賢者(自称)はちゃんと賢者モードになれ❗
120年たった。
(鷲)「今さらではあるが、俺は長生き過ぎないか?」
「本当に今さらですね。不老長寿の薬飲んだじゃないですか。」
(鷲)「いや、そんなに効果があると思ってなくて。」
「嫌ですか?長生き。」
(鷲)「嫌じゃないぞ。たくさん、子供もつくれているしな‼」
「あ、はい。」
(鷲)「にしても、起きないな。」
「起きませんね。」
「金貸して、娼館行くから。」
「ん?!」
(鷲)「おう、賢者、久しぶりだな。今度は刺されるなよ!ワハハ!」
「言われんでも、そうするわい!」
そこには20代後半の男性。
「賢者(自称)様じゃないですか、いい加減金返せ!」
「いや、今日は良い話を持ってきたぞ!それでチャラにしよう!」
「チャラにするかどうかは、さておき、何ですか?」
「立派な魔物の国作っておいて、ケツのあながちっこいのー」
「良いですよ!小さくて‼金返してくださるなら!」
「チャラ?チャラ?」
「うっさい!チャラにはできない!貴方、いくら借りてると思うんです?利子無しでも、5億3千ゴールドですよ!」
「え?そんなに借りてた?」
「借りてます‼もう、いい加減にしなさい!娼館通い!また、女性に刺されますよ!」
「ハハハハハ!」
「でだな、日本昔話では、天岩戸の前で宴会したら、神様が出てくるらしい!」
「あぁ、もう‼露骨に話を逸らしましたね。んー宴会か。確かに妙案。」
「で、チャラ?」
「チャラは無理ですが、1億位は減額しましょう。後、レシピください。宴会レシピ。」
「良いけど、減額もっと希望!」
「レシピ一個につき、一万ゴールドです。」
「じゃ、竜田揚げを教えよう!あとはポテートとか……」
賢者(自称)は20個程レシピをあげるが、
「はい、やっと20万ゴールドですね。」
「くぅ、思い出せ!俺の脳みそ‼」
「電化製品や戦争レシピなら一千万ゴールド出しましょう。」
「うぃぎぃ!戦争レシピって、なんじゃい!」
「娼婦のレディマムから聞いたぞ。銃ってやつを。」
「武器レシピかよ。さすがに不味いだろ。さすがにそれは!」
「今日だけ娼館全員タダ‼今日だけ、全部、私持ち!」
「火縄銃ってのがあってだな……」
火縄銃、大砲のレシピと火薬の簡易作製方法ゲット!
「じゃあなぁー!」
「まだ、借金ありますからねー。」
言葉が終わる前に賢者(自称)が逃げていった。