お試し
どうも執筆初心者です。
読む前に言っておきたいことはただひとつ。それはー
期待して読まないで下さい。
これを最初に読む方は『どうせ糞な物語だろ』と思いながら読んでください。
よろしくお願いします。
西暦二〇三〇年まで日本を含む殆どの国が平穏に暮らしていた。しかし、ドイツのある村に突如現れた全身漆黒の悪魔によって僅か一日で村は焼け野原になってしまった。
多くの犠牲を払い倒した後、政府は漆黒の悪魔―トイフェルが次に現れても対策がとれるようにある提案をした。それが―
『日本にトイフェルの駆除を教える学校を建て、もしも現れたときには自衛隊と協力する』
―だった。
トイフェルが今までに現れたのは五回。二回目から四回目はアメリカ、中国、ロシア、イギリスだった…そして五回目は二〇四〇年、再び日本だった。
日本は対策を取っていたおかげかトイフェルと戦えていており死亡者も怪我人さえも出ていなかった。
しかし、そのときの戦いの終盤で、右腕・右足・右目をトイフェルによって奪われた者が居た。それが、主人公であり国立北武学園大学付属中学校部隊に所属して室田雄也(当時は一四歳)だった。彼の四肢を奪ったトイフェルの色が漆黒ではなく灰色だった。さらに灰色のトイフェルの体液を体内に入れたせいか創造神の力を手に入れた。
その他にも一〇数名が灰色のトイフェルの体液を体内に入ったため普通では手にすることが出来ない能力を手に入れた。
そして、二年後の西暦二〇四二年四月二〇日。国立北武学園大学付属高等学校の入学式が終わり約二週間経った頃、六回目のトイフェル集団が襲来していた。室田雄也は一人でエリアAにいるトイフェルを倒していた。
「バトルドール、レベル三を五体。右手に剣を装備した状態でクリエイト!」
唱えると、室田付近から剣を装備した一七〇センチの人形が出現した。これが室田の持つ神の力【創造神の力】だ。何も無いところから命ない物を創りだすことが出来る能力で今回出したバトルドールは命ない物ではあるが、命令されるがまま動く人形である。
バトルドールを戦わせている間に武器を創りだした。
「ハンドガンを二丁、弾倉を二つクリエイト!」
創り出してすぐにトイフェルに向けて発砲するが、避けられてしまった。バトルドールも次々と破壊されていき、トイフェルが室田を襲いかかったとき、咄嗟に目を瞑った。
「っ!!……?」
襲いかかっていたトイフェルの体は真っ赤な炎に包まれ死んでいた。
室田は後ろを振り返ると、そこには本来同じ部隊で前衛担当の暁蓮だった。彼も二年前に灰色のトイフェルの体液を体内に入った十数名のうちの一人で、炎の神の力を持っている。
「あっちの方はもう大丈夫なのか?」
「心配するな、ここと違って一〇人で戦っていたんだ。そろそろ高橋や橘たちも来るだろう」
「分かった。でも、他の皆が来る前に終わらせておきたいな」
「それならお前の新しい力を見せて貰いたいね」
「それは無理だな。あれはまだ完成していない」
「そうか……それじゃあ、話はここまでにしてフルパワーでいくか!」
「ああ!」
それから約三〇分後。
「終わったな」
「ああ、やっとな」
二人の目標通り他の皆が来る前に終わらせていた。そこに室田と同じ部隊で暁と同様に他の部隊に行っていた皆が来た。
「お二人とも大丈夫でしたか?」
「ああ、大丈夫だったよ」
「良かったです。本当はもっと早く着ければ良かったのですが」
「そう気にしない方がいいよ由姫。どうせ暁なんかは『ここで良い戦果を出せば女の子からモテモテになるぜ』って思っているに決まっているんだから」
「怜てめぇ!妄言を吐くな!」
「えっ……」
「何『嘘でしょ!あたしが間違えるなんて……!』って思ったんだろ!失礼な奴だな」
「あんたは失礼な奴なんだから他人に言ったらダメでしょ」
「そんな失礼な奴に失礼って言われる奴って余程失礼なんだな」
「何ですって!」
いつもの暁と内郷の諍いが始まった。ここで室田や暁などが所属している部隊について紹介する。部隊名は『一年B組第二部隊』で部隊長は室田雄也。構成人数は現在八名でそのうち三名は春休みから修行に出ている。個人が他の部隊に比べて強いことから模擬戦でも室田一人で戦うことが多い。
「二人とも、そろそろ帰ろ」
そう高橋が言っても暁と内郷は聞いていなかった。
「はあ……もういいや。高橋、橘、こいつらを置いて帰るか」
「えっでも」
「そうですね。二人を待っていてら帰れそうもないですね」
「華音さんまで!あっちょっと、二人とも待って下さ~い」
暁と内郷が気付いた頃には周りは暗くなっており、さらに一緒に居た三人も居なかったので慌てて学園の寮に戻った。
そして、これからトイフェル撃滅の物語が始まった。
前書きで言った通り、糞な物語だったらすみません。
出来ればアドバイスをくださると嬉しいです。
小説は暇なときに書いていこうと思うので、そのときはよろしくお願いします。