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【第一話】

 かなり駄文が目立ちますが、パソコンのデータの奥にしまってあった処女作なので大目に見ていただけると幸いです。



 _____ちりりん、ちりりん。



 目覚まし時計の音が鳴る。時刻は午前4時。


 季節が冬だからか、朝はとても冷え込んでいる。寒がりの私はなかなか布団から出れず、そうしているうちに一分、二分と時が過ぎていってしまう。やっとの思いで起き上がったときには、もう既に時計の針は4時15分を指していた。


 慌てて布団から出て、寝間着姿から外出着へと着替える。お気に入りの白いカーディガンに袖を通しながら、私は今日の買い出しについて考えていた。


 そういえば、今日は脂の乗った良い鰤が入ると魚屋のおじさんが言っていた。今日の日替わり定食は、鰤の照り焼きでも良いかもしれない。そろそろ、出発の時間だ。2階にある自分の部屋から出て、1階につながる階段を降りる。


 今日は私が買い出し当番なので、まだあの二人は眠っているようだ。玄関から外へ出て、自転車のカゴに財布の入ったトートバックを放り込む。ペダルに足を添えた私は朝早くの京都の街へと踏み出した。

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