【ファイナル話 格違いな天下と選ばれた天上唯我】
真っ黒な肌,尖った耳,人に似て非なる者,
多腕,コウモリに似た翼を広げて,体長は
優に8mを超えた悪魔的なにかが居た,
生命極めて非倫理的なオカルト,
スピリチュアルだ。
神秘的な非物理的生理学的進化発展を
遂げたそれらは,エクソシストや神父,
聖水により消されたが違う境地に逃げて居る
ものもいた,定数が根本的に違う場所に適応
するか淘汰されるか,そうしてそう言った種は
少なくなって行った。
それでもプライドとエゴから淘汰されながらも
より強く発展して,違うルールが常識なきつい
世の中で詳細を理解してあらゆる情報を一瞬で処理出来る高い頭脳や高い身体活用率,そして
禁忌と語られてしまう,生贄は等価交換の
錬金法則と霊媒師の呪いと言われる祈願を
魔術として語られて,悪魔的なそれらは,
高い殺戮能力で語られた。
仮定と想定を凌駕して,非科学的と成れば
なるほど,卓越した技術を持てば持つほど,
悪魔的なそれらはより強固になった。
意識や精神に語りかけるタイプとして,
誘惑して生き物の欲望を刺激して堕落させて
喰らう悪魔的生命や契約などで魂と引き換えに力,富,知識を授ける悪魔的生命,暴力的で憑依 して生き物や無機物の肉体を乗っ取るなど,
悪魔にももちろんだが原型的なものがあった。
時に変身や姿形して性質を自由に変え,空間を
瞬間移動して幻術や念動力で幻覚を見せたり
物を動かしたり悪魔的生命とは凄く
強くあった,だがそれは現代によって革命が
起こされた。
「城ヶ崎よ,ならばそいつらを使役しよう」
我妻の提案から,様々な悪魔全てが余す事なく
我妻の手に渡って行った。
そこから更に我妻は様々な場所にいる強者を
募った。
「黒死の外骨格骸蟲殿,君の組織は私が
買い取った,抜けた後なのは重々承知
だが,君を我手に迎えたい」
時に行き場を失った者。
「河城悠二君と橋上雄也君かな?
高校生の君達を我々の手に迎えたいと考えて
居る」
時にそれは今を生きる若者だった。
「闘宴決議を地主のアダムの協力の元,新
我妻会が頂く」
そう言った我妻竜司は新たに施設を手に入れたり,襲撃者のIFOを叩き潰してたっぷり飴と鞭で
仕込んでメロメロにしてやると国家はその
増長し過ぎた権力の象徴を恐れて協力関係を
迫った。
それから更に時間が過ぎた後のことであった,
新我妻会に吸収合併された朱雀帝会の研究者達に,過去に行った超有限スペースについてと,
宇宙戦艦についての事を聞いて科学を
発展させて行った。
「宇宙は論理によって構成されて居ます」
「概念上可能ならあるだろう」
「確かにそうですがより理論的に考えるなら
公理やなんらかの法則の中で実在が展開されているんですね」
「興味深い考えだな,だが論理ならば,物質的に存在しないということじゃないか?」
「まぁ原子や粒子などが幾つもの層状に連なる一つの記述として重なって居るんですなぁ」
「あ〜なるほど」
「より膨張した観測外の超有限スペースに
おいて,あり得ない,語りえない現実簡単に
言うならば到達不可能基数などの空間を公理
としてつけ加えて,新たに記述された空間は,
ωの超限数列の1つになる訳ですね」
「より語りえない現実を更に公理としてつけ加えて新たに記述された空間も同様に様々な星々と
共に離散分散して居る,ってな訳だな,上限無く
繰り返し続けた先が気になるな」
そこに河城が入る。
「最近戦ったやつに超有限と有限集合の
極限の付近までぶっ飛ばされたなぁ」
「君は人間か?」
「気術士ですんで」
話を戻す。
「以下同文のなりゆきが最初の超限順序数ωまでそしてそこから先へも永遠に続く訳だな,
数式も含めてあるな」
そこにテカテカマンが入る。
「ふむ,とんでも無いωの階梯の押し込みですね,
数学の概念が満たされない理由がわからない」
「私もだよ」
話は戻る。
「ω^ω^ω^…（無限乗が無限に続く）以上
となり,さらにその先には公理空間が存在する,
