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プロローグ


「うーん…」

眼が覚めると、木の中の様なところにいた。

うん、狭い…取り敢えず、私は死んだはずなのだが…ここは牢獄か何かなのかな?私そんな悪い事してなかったはずなんだけど…間抜けな死に方をしたのは覚えてるんだけどね…何が間抜けか、だって?それは簡単。雑草とかボーボーの山に一人で入っていった結果、迷って崖から落ちて死んだだけ。いやー、あの時は若かったんだよね!

なんたって16だったし。イジメられててとりあえず人のいないところに行った結果でもあるし。

まぁ、そんな間抜け話は置いといて…こっから出るにはどうすればいいか…そうだ。取り敢えず、触れてみよう。

そうして私が囲っている木の様なものに触れようとすると、木が開き、外が見えた。……どうゆう事?えーっと、つまり、この木は人を閉じ込めて養分にする木なのかな?そんな木は地球にはなかったはずなんだけど…まぁいいか。

取り敢えず、帰る道を探すことにしよう。そうして私は歩き出し、しばらく進んだところで…進めなくなった。

……これ、帰れないパターン?ってゆうか…こんなことってないよね?うん、私疲れてるのよ。だから休もう…おやすみ…

ってちがーう。現実逃避してる場合じゃないし、こんなところで寝たら死ぬ〜。

絶対に。

はぁ、近くで一番安全なのは木の中だよね…(錯乱)

脱出方法とか考えないと…そう思い、木の中に戻ると、一枚の紙が落ちてた。えーっと、なになに?

『こんにちは、神様でーす!!

初めまして〜。貴方はめでたく転生しました〜。パチパチパチパチパチ〜。因みに異世界です。地球ではアリマセーン。

何故異世界かって?それは私がミスっ…げふんげふん。ある意図があって送ったんだよね〜。色々困惑してるだろうし、君の状況と能力なんかを話しておくよ〜。君の種族はドライアドっていう種族でーす。なので、貴方が最初いた木から、あまり離れられませーん。もしかしてもう体験した?したんならわかってるよね〜。あと、貴方が死ねば木も死にます。木が死ねば貴方も死にます。

だから宿り木はきちんと守ってねー。それと、ある意図のために色々チートつけたから有効活用してね〜。チートその一は、定番の鑑定でーす。使い方は、鑑定って口にすると出来るよ。使い慣れてくると言わなくても大丈夫だけどね。その他の能力は鑑定を使って確かめてね〜。バイバーイ』

うん、色々分かった。つまり、神様がドジ踏んで、私がドライアドってのに転生してしまったからお詫びにチートくれたってことですよね?これ?取り敢えず、鑑定してみますか…

「鑑定、自分」


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ステータス

種族 ドライアド レベル1

名前 なし

体力145/145 耐久力123/123 防御力45 攻撃力32 MP432/432

魔耐321 魔攻 276


能力

「鑑定レベル1」「植物知識レベル1」 「品種改良レベル1」 「吸精レベル1」「フェロモン生成レベル1」 「促成栽培レベル1」

「植物改造レベル1」「侵食レベル1」

「支配レベル1」「木ノ実生成レベル1」


備考

支配率 0.00001%


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成る程、つまり自分の強さとかが分かると。しかし、鑑定以外、チートがどこにあるんだ…これ?全くわからない…あと、宿り木を調べないと…宿り木がやられたら私も死ぬし… 「鑑定、宿り木」


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ドライアドの宿り木

耐久力123/123

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なるほどー、私の耐久力がそのままってことね。うーん…

はっ!?もしかして、能力を鑑定したらどんな能力か分かるんじゃ?でも植物知識はなんとなく分かる。なら比較的利用するだろう 品種改良、促成栽培、吸精を調べるぞー。よーし、善は急げだー。やるぞー

「鑑定、能力 品種改良、促成栽培、吸精」


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品種改良について。

自分が望むように品種を改良出来る。MPを消費する。

既存の品種とかけ離れているほど、MPを消費する。又、失敗する可能性が出てくる。レベルが上がるとMPの消費が少なくなり、失敗する可能性が減る。


促成栽培について

植物が育つ時間が短くなる。レベル1でも一ヶ月は短縮される。


吸精について

対象の体力を吸い取る


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『鑑定がレベル2に上がった』

え?なになに?頭の中に声が…って、ゲームとかにあるアナウンスに似てるわね。これ。つまり、世界の声みたいなものっことだね。 よし、確定。鑑定がレベル2になったことだし、もう一度ステータスを出そうかな?んー…でも、あんまりステータスは変わってないはず…なら、能力かな〜?だったら 「鑑定、吸精」

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吸精について

対象の体力を吸い取る。対象に触れてないと使えない。

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お〜、情報量が増えたみたい。でも、この先どうしよう…魔力の使い方わかんないし…なんか詠唱すればいいのかな?

…うーん、違う気がする。そうだ。私には鑑定さんがいるじゃないー。

「能力の使い方教えてください鑑定さん」


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能力の使い方

能力名を唱えると使える。

因みにパッシブスキルもある。


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うそー、使えないー…

どこがチートだー…

…持ってるパッシブスキルはあるけど…(促成栽培)

ところで…この支配率って何?

とりあえず、鑑定っと


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支配率

現在どの程度その土地の全てを支配しているというもの。


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えーっと…これは…どうやって支配してるとかの説明はないんですかね……これがわからないとどうしようもないような気がするのだけど…

うーん…あ、侵食スキルってのがある。ってかあからさまなスキルを調べてなかったってことなのかな…これは…とりあえず、『鑑定


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侵食スキル


根っこや水などにより、その土地や湖などを自分の体の一部にしてしまうスキル


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…えげつない…このスキル、持ってるとバレたら確実に討伐とかされるタイプじゃん…

どうしよう…まぁ、対策はおいおい考えよう(現実逃避)

支配スキルも『鑑定』っと


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支配スキル

支配した存在を操ることが出来る。ただし、効果は限定的。持っている個体はキングやクイーンになる。また、己の種族に関係がないと支配できない。


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…めちゃくちゃチートだった…

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