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ルディアと王都防衛隊~海の国の入れ替わり姫~  作者: けっき
第3章 朝もやの向こう
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第3章 その5

 嵐は夜のうちに去り、空は再び透明な青さを取り戻していた。レイモンドはうーんと縦長の窓のすぐ側で背伸びする。

 鳥のさえずりと波の音がなんとも耳に心地良い。クアルトムパトリアに到着する少し前にパトリア大海の海峡を過ぎたからか、朝の空気はしっとりとして今までとどこか違っていた。


「いつまでこの街にいんのかな?」

「さあ? とりあえずパトリシアがパーキンに神話集を返すまでは留まらねばならんだろうが」


 身支度を整えながらルディアが答える。見渡す穏やかな海といい、流れゆく白い雲といい、広がる光景は平和そのものだった。

 事件が起きた──否、事件が発覚したのは小さな食堂で慎ましやかな朝食を頬張っていたときである。オリヤンやパーキン、ルディアとともにオムレツをつついていたレイモンドの手は突然の訪問者に止められることとなった。


「お食事中申し訳ありません。実は昨日の夜会で大変なことがありまして……」


 訪ねてきたのはアミクスの商館で給仕をしていた若い小間使いだ。オリヤンが代理で宿の手配を頼んだ娘なのでよく覚えている。彼女は血の気のない唇を噛み、ぶるぶると震えながらその「大変なこと」を説明した。


「──お、女騎士が襲われて、聖印が奪われた!?」


 レイモンドたちはショッキングすぎる事態に声を荒らげる。「そうなんです」と小間使いは肩を落として項垂れた。


「犯人が男というのははっきりしているのですが、なにぶん昨夜は皆様仮面姿でしたし、有力な手がかりがなくて……。あの、ご不快な思いをさせてしまうかもしれないのですが、ひとまずどなたかお一人だけでも大商館にお越し願えないでしょうか?」


 本当は招待客を疑いたくなどないのだという懸命なアピールを入れつつ彼女はぺこぺこと頭を下げる。「わかった、私が行こう」と食べかけのパンを置き、立ち上がったのはオリヤンだった。


「ああ、ありがとうございます! 皆様も、もしも不審人物を見かけたとか、何か思い出したことがあればすぐ大商館までお知らせください!」


 不審人物。そう聞いて真っ先に思い浮かんだのは、護符を大量生産するには聖印が必要ではと窘められてキレていた金細工師の顔だった。夜会ではずっと単独で行動し、なぜか高価な衣装のままで雨降る海に駆けていった。


「…………」


 凄まじく嫌な予感がしてレイモンドは斜め向かいに座すパーキンを振り返る。へえともふうんとも言わず、金細工師は異様にまっすぐ背筋を正して爽やかに固まっていた。そんな彼に隣の王女も強固な疑いの目を向ける。


「それではお邪魔いたしました! 失礼します!」


 小間使いがオリヤンと連れ立って出ていくとパーキンはあからさまなまでに緊張を緩めた。「さあ飯の続きにしようぜ!」とモミアゲ男はほっとした様子で朝食を再開する。


「……パーキン、ちょっと来い」

「な、なんだよ?」


 ガタンと椅子から立ち上がり、ルディアが金細工師の襟を掴む。パーキンは嫌がったが、喉を締められる形になって渋々重い腰を浮かせた。


「ちょ、離せって。まだ食ってる途中だぞ。いくらなんでも行儀が悪い──」

「いいから来い!」


 有無を言わさぬ剣幕で彼女は怒号を響かせた。そのまま容疑者を引きずって玄関ホール横の階段を上っていく。レイモンドも金細工師が逃げられぬようにしっかりとしんがりを守って追従した。


「お前昨日、宴会場にいなかった時間帯があっただろう。そのとき一体どこにいた?」


 パーキンを彼の客室に放るなりルディアが問う。のっけから核心を突かれて金細工師は「お、俺は普通にずっと夜会を楽しんでたが?」と後ずさりした。


「強い雨が降りそうだ、船上で夜を明かすのは危険かもしれないと話し合ってすぐ我々はお前を探した。それなのにお前は全然見つからなかった! 服装はわかっていたし、拾い食いだのポイ捨てだのするお前の姿はイライラするほど目についたのにだ! それで先に門を出て待っていたわけだけれど、あのときも妙にビクついていたな? 宿に入ったら入ったで、すぐに着替えず雨の港に出向くなど──納得行くようにお前の奇行を説明してみろ!」


 凄むルディアにパーキンは「い、一度便所には行ったかな? うん、そんで海に行ったのは、昨日も言ったがゴキブリに遭遇したからで」と返す。青い額は汗ばんで、頬は引きつり、彼が何か隠しているのは明らかだった。


