イベント(塔side):最強同士
久しぶりのあの妹が登場します
そして主人公空気
「ふぁ~あ」
呆気ないことこの上極まりないな
(まだ委員会とやってた方がマシだぞ)
刀に付いたゴーストの残骸を払い落とすと
後ろでへばっている垣下に振り返る
「まだ1体だぞ?早すぎんだろ」
「で、でも・・結構、撃ちましたし・・・」
「それでも1/2マガジン程度だろ」
しかも当たってないときた
「し、仕方ないじゃないですか。昨日初めて使ったんですから」
「まぁ そうだな」
とりあえず歩みだそうと前へ向きなおす
「あれは・・」
廊下の奥から亜紀が歩いてくる 久々の戦場での再開かも
「よぅ!戦場で会うのは向こう以来か?」
「来夏か。まぁそうだな 」
亜紀もゴーストを倒したのか刀が少し汚れている
「再開して、スグですまないが あのゴースト頼むわ」
「どこよ?何もいないぞ」
亜紀の後ろを覗き込んで注意深く探すが、何もいない
「ア シ モ ト」
「っ!?」
足元から伸びてくる影を斬り、下がる
「いやぁ。こんな最底辺ゴーストばっかだったから慢心してたわ」
無数の手が湧き出すように出てくる
「垣下ァ!ばら撒け!!」
「ふぇ!?は、はい!!」
命中率の低い弾は文字通りばらまく様に散らばる
そのおかげで大半に当たって倒してくれる
「お前ならそんな奴抜けれるだろ、何してんだ!!」
撃っても影が減らず 亜紀を斬る以外の方法がなくなる
「はぁ・・・抜けれたらこんなことするかよ」
影が足元から膝まで上がっている
「早くしないと飲み込まれるんだって。だから・・・」
「殺せ」
「はぁ!?」
落ち着け ゴーストの方だ、何も驚くことはない
「ちなみにどっちを」
「俺を」
聞き間違いだ。うん、そうだ
「おっしゃああああ!!!最強は俺の称号になるんだぁぁ!!!」
「あ?俺が最強に決まってんだろ」
「でもお前今から俺に殺されるやん?俺最強やん?」
「前言撤回、俺は殺させない!」
「ププッ 抜け出せないのにどうするんですかねぇ?」
「死ねっ来夏ぁぁあああ!!!」
「おぉぁああ!?」
影がこちらへ飛んできて、壁にぶつかり爆散する
「てめぇ!おとなしくしてろや!!」
「抜け出せなくても制御はできんだよ!タダでは死なんぞ!」
「ふっざけんな!!死ねっ!!」
一閃でなぎ払おうとしたが影が邪魔して影しか斬れなかった
「あまり死ね死ねいうものではないよ(悟り)」
「何悟った顔して・・・んだ」
強烈な殺気に思わず振り返る
「廊下で喧嘩?でも騒ぎ過ぎじゃない?」
そこには最恐にして最強の亜紀の妹がいた
「ち、ちげぇよ遊んでただけだよ」
それは無理があんだろぉ
「へぇ。廊下で死ねとか言って喧嘩するのが遊びなんだぁ」
「じゃあ、私も入れてもらっていいよね?」
「だ、駄目だ。俺は女を殴れないからな・・?」
そうだったか・・?理事長には本気だったろ
少し視線を離したら消えていた
幻覚だったか そうか ならいいや
「ね?足元の小道具もなかなかいい出来じゃない」
「( ゜д゜)ハッ!」
後ろ・・・だとぅ!?
亜紀のゼロ距離にいた
(あ。あいつ死んだわ)
「ねぇ?亜紀、どうやって死にたい?」
「い、嫌だぁ!死にたくなぁい!!」
「死ね」
ビンタをすると魂が抜けたかのように倒れた
しっかしいい音なったぞ パーーンだったぞ今
「ごめんね、いつも遊んでもらって」
「気にすんなって」
「それじゃ、こいつ連れて行くから」
「お疲れ」
亜紀を引きずって階段を下りていく
(はぁ~、怖い。本能から怖い)
真帆は全作品通して最強




