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Magia Online  作者: kame
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新たな無属性魔法使い

「ふふーん」


俺は意気揚々と《カルニン》から家のある《エレルニア》に向かって《飛翔》で飛ぶ。

時間にしてまっすぐ行けば10分ぐらいの空の旅だ。


ライトと紫と分かれてから、城下町風の街を軽く探索した後に飛び立った。

街は今までの中世といった街ではなくて日本の昔のような街だった。

歴史に詳しい人がいれば街で年代が分かるかもしれないが、俺は歴史に詳しくないから無理だ。


俺の眼下に広がる一面の緑の絨毯なんて、今の日本じゃ見れないよなぁ・・・

見れたとしても北海道とかか?樹海とかも見れるかもしれない。


やっぱり空を飛ぶって気持ち良い。





「ん?」


《エレルニア》にある俺の家の前でインテリアとしておいておいたベンチにナツミが座り、

クロエやアーロンたちがその前で、模擬戦闘していた。


「やっと帰ってきた!!」


一体なんだ・・・?


「みなーベルちゃん帰ってきたよー」


だからなんなんだよ・・・





で。



「《無属性魔法》を教えてほしい?」


俺はナナを膝の上に乗せて、《無属性魔法》を取ったらしいクロエを見ながら言う。

今は、外にいたナツミたちを家の中にいれてソファーに座って話している。


「便利系が多いって聞いた」


確かに便利系だと思うよ。

《浮遊》とか物にもかけれるから楽だし。

《ライト》に《加速》、《飛翔》と色々楽が出来る。


「だから取った」


貴重なスキルのスロットを埋めるようなものじゃない気もするが・・・


「空・・・飛びたい・・・」


クロエが俺の近くまで来て、耳元で回りに聞こえないように呟いた。

ちらちらとメイやアーロンを見ているのは、恥ずかしいんだと思う。


でも、空を飛びたいか・・・だとしたら必要なのは《無属性魔法》の熟練度が100か。

ゆっくりあげても半月でいけるかな。


「わかった。

教える」


思ったんだが、俺は無口系キャラで行ってるし、クロエは周りの様子を見る限り無口だし。

会話が続くのか・・・?





「わぁ!!凄い凄い!!」


まずは飛んでみようということでクロエの手を引いて空にあがると、クロエが声をあげて喜びだした。


「あっ・・・」


「普通でいい」


ロールプレイしていたのか・・・?


「ロールプレイ?」


「ち、違う・・・ただ、私が人見知りなだけで・・・」


現実で知っているメイとアーロンは問題なかったそうだ。

ナツミ?ナツミは自分からガンガンいくタイプだからな。

人見知りだろうと人間不信だろうと気にせず押しかけて、その元気で改善させていく。

本当に助かったよ。


一応、ここじゃ俺は小さい女の子だし気兼ねなく来てほしいものだ。





「姿勢制御が大事」


とりあえず、俺が《浮遊》を使って空での姿勢制御に慣れてもらう。

熟練度が100行くまでそんなに時間はかからないけど、ある程度詠唱は覚えてもらうつもりだし、ゆっくりやろう。


ナツミたちは俺達が《無属性魔法》の練習をしている間に、近くの森で狩っているらしい。

最近生産ばかりやっていて鈍ってるんだとよ。


「んっ・・・」


怖がってはいるが、上下逆さまになったり回ったりしないだけまともだ。

βで数人と空を飛んだが、ほとんど俺より大きい奴らばかりだったから空中で姿勢を崩して回りだして俺が振り回されたのはいい?思い出だ。

デンとは特に練習したからな・・・

デンはあまり参考にならないが・・・だって、ステータスだけで3メートルは飛び上がって回転技するような女だぜ。絶対参考にならねぇ。


「ベルちゃんみたいに出来ない・・・難しい・・・」


そりゃ使用期間が長い俺と比べたらダメだ。

比べるとしたら・・・ライぐらいじゃね?

何度か一緒に飛ぼうとしたし。


「熟練度があがったら自分で練習したらいい」


練習場所は《エレルニア》の木がいいぞ。

目標の高さまで飛んで、枝に乗って一休みしていけばいいんだから。

失敗して落ちてもHPは減らないしな。


「頑張る・・・」


おぅ、頑張れ。





――――バンッ


「Hi!!

先生いるデスかー!!」


家が開いてるんだからいるだろうよ・・・


俺は、揺り椅子に揺られながらナナを膝に抱えて日のあたる場所でのんびりしていたのに、アリスが勢いよく扉を開けて入ってきた。

それに、もう先生って呼ぶなって言っただろうが・・・


「何?」


ちょっと不機嫌そうに言ってみる。


「ふっふっふっ!!

これ着るデスっ!!」


そういってアリスが取り出したのは、ゴスロリメイド服。

なんだそれは・・・


「《カルニン》のダンジョンで見つけたのデス!!

ナツミにベルがこういうのが好きだって聞いたのデス!!」


いや・・・確かに好きだよ・・・好きだがな・・・


――――バンッ


また扉が開いた。


「もぅっ!!アリス早すぎ!!」


ナツミだ。

そりゃ、トップを爆走しているプレイヤーと戦闘と生産を同時にこなしているプレイヤーのステータスの差は大きいだろうさ。


「ベルちゃんが好きなのは、見るほうなの!!」


そうだ。

俺は見るのが好きなんだよ・・・

一度、MO内で着たことあるが・・・動きにくかった。

ゲームだからある程度は補正されていると思うんだが、動くたびにフリフリが一緒に動いてうっとおしかったんだよな。


「Oh・・・」


アリスが何を期待したのか知らないが、俺は絶対に着ないからな。

ある映画の宣伝見てたら紫を雪山で活躍させてあげたくなったけど・・・

次書こうと思ってる話、海なんですよね・・・


氷の魔法って綺麗だと思うんですよ。

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