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Magia Online  作者: kame
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19/57

東の森3

「本当にありがとうございましたっ!!」


男は物凄く頭を下げながらお礼を言ってくる。


「まぁいいわよ。

熟練度上げにはなったし」


確かに魔法の熟練度上げにはなった。


「僕は、クラムといいます。

先ほどは危ない中助けてくださりありがとうございます」


「気にしないで」


ちょっとMPKかと思って警戒はしておいたが、防具はぼろぼろ、武器は持っていないし、一応形を残している盾だって、もう壊れかけだ。

まじで逃げてきたんだろう。


「ところでお2人の名前を教えてもらっていいですか?」


まぁ名前を聞いてないと呼び辛いしな。


「ベル」


「紫よ」


俺達が名前を言うとクラムは、目を見開きとても驚いた顔をする。


「ま、まさか《最高の魔法使い》と《氷結女王》だとは・・・」


《最高の魔法使い》は俺がβから言われている二つ名だが、《氷結女王》?

多分紫のことなんだろうけど、俺には聞き覚えがないぞ。

なんか飲み物みたいだな。


「ちょ、ちょっと待って!!

なんで私が《氷結女王》なのよ!!

そんなの初めて聞いたわよ!!」


紫も聞き覚えがないらしい。


「あれ?知りません?

掲示板でそう言ってましたよ?」


・・・俺はウィンドウを開いて掲示板を見る。


【Magia Online】氷結女王に踏まれたい【掲示板】


見なかったことにしよう。


「誰が言ったのよ!!」


って紫が氷をクラムののど元に突きつけながら尋問している。


「ま、マサルさんです!!」


《Magia Online》内では、聞いたことない名前だな。

クラスメイトにはマサルという名前の奴はいるが。


「あいつか!!リアルでブッとばすっ!!」


なんだリアルでの知り合いか。

というか女王ねぇ・・・紫には似合わないな。




「どうする?必要なら街に戻るついでに一緒に行く」


そろそろ寝ないと明日の学校にひびくからな。

紫がいつもログアウトする時間が迫ってきているから街に戻るつもりだったし。


「お願いします」


まぁそんなぼろぼろの防具で抜けれるほど《東の森》は甘くないからな。





「あっいたいた!

おーい!」


先に死に戻りしたクラムの仲間が《ヘネシリウム》の噴水の近くにあるベンチに座って待っていた。


「あっ!!

ベルちゃん!!」


・・・トミーのパーティーだったのか。


「ぇ?ベルちゃんってあの?」


あのってどのだよ・・・


「お前らが死んだあとに、モンスター引き連れて逃げてたら助けてくれたんだよ」


「へぇ・・・どのみち私たちは2時間のデスペナだからもう行けないわよ?

それに落ちるし」


まぁもう夜も遅いからな。

時間的には2時を回るか回らないか程度だ。


「まぁ私たちのことはおいといて、ベルちゃんたち2人で《東の森》いけるなんて凄いね」


トミーが俺の頭を撫でながら言ってる。

なぜ撫でられてるんだろうな・・・なんとなくナツミと同じ理由な気がするが。


「じゃー私は明日があるし寝るねー」


紫がまた明日といいながらログアウトしていった。

俺もそろそろログアウトしないとな。


「ねぇベルちゃん!

明日暇?」


トミーは深夜でも元気だな・・・

俺は結構眠い。


「明日は《東の森》いく」


なんかデンとアリスが組んで《東の森》の前提やってるらしいが、なにせアリスはアメリカの高校生だ。

時差的な意味で短時間しか、組めないらしい。


「それ私たちのパーティも一緒してもいい?」


「紫に聞かないと分からない」


俺は別にいいが、経験値効率落ちるしなぁ・・・


「別パーティでもいいから私たちと一緒に狩って欲しいの!

参考のために」


俺達の狩り方は参考にならないと思うがな・・・





「ねーねー響。これどう思う?」


奈津美が俺に画像を見せてくる。

なんというかデジャブを感じる。


奈津美が見せてきた画像には、製作品だろう《高級猫耳》のステータスが写されている。


【《高級猫耳》 INT+6 魔力+3 物理防御力+10 魔法防御力+10】


・・・破格だな。


「これがどうしたんだ?」


「どのくらいだったら売ってもいいと思う?」


そうだなぁ・・・普通だと50万リムぐらいだが・・・あまり高すぎると買う人はいないだろう。

もっと待てば金持ちが現れて買っていってくれるかもしれないが、現時点ではこの性能に見合う金額を出せるプレイヤーは限られてくるだろう。

俺には無理だ。

固定の収入の見込みが出来たが、まだまだそこまで足りない。


「買える人がいないと思うが、50万リムは行くな」


「へー・・・どうしようかなぁ・・・」


売るにしても相手を選べよ・・・男の猫耳なんて俺、見たくないぞ。


「とりあえずライちゃんにも見せてみよーっと」


「そういや奈津美はずっと工房に篭ってるのか?」


「違うよーちゃんと狩りにも行ってるよー」


俺以外と狩りに行ったことあるのか?こいつ・・・

大体工房にいるような気がするし、ライの店に大量に置かれるようになったタイトル付き防具は奈津美の製作品だろう。

どう考えても、時間が足りないと思うんだが・・・

なにげにこいつゲーマーとしては健康的な0時就寝だから、俺よりもログイン時間少ないはずだが。




「こらぁぁぁ!!

待ちなさい!!(まさる)!!

今日という今日は許さないわよぉぉぉ!!」


「うわぁぁぁぁぁ」


廊下から聞こえてきた、叫びながら廊下を駆けていった男女のことは意識の端に追いやっておくことにしよう。

最近気が付いたのですけど・・・PVが3000超えてる・・・


こんな駄文を読んでくださり、ありがとうございます。


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