「便所? ということは商館に入ったわけか?」

「あ、ああ、けど用を足したらすぐに出たぜ? ほかの連中もトイレくらいは使ってたしな」


 ──怪しい。怪しいが、昨日と同じで厳しく追及できるレベルの怪しさではなかった。せめてもう一つ何か出てくれば繋がりそうな気はするのだが。

 港のほうから大きな声が響いてきたのはそのときだった。早朝にしては大変な騒ぎぶりにレイモンドは「なんだ?」と鎧戸を開く。すると神殿騎士らしい数名の兵士の声がだんだんこちらに近づいてきた。


「どうして桟橋に聖印用の小箱が!?」

「中身はどこに消えたんだ!?」

「まさか犯人は船で逃げたか!?」


 そんなことを話しながら彼らは宿のすぐ前の道をドタバタ通り過ぎていく。


「ほう……? 桟橋に聖印の小箱だけが? そうかそうか、昨夜お前が雨の中出かけていた桟橋になあ、なるほどなあ」


 静かに頷きを繰り返し、ルディアはパーキンを振り返る。


「お前の仕業か」

「なんでそれっぽっちのことで俺を犯人にするんだよ!」


 金細工師はそう反論したが、いかんせん日頃の行いが悪すぎた。出会いからして最悪だった男を簡単に信用できるわけがない。


「証拠を出してみやがれ!」


 突っかかるパーキンにルディアはさっと足払いをかける。「ぶっ!」と叫んで四つん這いになった男にすかさずレイモンドが馬乗りになると彼女は金細工師の鼻先にバターナイフを突き出した。


「ヒッ!?」


 パーキンは仰け反って切っ先をかわそうとする。だがルディアは容赦しない。逃げ惑う男の顎をむんずと捕らえ、ナイフの腹で唇の上辺を撫でつけた。


(なんかこういうのアイリーンのとき見たことあるな)


 懐かしい記憶に少々頬が引きつる。レイモンドが見守る中、やはりというかなんというか、ルディアは拷問まがいの尋問を開始した。


「正直に喋らんと痛い目を見るぞ? うっかり手が滑ってナイフが鼻の奥まで入ってしまうかもしれんなあ」


 なんつう脅しだとレイモンドは思わず自分の鼻を庇う。食欲をそそる芳香の刃を鼻腔に押しつけられた男は一瞬でルディアに屈した。


「わーッ! たまたま拾っただけなんだ! 計画的な犯行じゃないんだー!!」


 パーキンは引っ込められたバターナイフに怯えつつトイレでの出来事を説明する。鍵をかけるのを忘れていただの、勢いでモノをぶつけてしまっただの、聞けば聞くほど女騎士が不憫になって「最低だな……」と呟いた。身を清めて一切の穢れを避ける神殿の乙女になんて真似をするのだろう。


「で、聖印はどこにあるんだ?」


 ルディアの問いにパーキンはこの期に及んで「えーっと、どこだったかなあ」などと言い渋る。無言で剣を抜いた彼女を見上げて金細工師は「すみません! かかとです! 靴底に穴を開けました!」と白状した。

 レイモンドはただちにパーキンのブーツを脱がし、ぶんぶんと逆さに振る。耳を澄ませば確かに内部で何かの転がる異音がした。靴裏をよく見てみると、薄汚れた布切れで栓をされた穴がある。詰め物を抜き、奥の物を取り出して、レイモンドは底なしに深い溜め息をついた。


「……本物だわ……」


 より正確な鑑定のため聖印をルディアに渡す。彼女も顔をしかめて「まずい展開だな」とぼやいた。


「今更『僕が拾って保管しておきました』は通用せんぞ。正直に打ち明けても今度は連帯責任でオリヤンや我々まで罰されかねん。どうにかして穏便に返す方法を考えねば」

「か、返して旦那様に迷惑かけるくらいならこのまま貰っちまったほうが」

「うるせー!! ほんといい加減にしろよクソゴミクズ!!」


 往生際の悪いパーキンに吠える。これまでも色々なタイプの人間に出会ってきたが、こんなめちゃくちゃな男は初めてだ。


「小箱の見つかった辺りから出てくるのが一番いいんだが、港はしばらく人が引きそうにないしな」


 窓からちらりと海を覗いてルディアが小さく眉根を寄せる。


「なんでこんな馬鹿なことしたんだよ?」


 レイモンドがそう問えば「うう、聖印さえあれば護符が作れると思って……」と予想通りの答えが返った。

 頼むからもっと真っ当に生きてほしい。せめて対応できる範囲で。


「俺もうコイツやだ! 同じ船に乗ってんじゃなきゃ今すぐアミクス大商館に引き渡したい!」

「いざとなったらそうするしかなかろうが……」

「ヒッ! たたた助けてください! お願いします! 見逃してください!」


 金細工師にすがられてもルディアは顔色一つ変えない。だがレイモンドには彼女が印刷技術──即ちパーキン当人を惜しんでいるのが見て取れた。


(聖印をパクったままにするってのは多分なしなんだよな。ばれたらただじゃ済まねーし、ばれずにこいつが護符作りで大儲けしてもアクアレイアになびきにくくなるかもだし)


