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夢とは脳が記憶を整理する過程で見る、断片的な記憶である。


 夢を見たのだと思う。だけどもし、夢でないとしたのなら私が視た夢は誰かの記憶の断片なのではないのだろうか…。何故なら、私が視た夢には私自身の記憶には無い映像だったからだ…。


 夢の中で、私は【十七夜月かのう華月かづき】と云う名の女性であった。どうやら彼女(私)はモノを壊す事が趣味であるらしかった。正確には壊す事ではなくバラバラに分解をする事なのだろう。だからなのか結果として壊れるのである。


 初めて分解したのは時計だったと記憶・・している。深夜、眠りにつこうとしていたのにカチカチと規則的に奏でられる音が五月蝿かったからだ。小さな螺子を外し、内側にある大小様々な歯車を取り外していく…。その外したパーツを小さい順から大きな順へと規則正しく並べていった。ソレが迚も気持ち良くて、私(彼女)は婀娜婀娜あだあだしい表情となり、パーツを見つめ舌舐めずりをした。


 


 


 


 

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