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Magia Online  作者: kame
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51/57

ギルド

「ギルド?」


「うん。

奈津美お姉ちゃんと紫さんと、アリスで作るの。

お兄ちゃんも入るー?」


俺はログインして自分の家で揺り椅子に座りながら膝で丸くなっているナナを撫でていると、ログインしてきたデンがギルド作るから入る?とお誘いを受けた。

ここでいうギルドは個人ギルドのことだ。


別に俺はギルドに入らない固定パーティーとかソロで通すつもりはないし入るとするか。

メンツ的に俺以外純粋な女子だが、まぁ…大丈夫だろ。全員知り合いだし。


「ギルドホールはどうするんだ?」


ギルドは一定の資金さえあれば簡単に作れる。

30万リムだっけか?そんな程度だったと思う。ギルドは複数人集まって作るものだから一人頭は少ないと考えていいだろう。

ギルドを作るのにはそんなにお金はいらないけど、そのギルドが自分たちのギルドハウスやギルドホールを持つとなると桁が上がっていく。

俺のこの小さな家でも150万リムだ。

最近はプレイヤーのレベルが上がって一日の収入は上がったらしく頑張れば一日2万リム稼げるらしい。

俺の家を買うと考えると単純計算で75日程度、これより大きくなると敷地面積に比例して金額が上がっていく。

しかも、どこを買っても固定というわけではなく、人気で地価が決まり家の値段が決まっていくシステムだ。

賃貸だと安く抑えれるが、毎月の支払が発生する。


「んーと、お母さんの店の後ろの建物が空いてるらしいからそこを買うつもりー」


今あのあたりどんどん値段が上がっていってるからなぁ…高いと思うぞ。

それにあの建物って商売向けの3階建ての建物じゃないか?


「奈津美お姉ちゃんが自分で改装する!とか言ってたよ?」


うわぁ…

あいつ完全に生産職やってるなぁ…

前に見たデンのライフルもナツミの作品だそうだし。

またナツミの弓は変わってたし、市場にナツミが作ったであろうタイトルつき武器が大量に出回ってるし、ナツミは俺たちと組まない間ずっと生産してるんじゃないか…?





「あそこがいい!!」


「…無理だ!!高すぎる!!」


俺とデンがナツミ、紫、アリスと合流して個人ギルドを作るためにギルド会館に来るとトミーたちが先にギルドを作って物件を選ぼうとしていた。


「おっはよー!!」


ナツミがトミーの背中をたたきながら声をかける。


「!?

…ナツミか」


「ナツミちゃん、おはよう」


確かクラムだっけか?


「それにしてもトッププレイヤーがこんなに集まってどうしたの?」


一応そんな風に言ってるトミーもトッププレイヤーの一人なんだけどね。


「私たちでギルド作るのよ」


紫がさらりと答える。


「へー、どこかギルドホーム買うの?」


ギルドホームはギルドの象徴だからな。

ギルドの資金力を示す大きな指標となっている。

うちのギルドの今回の予算は1000万リムとなっている。

同規模のギルドの3~5倍ってところだったかな。

この人数でギルドホームを持つギルドは少ない。

紫がトミーに狙っている物件をいう。


って…狙っていたギルドホーム、物件の中でも一番高かった…

今、物件のリスト見て初めて知ったし。


一応、ギルドマスターは言いだしっぺのナツミ。

副ギルドマスターは人数に制限がなかったから、残り全員だ。

そして・・・


「ギルドの名前どうする?」


まだギルド名を決めてなかったのだ。

ド忘れである。


「えーと・・・《戦乙女(ヴァルキリー)》は?」


なんかありきたりだし、紫がそのギルド名を出してくるとは思わなかった。


「普通すぎる」


「《雑貨屋》」


俺達生産ギルドじゃねぇぞ


「《Fortis》はどうですカー?」


強いねぇ・・・強いけど、ギルドの名前じゃない気がする。


「《MOD(えむおーでぃー)》、MOはMagiaOnline、DはDailyで毎日なのです。

どうですか?」


んーまぁいいんじゃないかな。

MOD(モッド)》・・・拡張パックって意味もあるけど・・・黙っておこう。


「じゃぁ《MOD》で決定!!」





「完成っ!!」


ナツミが完成したギルドホームの前で腕を組み胸を張っている。

場所は予定通りライの店の裏だ。

買って数時間でナツミは内部の改装を終わらせてしまった。

1階は、皆がくつろげるリビング、料理を作るキッチンと生産系設備の部屋。

2階には、大浴場と卓球台、書庫。

3階は、各自の部屋。

屋上もあるが、家庭菜園の場所になっている。

外壁以外は温かみのある木材で仕切られている。

ナツミのスキル的に木材が一番使いやすかっただけだがな。


「思ったより大きいのデース」


「さて、部屋割りしましょう」


各部屋の大きさには違いはないんだが…

日当たりが結構違ってくる。


「勝負ね」


「勝負なのです」


「負けないデスよー」


「ふふ」


皆が勝負する気満々である。

全員が同時に握りこぶしを作り…





「「「「「さいしょはぐー」」」」」



振り下ろした。

ゲームでギルドに入るときって特に深い理由ってないですよね。

大体、知り合いがいるとか適当に入ってお喋りしたいとかがギルドに入る理由ですよね。


5/11 サブタイトル変更


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