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魔王の器  作者: 月野文人
第四章 大陸大乱編
165/218

動き始める闇

 旧皇都ミッテルブルク。今はディア王国の王都ウェストミッドと名を変えているが、そこに住む民衆たちにもまだまだ浸透していない。

 王都の住民たちにとっては激動の日々だった。街の名前どころか国自体のディア王国への改称、ルースア帝国への臣従、そして、皇帝であったクラウディアとニコライ皇帝の婚姻と驚くべき出来事が次々と起こり、何が何だか分からないままに日々を過ごしていた。

 それでもようやく、日々の暮らしにはそれほど大きな変化がないこともあり、落ち着いてきたところなのだが、今、また王都ウェストミッドは緊迫した雰囲気に包まれている。

 その理由は、次々と現れる各国の代表者とその同行者、そして、その護衛という名目で街のあちこちに大量に配置されているルースア帝国軍の兵士たちの物々しさにある。警護任務といいながらも、その実態は、訪れる他国の者たちが何かをしでかさないように警戒し、牽制する目的だ。

 今回の従属国の参集は、ルースア帝国にとって、自国の威光を見せつける最初の機会。失敗することは許されない。その緊張感が、王都に住む住民たちにも伝わっていた。

 そんな王都の中で、他とは違う雰囲気の一角がある。従属国の者たちが現れるはずのない裏町、貧民街だ。

 その貧民街に、恐らくルースア帝国がもっとも警戒し、恐れている一行が訪れていることに警備についている帝国軍は気が付いていない。


「一国の王が裏家業の奴らが使う抜け道を利用してやってくるってどうなの?」


 呆れた声で話しているダークだが、その表情は実に楽しそうだ。


「この街には俺を心底殺したいと思っている奴が大勢いるだろうから。念には念を入れて」


 それに答えるカムイも、満面に笑みを浮かべている。ダークとの久し振りの再会を喜んでいるのだ。

 貧民街の建物の一室。テーブルを挟んで向かい合ったカムイとダークは久しぶりの会話を楽しんでいる。テレーザやランクたち、カムイの同行者も同席している。


「そうだろうね。皇国の没落はカムイのせいだと思っている人は多いからね。多くの兵士がカムイの卑劣な策略で殺されたって話もあったね」


 この街のことなら大抵のことはダークの耳に入る。噂話の類なら絶対だ。


「やっぱりな。そうだと思った」


「戦時中だからね。敵国の悪評を流すのは当然だね」


 敵国への憎悪を煽る情報を国民に流すなど特別なことではない。それだけではない。敗戦を隠すような情報統制も旧皇国では行われてきたのだ。それも限界に来るほどに旧皇国は追い詰められており、国民は自国の衰退に気が付いていたが。


「こっそり侵入して正解だったな。住民に袋叩きなんて冗談じゃない」


「しかし、本当に来るとはね。本気で頭下げるつもり?」


 カムイが王都ウェストミッドに現れたのは帝国の参集に応じたからだ。城の謁見の間で、ニコライ皇帝に忠誠を誓うことになる。


「頭を下げたところで何も失うものはないからな」


「……はあ。鈍感なのは恋愛だけじゃなかったか」


 わざとらしくため息をついて、ダークはカムイの鈍感さを指摘する。カムイに他人に、それもニコライなどに、頭を下げてほしくないと思っているのは、周囲のほとんどの者がそうだ。それにカムイは気付いているのか、いないのか。


「何だ?」


 少なくとも反応は分かっていない様子を見せている。


「何でもない。それでいつ城に?」


「もう少ししたら向かう。とっとと終わらせて、とっとと帰りたいからな」


「それは正解だね」

 

 ダークはテーブルの上に肘をつき、目の前で手を組んだ姿勢でいる。その手の隙間からダークはテレーザに視線を向けているのだが、酷く緊張した様子のテレーザは、それに気付いていない。


「テレーザが何か?」


 カムイのほうはダークの視線に気が付いた。


「ヒルデガンドさんじゃないんだ?」


「ああ。ヒルダと俺の二人が一緒に、ここに来るのは危険だから駄目だってアルトに止められた。俺は無駄な心配だと思うけどな」


「それで代わりにテレーザさん?」


「テレーザの存在を認めさせるには、この機会が一番だって言うからな」


「……それだけ?」


 探るような視線を向けたまま、ダークはカムイに確認してくる。


「アルトに聞いた理由はこれだけだ。他にはないと思うけど?」


「……そっか。ヒルデガンドさんにも会いたかったな。今なら堂々と名乗れるのに」


 ダークがヒルデガンドと会ったのは、ヒルデガンドがまだテーレイズ皇子の妃であった頃。公的な立場はカムイの敵だった頃だ。仲間であることは何となく認めても、ダークは名乗ることもしていなかった。


