悪魔とXXXと籠の中
~悪魔とXXXと籠の中~
~悪魔とXXXと籠の中~
細マッチョなばくに喰われそうになった夢魔は、管轄の島国に戻った。
「ヤラナキャ、ヤラレル?」
ガクガクと震えるその体を抱き締めて、その眼下にある島国を見下ろした。
冷たい風が吹く………
「ばくは、居ないな……?」
小さなばくの姿が見えないことを確認した夢魔は
小さな羽根をはばたかせ、勢いをつけたままに
極上の悪夢をたっぷりと撒き散らしていく。
「ヤラレル……ヤラナキャ、ヤラナキャ……成長…シナキャ、ヤラレル……アイツミタイニ……」
狂ったように、島国にばら蒔く悪夢が妖しく光る。
…夢魔の恐怖が宿ったかの様に………
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「はぁ……はぁ……はぁ……」
魔界の自分のベッドに戻った夢魔は、
力を使い果たしたかの様にぐったりと横たわって、荒い息を繰り返していた。
『……何があったかは、聞かんが、貴様、力の限界位は解らんとな…』
ギラリとした金の瞳の間に寄せたシワが、悪魔の心情を表しているのが解る。
「はぁ……はぁ……動け…な……」
『だろうな…ん……』
ぐいと髪を持たれ、そのまま上を向かされた夢魔の半開きの唇を、
悪魔の冷たい唇で塞がれた!!
「は……ん…ンッ?!」
『汝に我の血を、分けて与えてやろう……』
「え……な……?!」
自らの唇を噛み切ると、今度は夢魔の舌を軽く噛む。
…夢魔の口内に鉄の味が広がった。
『ん………』
「んっ………ぐっ……ぁふ……」
滲んだ唇の血を舐めとると、そのまま夢魔の口内に舌を捩じ込む。
…口内に滲むのは、夢魔の血……
舌先から滲み出た血液と、悪魔の血を乗せた舌が絡み合う……
「ん……ふぁ……ンッ……」
『ん……ふ……』
クチュリクチュリと絡み合う舌と舌……
飲み下せない唾液が、夢魔の顎を伝う……
「は……はぁ………は…ぁ…れ?…」
『これで貴様は我の物だ。…我の血を、力を分けて生かしてやった。ま、血が巡るまで暫くは動けまいが、な…』
ペロリと顎に伸びた唾液の跡を舐めると、
悪魔はふと金色の瞳を細めた。
『馬鹿者め……普通に夢魔としての責務を果たしたならば、その翼をはためかせ我の元から飛んでいけたと言うに……本当……馬鹿者、め……』
言葉より優しく
夢魔の頬を撫でた悪魔の冷たい掌……
「ね…むい……」
『あぁ、眠るが良い。捕らわれた籠の鳥……最愛の小さき夢魔よ…否、愛しい元夢魔…ゆっくりおやすみ……』
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「あの小さき元夢魔は?」
『…眠っている。我に堕ち、快楽に溺れて、な』
「そうか…島国は別の夢魔が仕切り始めた…」
『……奴に触れたばくは?』
「あぁ、残念だが消滅させた。…大悪魔様直々の命令だから、な…」
悪魔の……モトイ。
驚異のスピードで大悪魔に昇格した元悪魔の部屋で、
『大悪魔』と『最上級夢魔』が話をしている……
「あく…ま…?」
しなやかな四肢を伸ばして、ゆっくりと大悪魔に凭れる小さき翼の元夢魔。
「目覚めたか……」
『なんだ?…まだ足りないのか?』
悪魔の足によじ登り、その膝に跨がる姿はまるで……
「ふ…淫魔の様だ…」
『…そこらの淫魔より、コレの方が敏感でそそられるがな…』
「あくま…んっ……」
白き肌に指を滑らせるだけで、愛らしい声を上げる元夢魔……
「……はぁ、見ていられん。俺はもう行く。…父親(元大悪魔)を消滅させた貴様のことだから心配等はしていないが、仕事はきちんとしろよ?」
『無論だ……ではな……』
「ひ……ぁ……キス…し…ンッ…」
『ふ……』
命と引き換えに得たモノは…
大悪魔の上で、腰をくねらせ踊る元夢魔のある意味幸せな…
淫らな終焉。
~悪魔と元夢魔と籠の中~
あとがき
はい。
夢魔の卵~悪魔ED~
悪魔と夢魔にはずっと一緒にいるLOVELOVEなEDを模索していたのですが、
行き着いたのは、なんだかBADEDみたいな、終演になってしまいましたm(_)m
おかしいな…
もっとハピエンのイチャラブにしたかったのに…orz
そっちを期待していた読者様、申し訳ありません;;
でも、
このお話が個人EDの中で、一番すんなり書けたとか内緒ww
そんなわけで、ここまでお付き合いありがとうございました!!!
まだ夢魔の卵には他のEDもありますので、もう少しお付き合いくださいませm(_ _)m




