始まりの章
そこは深い海の底の世界。
深海に住むお魚達の中にまぎれて静かに暮らす
【人魚の社】があった。
その世界で産まれた今年15歳を迎えるわがまま娘、『奏あんゆ』が人間界と繋がる血の繋がった一人娘。
彼女がいったいどんなハプニングやパニックを起こして行くのか。
初めての作品ですがよろしくお願いします。
【まえがき】
---私はあなたが来てくれることをずっと待っていました。
---さぁ、ページをめくり、物語の世界へいらっしゃい。
---そして、海の世界の姫君を守ってください。
【キャラクター紹介】
奏 あんゆ(かなで あんゆ)♀
15歳
物語の主人公。
家族の中では3女でたくさんの兄妹を持っている。
誰にも負けない声の持ち主で、声を聞いた男性はたちまちメロメロになってしまうほど。
15歳の誕生日で人間界へ…のばすが、10歳の時に1度陸へ上がった経験がある。
声に自信があるため、部活動は『合唱団』に入っている。パートはソプラノパート。
風丸 剛 (かざまる たけし)♂
20歳
曲がったことが大嫌いだが少し臆病な一面もある。
主人公あんゆと出会い、少しずつ心を開いていくが、
最初は全く信用しようとしない無口な人物。
それでも、立ち向かうべき敵が立ちはだかった時、
片手に持つ剣に神秘の光が宿る不思議な剣士。
奏 ゆうな (かなめ ゆうな)♀
17歳
あんゆの二つ年上の2歳年上の姉で次女。
姉妹の中でも1番しっかりしている。
得意なことはオムライスを作ること。
奏 浩二 (かなで こうじ)♂
13歳
やんちゃで欲しいものは買ってもらえないと暴れるタイプの五男。
小さい頃の将来の夢はスーパー戦隊になって悪の覇者たちと戦うことだった。
奏 飛鳥 (かなで あすか)♀
20歳
兄妹の中では長女で、面倒見のいいお姉さん。
大学に通っていて、将来は看護婦さんになるという夢を持っているため日々勉強中。
奏 素子 (かなで もとこ)♀
35歳
あんゆたちの母。
心優しき息子たちのことを誰よりも思っている。
夫(奏 勲 (かなで いさお))を早くに亡くし、今は娘と息子たちと力を合わせて生活をしている。
キュア・アンリ・エーグ♂
奏 あんゆが人間の世界へ行く時に付き添いの子。
海の生物にしては珍しいが、特殊な生命力を持ち、海の中でも生きることが出来る。
マリー・アル・テルマ♀
34歳
人間界でお世話になるマザー。
小さなお店『コロリンカフェ』を経営する店長。
怒るととても怖ちが、笑うととっても素敵な笑を見せてくれる。
名前が長いため、マリーと呼ばれている。
クロノ・ヘア・カーラーン♂
35歳
『コロリンカフェ』に毎日のようにご来店される常連客。
通うように来店を繰り返すたびに、マリーへ気持ちが惹かれていく。
名前が長いため、クロノと呼ばれている。
タミー・カルメン(ヒゲじいさん)♂
71歳
いろんな情報を欲しえてくれる長老。
だけど、話の途中でよく居眠りをしてしまうという癖がある。
楠本 安依里 (くすもと あいり)♀
15歳
あんゆが人間界へ来た時に出来た初めての友達。
学校ではクラスは隣だけれど、よく遊ぶ大親友。
佐々本 みか (ささもと みか)♀
14歳
不思議だらけに見えるけどこれでもさやかの妹。
さやかと手を組めば最強タッグ。
部活は私と同じ。
佐々本 さやか (ささもと さやか)♀
15歳
力も強くてたくましい人物。
部活はいろんな部から期待され、大体の大会の日は助っ人として出ている。
みかのお姉さんで初めての友達。
佐々本 花 (ささもと はな)♀
13歳
みか、さやかの妹。
先輩には必ず敬語を使うという礼儀正しい女の子。
カラスが苦手で近くにいるとすぐにみかやさやかの後ろに隠れるという可愛い1面も。
笑顔が取得の素敵な女の子。
木ノ下 ゆかな (きのした ゆかな)♀
24歳
あんゆとさやかのクラスの担任の先生。
担当科目は英語と家庭。
好きな人は…
まぁ…とりあえず保留ということに
なっているらしい(汗)
【プロローグ】
そこは深い海の底の社に住む1人の人魚姫の物語。
かつてその海は、悪の者に狙われがちの世界ではあったが、ある1人の若者の力により救われる。
が、それ以来、その若者は姿を見せることは1度もなかった。
一言でいい。
一言お礼を言わせてほしい。
小さな社の中での宴会中誰もがそう思いがちになっている中、主人公『奏 あんゆ』は社の外に気を取られ、宴会の場を離れることに。
だけどその瞬間、
人間界にも、人魚の社にも同じような危機が迫る。
その後に起こること、それがこれから始まる物語。
ドキドキワクワクでそしてこの物語の登場人物になった気持ちにさせます。
さぁ、あなたも一緒にこのお話の世界へ起こし下さい。
みなさんこんにちは。
そしてはじめまして。
今回は昔憧れた『人魚姫』をテーマに小説を書かせて頂きました。
いつかこんなふうに物語として作れたらとずっと心の底から願っていましたので、このサイトと出会えたことを本当に嬉しく思います。
今後主人公がどんな風に行動をしていくのか、
それは次章をお楽しみ。
今後とも、もっともっと盛り上げられるように
私自身も楽しく書かせて頂きますのでよろしくお願いします。
ありがとうございました。