なんて広さなんだ」
「なんか宇宙的な膨張が数学的拡張と連動
してるみたい」
「宇宙は論理なのと同時に,非論理なのか」
意味がわからなすぎる問答に一喝する。
「宇宙戦艦で行けるのだろうか」
「タイムマシーンがあります,あぁでも
専門の方が死んでしまって」
「死者蘇生位出来たよな?データとコード
があれば,城ヶ崎」
「はい」
「あっすいません,私が食べてしまったせいで」
「いや良いよ」
「概念的に消えたって記録と痕跡があれば,,,
はい完了」
すると眩い光から一人の博士が出る。
「あれわしは死んだはずじゃ」
「生き帰ったんだよ悪徳な爺さん今は
任侠時代だ」
そっから説教を終えて。
「ならわしが手伝いましょう,まぁその為に
復活して頂いたのか」
「ほら早よ」
「宇宙戦艦を強化すべく,わしが発掘した観測と
理論をお話ししましょう,この可能世界は,
すべての可能な文字列です,論理から粒子が
成ることは誰かが教えて頂いたかな?」
「まぁな」
「すべてのアイデアのジャンルの記述まぁ
分かりやすくしたならばブックがあるん
ですじゃ」
「ほお,ならば神書,宗教,哲学,教育,文学,語学
,歴史,伝記,地誌,紀行,国家,法律,経済,財政,社会,統計学,数学,理学,医学,工学,兵事,美術,諸芸,産業
総記,雑書,随筆,文芸（小説,エッセイ,詩歌,短歌,俳句,戯曲など）,実用（健康,料理,育児,趣味,スポーツ,美容,冠婚葬祭など）,ビジネス,経済,経営（経済や仕事に関する本）児童書,学参（絵本,童話,学習図鑑,学習まんがなど）,専門書（人文科学,社会科学,理工科学,医学,芸術など）その他諸々が現実だと?」
「はいですじゃ」
「ほお,続けよ」
「更なるあらゆるバリエーションを持った無限に多様な空間を複合しながら,世界とは文字列を
生み出し続けてきたんですじゃ」
「ふむ,より広い空間とは高次的な訳か」
「そうとも言えると思いますじゃ」
「より強くより強く集まり,公理的に分けられた
巨大な基数とその空間は外部に拡張して位置
し続けた,不可能性は高まり,より外側ほど,
捻れを持ちましたですじゃ」
「ふむ」
「天体観測機から記述や計算可能な軌道や
分布以降の空間に行けば科学力の低さから
人類は滅ぶのか?」
「そうですじゃ」
「巨大基数の層の空間と概念から補充された
顕現物質からその虚数的領域は成りますじゃ」
「タイムマシーンが必要な理由は虚数単位の
移動技術を必要とするからか」
「ですじゃ」
「左右下上あらゆる方向にずっと伸びて行く
空間の先は常に真っ暗ですじゃ」
「真っ暗か」
「無限に連なった空間の広がりは,より大きな
集合の一部を構成して行きますじゃ,この
表しきれないほどに無数の,つまりは永遠の
連鎖の先が,四次元の時空となりますじゃ」
「超弦理論的なもんか?」
「レベルが物理法則内なので拡張様相実在論的
な四次元ではあまりにも違いますよ」
「へぇ」
「自然現象が物理的に不可能なほど基数の
組み分けではより複雑な空間に分けられるのか」
「そうですじゃ」
「あらゆる事象の決定論的法則と連続性の進行
役者は,空間をより下に引きずり降ろそうとすること,それらすべてを含みます」
「引きずり下ろすだのあらゆる事象だの急に意味が,因果律か?」
「（私がやり合ったジーニストって奴かな?）」
「憶測ですが,アンソロジストと言う実在が,
起点の全てを司り掌握して居るものと
考えて居ます」
「（やっぱり）」
「前にあった時に話して居たジーニストか, 黒死の外骨格骸蟲」
「多分」
「それらが,科学を阻害して星々に回帰させて
居るのではっと,故に限界は常に近くにあり,
960億光年の圏内や更に先に固定され続けて
居るものと」
「永遠と言う時間と共にある最終的なビッグバンが知を一に返してるみたいな」
「ふ〜ん」
「形而下的非決定な物理全体に戻されるとは,
何回も検証してる的な」
「スノードームかよ,もしくは自己参照かぁ?