 最善の手はやはり「こっそり返す」らしい。どうやってだよとレイモンドは頭を抱えた。バジルがいれば妙な仕掛けや発明で元の鞘に収めてくれるのかもしれないが。


(大商館に放り投げる? けど人に見られたら終わりだぞ。きっと街中大騒ぎになってる。何かに包んで捨てちまえばいいのかもしんねーけど、こういうのってちゃんと元通りに戻さなきゃなんも悪くねー女騎士が責任問われて打ち首とかになるんじゃねーの?)


 しばらくうんうん唸っていたが、名案は思い浮かばなかった。隣のルディアも難しい顔をしている。

 そうこうする間に外ではまた新たな動きが起きていた。神殿騎士とアミクス関係者らしき一団がわっと港に押し寄せて、一時間も経たぬうちに引き揚げていったのだ。聖印が出てきたわけでもないだろうに、彼らは妙に得意満面で、まるで犯人をひっ捕らえたかのようだった。


「どうしたんだろうな?」

「わからん。ひょっとすると犯人を閉じ込めるために港を封鎖したのかも」

「え、ええーっ!? やめてほしいぜそういうの!」

「お前が言うなっつーの!!」


 一つの打開案も浮かばないまま時間だけが過ぎていく。

 顔面蒼白の亜麻紙商が戻ってきたのはそれから更に数時間後のことだった。




 ******




「オリヤンさん、帰してもらえたのか?」


 亜麻紙商は食堂にも客室にもいないレイモンドたちを探してパーキンの部屋にやって来た。狭い個室に三人揃っているのを見て彼は不思議そうにする。


「ああ、そこの港で聖印の箱だけは見つかったとかで、大商館がすごいことになっていてね。私にももう何がなんだか……」


 疲弊気味のオリヤンにレイモンドは「そ、そっか」と返すしかできなかった。このうえ更に彼を疲れさせるのは忍びないが、何も言わないわけにもいかない。隣のルディアと頷き合い「あのさ、ちょっと良くない報告があるんだけど」と告げる。


「ひとまず大声を出さないでくれるか?」


 念押ししたのはルディアだった。そうして彼女は手の中の聖印を露わにした。


「……ッ!?」


 オリヤンは度肝を抜かれて引っ繰り返る。大商館でディアナ印の形状くらいは聞き及んでいたのだろう。あまりの衝撃に口もきけない有り様だった。


「なっ、なっ」

「馬鹿の仕業だ。誰にも自分がやったとは気づかれていないと言い張っているが、このままにはしておけん。もはや謝罪に行ってもパーキン個人の問題では片付かないのはわかってもらえると思うが……」


 パーキンはえへっと笑い「すみません、旦那様♡」と可愛い子ぶってみせる。

 その態度に温厚な彼も堪忍袋の緒が切れたらしい。立ち上がったオリヤンは青ざめた顔を今度はすっかり赤くして金細工師に飛びかかった。


「貴様だったのか……!」


 声は低く抑えられていたが、古傷が鮮やかに浮かび上がるほど亜麻紙商の目は血走っている。血管の盛り上がる腕で彼はパーキンの胸倉を掴み、勢い床に叩きつけた。


「ちょっ、オ、オリヤンさん!」


 あまり乱暴するとほかの部屋にまで響く。金細工師にもう一発食らわせようとするオリヤンをレイモンドは慌てて羽交い締めにした。


「気持ちはわかるが落ち着いてくれ。殴るのは後だ」


 ルディアにも宥められ、オリヤンはフーフーと鼻息を堪えて歯を食いしばる。次いで彼の口から飛び出したのは想定外の台詞だった。


「君の不始末で私の古い友人が有力な容疑者として捕らえられた。昨夜の嵐を避けて湾港に入っていた彼の船が、たまたま小箱の見つかった付近に停泊していたからだ」


 ええっとレイモンドは目を瞠る。


「なんで!? 近くに錨下ろしてたってだけだろ!?」

「異教徒ゆえに偏見の目で見られているのさ。このままでは彼が犯人にされるのは間違いない。一体どう責任を取ってくれるんだ?」


 オリヤンはまたもパーキンに掴みかかる。ルディアと二人がかりで彼を止め、「な、なんとか知恵を出し合おうぜ!」と懸命に言い聞かせた。友達がそんなことになるなんて、なんて巡り合わせの悪さだ。

