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Magia Online  作者: kame
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33/57

ばれた

俺は紫と軽く話して分かれてから、また露天の練り歩きを始める。

ナナは頭の上に登った。

別に俺の身長高くないから景色がいいとは思わないのだが・・・


ちらほらと使い魔を連れたプレイヤーを見るのは、結構、《エレルニア》に行く人が増えたということなんだろう。

トミーのパーティーが着てから、どうやら速い熊に対抗するアイテムがプレイヤーメイドで出来たらしいが・・・

そんなのしらねぇ・・・


速い熊の対処法ねぇ・・・

 ・攻撃ぶち当てる。

 ・移動速度低下のデバフ

 ・ハメ

ほか何かあるか? 思いつかん。



露天で売っていたたこ焼きらしきものと焼きそばらしきものを手に噴水の広場に来る。

ベンチはカップルが多く座ってる・・・噴水の縁もカップルが・・・


爆発しろよ。

てヵ誰か小型の爆弾作ってくれ、素材なら提供する。

彼女いない暦=年齢の男どもよ集まれ!


ん?あれはデンとナツミか?


二人は噴水から少し離れた人気のない場所で話していた。

何の話をしているのかは声が小さくて聞こえない。


デンが俺を見つけたのか手招きしてる。

まぁ銀髪で小さいって目立つからな。


「ベルちゃんやほー」


ナツミが流石に人目が多いからか、抱きついてはこなかったが、ちょっと手がワキワキしてるのはなんだろうな。

俺はシラナイナァ。


「こっちのベルがお兄ちゃんだよ」


「ゑ!?」


あ?





「ハイ。ワタシハ、ヘンタイデス。ダマッテイテゴメンナサイ」


俺達は宿屋を借りてそこで俺はナツミに向かって土下座する。

宿屋は一つ一つの部屋が完全防音で外に会話が聞かれることがない。

重要な取引の話なども宿屋を借りて行うことがあるらしい。


「まだ教えてなかったんだ・・・」


だって、変態って言われたくないし。


「奈津美お姉ちゃんは、お兄ちゃんに聞かなかったの?」


「だって響が、俺を探してみろーとか言ったんだよ!ひどいと思わない?

見つかるわけないし、ずっと近くにいたし!!」


ずっとはいなかったけどな。


「でも響って分かったらもう遠慮する必要ないわね!!」


「うわっ!?」


俺は土下座をするために正座をしていた状態から、思い切りナツミに抱きつかれて、後ろに倒れこんだ。


「んー可愛い!!」


ナツミが頬擦りしてくる。


「流石に、他人だから遠慮してたのよねー」


さいですか・・・

ナツミの顔がすぐ近くにあるが、特に何とも思わないな・・・

近すぎるとこんな感じなのかな。


「どうせ理沙ちゃんのためでしょ、そのアバター」


ナツミが俺の耳元で小さく呟く。


やっぱ分かってたか。





「へぇ、よかったじゃない。

変態とは思われなかったんでしょ」


母親が俺の作った夕食を食べながら、話をする。

最近は、飯と風呂と寝床のためにしか帰ってこない母親だ。

なるべく家族の親交も大事にしたいから少しでも話すようにしている。

話しかけていたら認知症とかの病気の発症率が低くなるという噂を聞いたことがある。噂だから本当かどうかは知らないが。


「そうそう、そろそろ《闘技場》を開放するわよ」


《闘技場》とは一週間に一回、PVPのトーナメントを行っているよくあるコロシアムだ。

力試しや、優勝することで手に入る優勝の称号を取りに行く人達で結構人気になる施設の一つだ。

βのときは人数が少なかったから一回戦から決勝まで最長でも6時間はかからなかったが・・・どうするんだろうな。


「初戦は参加人数によって8か16グループ作って勝ち残り戦を行うことができるわ。

それに《闘技場》だと死んでもデメリットはないようにしたわよ」


結構変わったな。

昔は死んだら経験値減少とステータス1時間減少があったんだよな。

そのデメリットのために参加者は少なかった。


「それに公式で《掛場》を作ったわよ!!

ふふふ、これで詐欺師がいなくなるわ!!」


昔は非公式の賭けで詐欺師が結構いたからな。

でも公式で出しても、詐欺師は減ってもいなくはならないだろう。


昔、賭けで詐欺師にやられたらしいからな・・・


「で、その一回目のトーナメントに出て欲しいのよ。

理沙には頼みにくいから響お願い!!」


母親は頭を下げて、顔の前で手を合わせる。

年相応な行動してくれよ・・・


「で、いつから実装なんだ?」


「明日!!」


はい?


「だから明日!!


「急すぎないか?」


たしかアップデートの告知はなかったはず・・・


「前のアップデートで実装済みよ!!

明日楽しみにしてなさい」


なんだ教えてくれないのか。


「で、出てくれるの?」


まぁ出てやるか・・・

結構時間取られるからめんどいんだよなぁ。






――――ゴゴゴゴゴゴゴ


俺が《ヘネシリウム》でナナを抱えながら買い物をしていると、地面が大きく揺れだす。


「な、なんだぁ!?」


「きゃぁぁぁ」


「うわっ!?」


回りの人達があわてて机の下に隠れたり、盾を構えたり、剣を地面に突き刺してこけるのを耐えたりしている。

俺?俺は杖を地面に突き立てて耐えている。

そうでもしないと倒れそうなぐらい地面が揺れている。


(なんでゲームの中で地震が起きるんだ・・・?)


『運営告知です。

ただいまより《ヘネシリウム》北側の《闘技場》で、PVPトーナメントの参加受付を行います。

こぞってご参加ください』


まさか・・・


俺は未だに揺れ続ける中、《浮遊》を唱えて浮き上がる。

周りに建っている建物よりも高く飛ぶと北側に向かって飛ぶ。

というかもう見えてきた。


見た目は円形で、戦闘フィールドが観客席で覆われる形だ。

今さっきの地震はこれが出てきていただけか・・・

闘技場は地面から上がってきているのだろう。

ゆっくりと、持ち上がってくる。


いいたとえるなら、地面から建物が生えてきた。



ど派手な出現だな・・・

久しぶりの深夜投稿。


感想ありがとうございます。


朝と夜には目を通すようにはしているので、そのくらいの時間には返信できると思います。

誤字報告、とても助かってます。

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