表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Dream for you!  作者: 一九山 水京
1/4

プロローグ

 その日、街には雪が降っていた。

 量は多いが吹雪いてはいない。まさにシンシンと降っているという表現がぴったりの降雪だった。

 そんな雪を窓越しに見つめる少年が一人。

「ねぇお母さん。今夜サンタさん来てくれるかなぁ?」

 少年は母親に問いかける。

 今日は十二月二四日、クリスマスイブ。街では色鮮やかなランプが所狭しと並び街を鮮やかに彩り、道を 横行する人はみな笑顔でにぎやかな雰囲気を醸し出している。

 少年の問いかけに対して母親は

「駄目よそんなの期待しちゃ。勝手に家に入られるなんて気味が悪いわ」

 完全に否定的な意見である。

「えー? でもぼくプレゼント欲しーよー」

「プレゼントならお父さんが買ってきてくれますよ。さ、お皿配るの手伝ってちょうだい」

「はーい」

 少年はキッチンで料理をしている母親のもとに行って手伝いを始めた。

 クリスマスでの代名詞にしてメインイベント。

 少年少女が夢見てやまない一人の男。

 その日の夜に家に訪れ枕元にこっそりとプレゼントを置いてくれる存在。

 赤い服でおなじみのサンタクロースは今どこで何をしているかというと……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