「それはまたの機会だな」


「だったら、せめてカムイはもっと早く来れば良かったのに。話すことは沢山あるのに」


「ずっと、あちこち回っていて。これでもアンファングに戻って、すぐに発ったんだ」


「そっか……。じゃあ、せめて大将の墓参りくらいはしていってよ」


「えっ?」


 カムイの顔に驚きが広がっていく。大将が亡くなったなど聞いていなかったのだ。


「ごめん。内緒にしてた。二年前から体調を崩していて、亡くなったのは半年前。大将が小さなことでカムイを煩わせるなって言うから。自分の死を知られたくないのかなとも思って」


「……そうか」


 知っていたからといって何か出来たわけではない。それでもお世話になった人に何もしてやれなかったことは悔やまれる。


「お墓は裏手の共同墓地にある。大将も身寄りがなかったからね」


 貧民街の奥には共同墓地がある。元々身寄りのない者を埋葬する為と限ってあるわけではないのだが、わざわざ貧民街にある墓地を選ぶ者などそういない。自然と引き取り手がいない者の為の墓地になっていた。


「じゃあ、城に行く前に寄ってく」


「それが良い」


「それでどんな感じだ?」


 体の調子でも尋ねる感じでカムイはダークに問い掛ける。


「それが意外にもニコライはクラウディアに夢中みたいだ」


 当然、話はダークの体調のことではない。王都における帝国の動向を城に行く前に確認しておきたいのだ。


「夢中って……男女関係で、だよな?」


「他にある?」


「……いや、そうだけど」


 クラウディアに対して、全く女性、少なくとも成熟した女性としての魅力を感じないカムイには信じられない情報だった。ただ、これはカムイだから思うことであって、一般的にはクラウディアは幾つになっても愛らしさを備えている魅力的な女性ではある。


「まあ公の場では子供に対して溺愛を向けているみたいな様子らしいから、大人の男女関係は感じさせないらしいね。でも、だからこそ怖い」


「……ルースア帝国の臣下は危機感を持っていないのか?」


 ニコライ皇帝に本来の正妃とその息子である皇太子がいることをカムイは知っている。クラウディアをニコライ皇帝が溺愛しているとなると、その状態で子供が出来るようなことになると、後継争いの種になりかねない。

 それが帝国の臣下に分かっていないはずがない。


「それが驚くことにあまり。唯一、ヴァシリーが不審を感じているみたいだね」


「何なのだろうな?」


 クラウディアのことを知れば知るほど、カムイは何とも言えない不気味さを感じてしまう。


「特殊能力だったりして。あるとすれば、ヴァンパイオかリリス族の血ってところかな?」

 

 ヴァンパイオ族とリリス族、人族に夢魔とも呼ばれる魔族は、いずれも魅了の能力を備えている。相手の心を惹きつけ、思考能力を低下させる能力だ。


「……冗談に聞こえない。しかし、ヴァシリーが内紛の種を放置しておくとは思えない。何か手を打つだろうな」


「それで治まるかな?」


「それを乗り越えてくるのがアレだからな。まあ、今はそれ自体は良い。帝国の政治への影響は何かあるか?」


 ルースア帝国で内紛が起こること自体は問題ではない。問題は帝国の政治がカムイたちの望む方向に進まないことだ。


「今はないと思うよ。たまにニコライが助言を求めたりするらしいけど、さすがに重要政策には関われない」


「そうか……」


「正直、帝国の内情を知るにはもう少し時間がかかるかな? まだまだ馴染みになるには時間がかかる。もう少し、緊張が解けて高官が遊ぶようにならないと」


 ダークの組織における情報収集の手段で、もっとも有効なのは、経営する酒場や娼館を訪れる客から入手するというものだ。高官を馴染みにして枕語りで情報を聞き出す。重要情報を得られるが、そこまでの関係になるには、やはり時間がかかる。


「今は急ぐことはない。必要な情報はそれほどないからな」


「そうなの?」


 ダークにとってカムイの言葉は意外だった。カムイが情報を何よりも重視していることを、その情報収集の一翼を担っているダークは良く知っているのだ。


「ここの情報はって意味。今、必要なのは周辺貴族の情報だ。どこが独立するか、独立するとして単独か他家と協力してか」


 帝国は独立をある意味で奨励している。個々の臣従国の力を弱める目的からだ。特に北方においては、共和国から貴族を引き離そうと、帝国がかなり積極的に動いていることをカムイは知っている。


