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俺はこの世界で野菜を育てる!  作者: 叢雲 狛
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プロローグ 異世界輪廻

あれ、なんで母さん泣いてるんだ?

それに父さんや華菜まで・・・。

どうやら誰かの葬式のようだ。みんな喪服を着ている。


回りをぐるっと見回すと俺は長細い箱の上に立っている。箱の中には・・・俺 菜隈・憂梓がいた。

え?俺死んだの?嘘だろおい・・・。まだ夢だってかなえてないのになぁ・・・。

そう心の中で呟くと現実が光に包まれ、思わず目を閉じる。


目を開けるとそこは葬式会場ではなかった。


「ここは・・・あの世か・・・?」


周りには何もなく、空には雲が二つある世界。


「まだここはあの世ではないですよ~ユウシサン」


後ろから声がして振り返るとそこには人がいた。

肌は透き通るほど白く、髪も白い人がいた。


「あ~自己紹介が遅れました。私はアルス。天使であり、貴方の案内人デス」


「案内人?」


「そうデス。貴方は自分がどうやって死んだかお分かりデ?」


「いや、わからない」


「ではこれを見てくだサイ」


アルスはどこからか鏡を取り出し、映像を流し始めた・・・。




「さぁ今日はトマトの収穫だな」


鏡の中には黒髪を後ろでしばり、中肉中背の体。ようするに俺が写っていた。


「アルス。これは?」


「これは貴方が死ぬ直前の映像デス。貴方はこの後に熱中症で倒れ、一緒に作業していた友人が気づき、病院に搬送されましたが残念ながら・・・」


「そうか・・・。で、俺はこの後どうすればいいんだ?死んでしまった事はどうしようもないし、あの世に行けってならおとなしく従うぜ?」


「普通ならここで行くことになりマス。不謹慎ですが貴方は素晴らしいタイミングで亡くなりましタ!」


「素晴らしいタイミング?」


「貴方はうちのボス、まあ俗にいうカミサマが選ぶ抽選に当選し、人生のやり直しができマス!」


「色々気になるとこはあるがそこは置いとくとして、つまりもう一度新しく人生のスタートを切れるってことでいいんだな?」


「そうデス!今から貴方を地上世界に戻しマス。稀に違う世界に飛ぶことがありますがその時はスミマセン」


「分かった。いつでもいいぞ」


「では行きマス!」


アルスがまたどこからか出した杖を俺に向けてそう言い、また視界が光に包まれた・・・。




10秒ほどだろうか?光が収まり、目をゆっくりあけると巨大なドラゴンが空を舞い、地には二足歩行のカエルのような生き物が荷台を引っ張って走っていた。


「違う世界って異世界かよ・・・。あの野郎今度会ったら一発かましてやる・・・。」



こうしてナクマ・ユウシの異世界生活が始まった。

小説家になろうで初めての投稿でまだ未熟なところがありますがこれからゆっくりと頑張っていきます!


指摘、感想などがあればどんどんお願いします!

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