 オリヤンにも詳しい事情を知ってもらうため、王女は今一度パーキンに昨夜の経緯を説明させた。何が悲しくて何度も他人の糞話を聞かねばならないのだとうんざりするが、解決の糸口を掴むべくレイモンドも真剣に耳を傾ける。


「本っ当に君という男は……」


 全容を聞き終えた亜麻紙商はがっくりと肩を落とした。もはや怒鳴る気力も湧いてこない様子だ。オリヤンの精神を保っているのはどうにか友を救わねばという使命感だけに見えた。


「そうか……厠で聖印をな……そうか…………」


 ふらふらと窓辺の丸椅子に腰を下ろし、亜麻紙商はうつむいたきり沈黙する。レイモンドは彼と彼の友人が気の毒で仕方なかった。まさかこんな形で事件に巻き込まれるとは、不運もここに極まれりだ。


「………………」

「………………」


 静寂は重く垂れ込めた。事件の第一報を耳にしてから既に随分な時間が経過している。天の頂に達した太陽は西の空に下り始め、初夏の日差しの眩しさをやわらげつつあった。

 こうしている間にも無実の罪で責められている人間がいると思うと心が痛む。悪いのはどう考えてもパーキン一人だけなのに。


(俺知ってるぞ、取り調べってのはキツいんだ)


 間諜ではと疑われて十人委員会に無礼千万の尋問をされた過去を思い出し、レイモンドは強く拳を握りしめた。オリヤンの友人がどんな人物かは知らないが、なるべく酷いことをされていないといい。


「ときにパーキン君、その便所というのは便座に腰かけるタイプだったのかね? それともしゃがむタイプだったのかね?」


 と、藪から棒に飛び出した意味のわからない質問にレイモンドはずるりと足を滑らせかけた。どうしたんだオリヤンさん、ついに壊れたかオリヤンさんと亜麻紙商を凝視する。


「え? あの、しゃがむタイプの、床に穴の開いたトイレでしたが……?」


 答えるパーキンも困惑気味だ。だがオリヤンは鬼気迫る表情で意図の掴めぬ問いを重ねた。


「ふむ、それじゃ下はどうなっていた? 肥溜めになっていたのかな?」

「いや、それも違います。運河です。天然の水洗トイレでした」

「ほう、つまり建物のトイレ部分は水路の上に出っ張っていたと?」

「ああ、多分そうだと思います。商館なんで、搬入搬出の邪魔にならない辺りにこう、ぷりっといけるようにしてるんじゃないですかね?」

「なるほど。だったらなんとかこじつけられるかもしれん」


 えっと室内にどよめきが走る。友人のために必死なオリヤンは「つまりこうだ」と解説してくれた。


「女騎士が気絶したところまでは単なる事故だと言えなくない。放って逃げたのも名乗り出ないのも恥ずかしかったからだと言い訳はできる。問題は聖印を持ち去ったのをどう誤魔化すかだが、マーシャさんが倒れた拍子に小箱は便器に落っこちた──という風に話を持っていけないかね?」

「な、なるほど!」


 頭の回転の速いルディアが真っ先に拳を打つ。


「パーキンの捨てた小箱は波に打ち寄せられて桟橋に戻ってきたくらいだから、軽い素材でできていたに違いない。聖印のほうは金属製だし、厠に近い水路のどこかに沈ませておけば……」

「あっ! 小箱は海まで流されたけど、聖印は落としたところに残ってましたって感じにできる!?」


 レイモンドはそっと二人に目配せした。


「いけるんじゃねーか?」

「いけると思う」

「ああ、これだ。これしかない」


 互いに頷いて手を取り合う。


「まず商用のふりをして小舟を出すだろ?」

「そして大商館に近づき、人に見られないように聖印を水路に落とす」

「それから窃盗ではなく紛失だったのではないか、とパトリシア様に申し出てみる……!」


 完璧だ。これなら「犯人など最初からいなかったのだ」で終わらせられる。捕まっているというオリヤンの友人もきっと解放してもらえるだろう。


「よし、行くぞ。水路に落ちている可能性に気づいた神殿騎士がどぶさらいを始める前に!」

「一度探して見つからなかったとこから出てきたら怪しいもんな!」

「ああ、急ごう」

「ううっ、やっぱ返さなきゃ駄目ですかねえ!?」


 嫌がるパーキンを三人で引っ張って宿を出る。聖印はどこで検問があってもいいように金細工師のブーツに再度ねじ込んだ。

 街は盗難騒ぎのせいで落ち着かない雰囲気である。商港ではまだ都市同盟や神殿の関係者が「見つからない、見つからない」と祝福の神具を探していた。




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