「その情報で何をする気?」


「国を建てるとなれば、色々なものが必要になる。商売の絶好の機会だ。御用商人なんてのも必要になるだろう。そこに名を連ねることが出来れば、益々儲ける機会が増える」


「そして、それが裏では繋がっていると。オットーは世界一の金持ちになるかもね?」


 オットー商会。これは今や大財閥で、いくつもの商家を傘下に収めている。オットー商会の一員でありながら、それを隠して商売している商家も多い。様々な国に潜り込む為に、警戒されない為に、そういった偽装をずっとオットー商会は行ってきていた。

 カムイはそれらの商会を、これから独立する国々に深く入り込ませようと考えていた。


「世界一の金持ちはオットーの夢だった。それが実現することになれば俺も嬉しい」


「なるほどね」


 カムイはただ友人の夢の実現だけを考えているわけではない。こんなことはダークにはすぐ分かる。


「そろそろ時間か。着替えたいから部屋貸してくれ」


「ああ、その恰好じゃあね。どうぞ。奥の部屋を使って」


 カムイたちは旅支度のままだ。仮にも主である皇帝への謁見に相応しい恰好ではない。

 謁見用の服に着替える為に、ダークが指し示した部屋に向かって歩くカムイたち。


「テレーザさんはそっちじゃないよ?」


 ダークがカムイの後ろを歩くテレーザに声を掛けた。


「えっ?」

 

「カムイだけなら良いと思うけど、他の男の人の前で着替えるつもり?」


「あっ……」


 自分の失敗に気が付いて、顔を赤く染めるテレーザ。


「なるほどね。随分前に部下にも聞いたけど、テレーザさんって可愛いんだね?」


「えっ、いや、そんな」


 テレーザの顔が益々照れて赤くなった。だが、続くダークの言葉ですぐに顔色は戻ることになる。


「そういう顔の方が良いよ。あんな固い顔をしてたら策略がカムイにばれる。そうでなくても、ばれているだろうけど」


「……どうして?」


 大きく目を見開いて、テレーザはダークを見つめている。自分の緊張が伝わるのは仕方がない。だが、その裏に策略があると何故、見抜かれたのかが分からない。


「テレーザさんがクラウディアのいる場に、それもカムイの側室として姿を現す。この意味が分からないほど僕は馬鹿じゃない」


「そっか……」


「カムイの考えることじゃないね。そうなるとアルトあたりの企みだろうけど……あいつは何を焦ってんだかね」


 アルトの企みはダークにはお見通しだ。ずっと緊張した面持でいたテレーザを見ていれば何かあると大抵の者は分かるだろうが。


「……でも、アルトは本当に死ぬことはないって」


「それはそうだ。そんなことをカムイが許すはずがない。何があっても守ってくれるよ」


「……そっか」


 またテレーザの頬がほんのりと赤く染まった。カムイが自分を守ってくれる。これを思って嬉しくなったのだ。


「ただカムイはどうして……。これが悩ましいな」


 ダークに分かることがカムイに分からないはずがない。危険を冒してテレーザを同行させた理由が気になってしまう。


「えっと……」


 考え事を始めたダークにテレーザは困ってしまう。


「あっ、ごめん。テレーザさんを部屋に案内して。誰か女の人をつけてあげてくれる?」


「はい」


 後ろに控えていたダークの部下がテレーザを部屋に案内していく。部屋を出ていく二人の背中を見ながら、ダークはまた考え事にふけっていった。


 大した時間もかからずにカムイたちは着替えを終えて、部屋を出てきた。


「……それでニコライへの謁見に?」


 カムイたちの姿を見て、ダークは怪訝そうな顔をしている。


「えっ? おかしいか? これくらいの正装じゃないと駄目だって聞いたのだけど」


 ダークの思いがけない反応に、カムイは焦った様子で自分の姿を確かめようとしている。


「ああ、違う。良く似合っているよ。恰好良いね」


 漆黒の布地にところどころ銀糸で縁取りや刺しゅうがされている騎士服をカムイは着ている。これだけであれば、カムイには良くある服装だが、今日はその上に裏地が銀色の、騎士服と同じ漆黒のマントを肩から羽織っていた。その背中には銀糸で刺しゅうされた銀十字。

 正装といえば正装であり、カムイが着ると実に見栄えがする服装だ。


「……やっぱり、アルトは嫌がらせにかけては一流だね」


 カムイに聞こえないように小さく呟くダーク。その表情は実に楽しそうだ。その間もカムイは自分の服装を確かめたり、同じような服装をしているランクやニコラスたちを眺めたりしている。


