがっている……って、ちょっとまて! さすがにそれはダメだ! めっちゃ必死になって年少組の参戦は阻止した。
これで年中組の相手もしないといけないか、みんなの事も好きだから嫌じゃないけど、こんな数の女性と関係を持つことになるとはな。
ん? 年少組がまた騒ぎ出したぞ。その発言に驚愕せざるを得なかった。
奴隷商にいた時に聞いた話を、引きずり出してきたのだ。貴族の中には買われた当時の私たちの様な歳でも、相手をさせている貴族がいるって聞いた事がある! とか言い出したのだ。
今日ほど変態貴族共の事を殺したいと思った事は……って、結構な頻度でバカな貴族は殺したいと思ってるな。
劣勢に陥った俺だが、援護してくれたのが年中組だ。彼女たちの言い分は、私たちだって成人過ぎてもなかなかお相手をしてもらえなかったのに、年少組にはまだ早い! と強引に話を終わらせていた。
この先どうなるんだろう……
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