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カシカ2 エジプトの朝  作者: 丸三角死角
4/20

インタールード #1

前回までの私。


私はエジプトにいた。父親の仕事のせいで私の皮膚は砂まみれである。


私の隣にはジャスティン。相棒だ。片時も手放せない。現代で言うスマートフォンといったところであろう。


私はタジン鍋漬けの生活を送っていた。漬けるといえば香の物しか知らなかった私にとって、それなりに充実したエジプトライフだった。


そんなある日、私はカイロにある博物館でとある絵を見つける。何故か引き寄せられる心。


私は次の日、再びその絵を見に行くことになる。私が奇妙な体験をすることになるのはこれからのことである。

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