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Magia Online  作者: kame
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46/57

地下水路

――――コツコツコツ


階段を下りる音が響き渡る。


「出ない」


「階段ではまだでないわよ」


俺は《ライト》を維持しながら、階段を下りる。

なんか、ライトと紫が《ランタン》というアイテムを出していたけど、そんなアイテムあったんだな・・・

俺の魔法で必要なくなったが。


そういえばオーク討伐のクエストを受けていない俺と紫が地下水路に入れるかだが、《カルニン》に一度でも入った人なら通れる場所だかららしい。

ふと思ってライトに聞いてみたらそう返って来た。




「《マジックアロー》」


階段を降りきると、レンガで半円状の真ん中に水が流れるトンネルになった。

俺達が全員降りると、それを待っていたかのように大きなネズミが襲ってきたから、とりあえず《マジックアロー》を撃って倒しておく。


なんというか弱い。

弱すぎて、《エネルギーボルト》を使う必要性がない。


「いやいやいや待って!!

ベルちゃんは《マウシリンガ》の場所が分かるの!?」


は?

普通に見えないか?


「普通にいる」


なんで紫とライトは驚いてるんだ?


「《マウシリンガ》は、索敵にも写らない特殊なモンスターなんだ。

だから、発見が遅くなってしまって、倒す前にこっちのHPが削られるんだよ」


索敵ねぇ・・・索敵・・・使ってなかったな。

折角取ったのに使ったのはじめのほうだけだったわ。

今じゃ目視と音でなんとかなるし。

この大きなネズミ《マウシリンガ》の足音は小さいけど、聞き取れないほどじゃない。

あとは、このトンネルの反響具合から位置を割り出せばいいだけだ。


「普通そんなことできないから!!」


ぇ?ほら、仲のいい友達に後ろから静かに近付かれて驚かされたことない?

あれが上手い友達がいるからこれくらいなら出来る。


「《マジックアロー》」


また沸いたから、どんどん狩って行く。


「紫とライトも」


二人も狩ってくれないと、俺のMPが減るだけだ。

《マウスリンガ》の経験値はそこまでおいしくないけど、ドロップするリムが結構多い。


「ん」


俺は《ライト》の魔法を操作して、トンネル内を光らせる。

《ライト》の魔法は光の玉を作り出す魔法だから、やろうと思えば《マジックアロー》みたいに操作できる。


「《無属性魔法》汎用性高すぎ・・・」


紫は戦闘一辺倒だからね。


「僕なんてスキル自体ありませんからね」


ライトは自分で望んでやってることでしょうに・・・


「あれ実は安価なんですよ?」


はぁ?安価でそんなの決めるなよ・・・


「また沸いた」


《マウスリンガ》は沸きも早いみたいだ。

ドロップするリムも多いし、沸きも早いから良い狩場になりそうなんだが・・・

暗闇で戦うことになるからつらいんだろうな。

あの《ランタン》とかいう光源アイテムも消耗品らしいし。





「《ウィンディ・アイシクル》!!」


紫の氷の竜巻がトンネル内でこっちを襲おうとしていた《マウスリンガ》を一網打尽にする。

ゴーレムよりは楽な道かもしれないけど、ここを毎回通るたびに襲われるのはめんどくさいな・・・

俺は空を飛んでいくから問題はないんだが・・・


「シッ!!」


紫の竜巻とは反対方向から襲ってきた《マウスリンガ》をライトが倒していく。

なんて早い拳なんだ・・・

トンネルを進みながら狩っているんだが、奥に進むにつれて《マウスリンガ》の色が違うのが出現するようになった。

多分レベルが上がってるんだろうけど、紫の竜巻で見えないから本当にそうなのかは分からない。


俺は今は光源係だ。

《ライト》の光の玉は攻撃を受けると消えてしまう性質を持っているから紫の範囲殲滅が通った後は真っ暗な空間になる。

その空間に《ライト》を唱えるだけの簡単なお仕事だったりする。


今は、パーティーを解散して各自で狩っている。

経験値は少ないといっても、これだけ短い間隔で大量に沸けばそんなこと関係なくなる。

それに狩った分だけリムが入るからいい。


俺?俺は別にリムに困ってるわけじゃないし、経験値が欲しいわけでもない。

《無属性魔法》の熟練度が欲しい。だから《ライト》を連発している。


「出口が見えてきたわよ」


先頭を行く紫が声をあげる。

前方には、光りが注ぐ出口が見えている。

地下水路とか言われてるくせに出口は普通なんだな。


「《ウィンド》!!」


紫が風を起こして蹴散らす。


「《カルニン》よ!?」


紫が光りの注いでくる出口に駆けていって・・・


「キャァァァァア」


視界から消えた。


「は?」


「へ?」


俺とライトは全力で出口に向かう。


「つめたぁぁい・・・」


俺達が出口から外を覗くと、そこは地面から3メートルほどの高さにあった。

そして、下には川が流れており全身とは言わないが濡れた紫が尻餅をついて座っていた。





「大丈夫?」


現実じゃないから風邪はひかないと思うが、一応女の子だし声をかけておく。

男だった場合?放置に決まってるだろ。


「大丈夫。大丈夫・・・」


大丈夫そうには見えないんだが・・・

一応、タオルというアイテムを持ってたから渡しておく。

水に入った後は、一定時間たたないと服とか乾かない。

その時間を短くするアイテムがこのタオルだ。


(それにしても・・・)


あの地下水路はカルニンの街の城壁に繋がっていた。

《マウスリンガ》は、水路から出てこれないようでこちらを見ている。


(まぁゲームだしな)


現実じゃ絶対ありえないよなぁーとか思いながら水路を眺めながら紫の復活を待つのであった。

久しぶりすぎてどういう風に書いてたか忘れました。


書きたいのにまとまらない→あっ仕事しなきゃ・・・→考えてた内容忘れる→またまとまらない→あっ仕事・・・→ループ


何ヶ月書いてなかったんだろうか・・・

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