穴に落ちた先で
「迅人!」
なんだかんだで、最後に瑠璃の声を聞けて良かったな
今思うと、瑠璃の作る飯は美味かったし、(おっぱいは無いけど)
毎朝起こしにも来てくれてたし、(貧乳だったけど)
宿題も見せてくれたし、(無い乳は腕に当たらなかったけど)
少しお節介なところはあったけど楽しかったな
……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………おい、どうすんだよ、もう言う事無くなってきたぞ…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………
そして、このマンホール何処まで続いてるんだよおおおッ!?
いっそ、思いっきり、一思いにヤッちゃってくれよ!!
ん?足元から光が見えて来た!?
えっ!?
ちょっ!?
うあああああああッ!!!!
―――目を覚ましましたか?―――
“オレはいったい、ここは何処だ?”
“オレに話しかけるってことは誰かいるのか?”
―――突然呼んでしまって申し訳ありません―――
“声は聞こえるけど、どこにいるんだ!?”
―――私は空に住まうもの、名を主菩提といいます。私には形がありませんので貴方のイメージを借りさせて頂きます―――
“なん…だと…”
目の前に眩い光が放たれたかと思うと、黒髪ロングの妙齢巨乳美女が現れた
それも、局部がギリギリ隠れる薄い羽衣一枚で
ブハッ
そんな声にならない声と一緒に鼻血が宙を舞った
「えっ!?大丈夫!?ってキャッ!?なんでこんな裸同然の格好なの!?」
“それはこっちが聞きたいぞ!”
「貴方いつもこんな想像してるの!?信じられない!!エッチなこと以外考えられないんじゃないの!(怒)」
裸同然の巨乳美女に言われても、説得力がまるで無い
あったとしても、それどころじゃないけど
「まぁいいわ、今度は貴方の記憶にある服を選ぶから」
そう言うと、巨乳美女は綺麗な巫女のような服に変わり羽衣をたなびかせて宙に浮いている
「コホン!、貴方に来てもらったのは一つお願いを聞いて欲しいからです」
“ちょっと待て!ここはいったい何処なんだ!?”
「はい、ではこれから説明させて頂きます」
一つ、ここは、世界と世界、次元と次元の間、実体はないが因と縁によって存在する、つまり時間と言う概念が存在しない場所です
“なるほど、現によくわからない世界にいるってことは理解できるな”
二つ、ここへ呼んだ理由は、これから違う世界に行ってもらって世界を救って欲しいと言うことです
“ん?”
三つ、その為に特別な力を貴方にさずけましょう
“……………”
四つ、これから行く世界を救って頂ければ、ここへ呼ぶ前の世界、時間に戻れるよう調整します
“良かった、とりあえず元の世界には戻れそうだ”
五つ、これから行く世界、《スヴァルトアルファヘイム》通称スヴァルトにはヒューマンの他に獣人種やエルフ、ドワーフ、龍人、鬼人種、ナイトメア種の七つの種族が文明を築いています
“なんかマンガとかゲームで聞いたような話だな”
六つ、スヴァルトには四つの大陸があります。北にパシフィス大陸、東にムー大陸、南にレムリア大陸、西にアトランティス大陸
“全部幻の大陸じゃん、おい”
「ここで冒険をしながら魔王や龍王と戦って勝って頂きたいのです!」