 それから、しばらくは他愛もない話をして時間を潰す。


「あっ、お待たせ」


 そこにようやく別室で着替えていたテレーザがやってきた。


「えっ?」


 そのテレーザの姿を見て、ダークは驚いている。


「えっ、何?」


「……いや、テレーザさん化けるね?」


「ああ、それ、あんまり嬉しくない。でも、服に負けないようにちゃんとしろっていうから」


 テレーザは悪女を演じていた時のように派手めの化粧をしている。それだけではない。深紅のドレス、ではなく騎士服を身に纏っていた。かなりど派手な印象なのだが、しっかりと化粧した、艶やかな雰囲気のテレーザが着ているとこれが案外良く似合う。


「いや、皆さん良く似合っている。きっと謁見の場でも喜ばれるね」


「……そうか? 何だか気合い入り過ぎていないか?」


「それで良いのさ。じゃあ、お墓に寄っていくなら、そろそろ時間だね?」


「……そうか。じゃあ、ダーク。またな」


 ダークに声を掛けて部屋を出て行くカムイ。


「ねえ、カムイ」


 その背中にダークが声を掛けた。


「ん?」


「カムイはいつこっちに来るのかな?」


 このダークの問いにカムイは答えることをしなかった。意味ありげな笑みを浮かべて、片手をあげて挨拶すると、そのまま部屋を出て行ってしまう。

 その後を、ダークの方を気にしながらも、テレーザたちが追っていく。


「ボス、さっきのは?」


 カムイたちがいなくなった部屋でダークの部下が問いかけてきた。ダークの言葉の意味を部下も気になっていたのだ。


「考えたのだけどね。カムイは表舞台にいない方が良いと思って」


「どうしてですか? あの方は俺なんかが見ても、いかにも王様って感じですけど」


「そうだよね。あの恰好で謁見の場に出たら、どっちが皇帝か分からないよね?」


「ですね。だからどうしてって思います」


 部下はカムイに一国の王に相応しい風格を感じていた。そのカムイが表舞台から退いた方が良い理由が部下には分からない。


「目に見える恐怖と目に見えない恐怖。どちらが怖い?」


「……目に見えない方でしょうか?」


 少し考えて部下は目に見えない恐怖を選んだ。


「なんだがはっきりしない答え方だけど、そうだよね? 力を持ったままカムイが表舞台から姿を消して、帝国は安心出来るかな?」


「……すぐには無理ですね」


「そう。何かあった時に裏から力を見せつけるだけで、カムイは健在だと分からせることが出来る。これを続けていれば、カムイは伝説になる」


「伝説ですか?」


 ダークの話が大げさになってきた。伝説と言われても部下にはピンとこない。


「分からないかな? 王であるカムイが死ねば、国が残っていても恐怖は薄れる。でも、生きているか死んでいるか分からない状態であれば、組織が生き続けている限り、恐怖を与えられる」


「あっ、わかりました。悪い子を折檻する鬼ですね?」


 悪い子の前には鬼が現れて折檻する。部下が言っているのは、幼い子供を叱る時に使うおとぎ話の一つだ。


「うん、そんなおとぎ話あったね……なんか違う。けど、間違いではないか」


「帝国はいつ何をされるか分からなくて、変なことが出来なくなるわけですか」


「まあ、そうなれば良いかなって」


「あれ? でもそうなったらボスはどうするのですか?」


「僕はいつでもカムイの下に就くよ。元々、そうしたくて出来なかったのだし、今の僕があるのはカムイのおかげだ。そもそも僕たちの組織の半分は今でもカムイのものだし」


 ワットのようにカムイに見いだされて、各地に配置されている悪党たち、それに盗賊たちなど、カムイに組織に引き込まれ、そのままカムイに忠誠を向けている者は多い。


「そうですか」


 ただ、この部下はそうではない。ダークがカムイに就くということに納得出来ないものを感じている。


「その気があるのか確かめようと思ったけど、あの反応じゃあね。カムイは分かりやすい時と分かりにくい時が極端に違うからな」


 ダークはカムイも闇社会に潜るべきだと思っている。闇社会の支配者になるべきだと。だが、あくまでもダークの考えであって、カムイがどう考えるかは別だ。

 それを確かめようとしたのだが、失敗に終わっていた。


「俺らはこれからどうすれば良いんですかね?」


「それは分かってる。今以上に勢力を広げて、大陸全土の裏社会を牛耳ることさ。取りあえずはルースア帝国内への侵攻を加速させるよ。準備を進めるように指示して」


「あっ、はい」


 表の戦争が治まったと思えば、次は裏社会での争いが激化することになる。だが、この戦いを世の中の人が知ることはない。人知れず、闇の中で行われる戦いなのだ。


「さてアルト。錆びついたことしていると僕が代わりをやっちゃうよ。僕もそろそろカムイに恩返しをしないとだからね」


 シュッツアルテン皇国には、もう一人皇帝がいる。闇社会の皇帝と呼ばれたダークの手が大陸全土に広がろうとしている。

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