矛盾を見つけたってまた箱に入れ直すだけ,,,
ゲームか!何度も繰り返し競ってやがるのか?
まるで小説家と小説だな」
「本当に竜司氏が言う通りですよ」
「常に最後には存在できなかった構造が
あることにならないか?巨大基数とその
順序による集合が,到達し得ない存在すると
同時に存在しない非自然的な文字列が」
「河城!この間さぁぶっ倒した瓦解的根源って
のがそうなんじゃね」
「その可能性が高いね」
「何⁉︎詳しく聞きたい」
「気の概念を扱ってだなぁ」
、、、話が終わる。
「つまり整理するとそいつが最終的な実在
なのか」
「何故俺らに?」
「わしらは線や点に興味が無い倫理的でも,
彼または彼女らはありを潰すような感覚
だから我々に関与したかあるいは全次元の
平面に同時に干渉してるかですかな」
「設計されなかったことを伝える為に降りてきた存在しない構造物?可哀想な野郎だな」
「完全に存在しない抽象化にも関わらず,
実在する理由が分からない」
「より抽象化しないと消えない,,,可能世界的な
観点から見たら既に居たが発見しきれて居ない」
「極限または特異点のようなものなのかもな」
「より完全に存在しない非存在的な領域が
あるとしたらやば過ぎだろ何だよ,想像すら
出来ないわ」
「謎そのもの?深淵を見ると同時に深淵も
またこちらを見て居る,,,空想科学的領域,
まぁ何にせよ今の課題は宇宙戦艦で
その場所まで行けるかどうかだな」
「ですじゃ」
河城は考えて居た。
「（数学的,物理学的,論理学的に語りえない領域に存在して居ない瓦解的根源以上にそこにすら理に所属しないで,存在していないもの,空想科学的に語られるものかぁ,宇宙戦艦はどこまで
拡張する予定なんだろうか,てかそこまで行くと
もはや幾何学的な形を持たないのでは）」
「全てのあらゆる手法を用いてそれを含もうとしてもどうしても漏れてしまうものがジーニストとしたら一切の干渉も理解も不可能な本質的が
瓦解的根源なんだろうな」
こうして新我妻会は総力を上げて空想科学的な
決定権すら持つ幾何学まぁ形而下とその概念を
超えた形而上的形を持った戦艦で外に向かった。
「より強いやつに会いたいな河城」
「そうだね橋上君」
「お二人とも,油断は禁物ですぞ」
「すまんすまん」
「すいません」
そうすると前には,言い表しようも無いほどの
光が存在して居た。
「何だここ」
「多分ですが,抽象化が瓦解的根源を超えた領域で上側に来たんですじゃ」
「上?」
「二元性に沿った考えとしたら,瓦解的根源の
先は,白と黒に成ると思いまして」
「なるほど」
そうしてそのより深い場所に潜る。
すべての存在の基盤である完全な統一とあら
ゆる存在の基盤で構成された,あらゆる言葉と
説明と区別を超えて,二元の白と黒。
悟りや瞑想の体験から,二元的な意識が消失し,自己と世界の一致を経験することがあり,哲学や宗教では,宇宙の根源的な存在が唯一であると
説く場合がありますがその一元論的にすべてが溶解してそれと一つになる様な空間に行く。
「なんだか不思議だが離散するとは別に
非乖離的な何か抽象的曖昧な謎を理解して居る,
自分が今何を喋って居るかも分からん」
「気だ!気に近い,気力を持て,河城!俺が
統一を防いで皆と宇宙戦艦を地球に持ち帰る!」
「うん分かったよ!」
こうして皆が二人の高校生により守られた。
自身の全能感に浸る愚者道化師と化した,
アカシックレコードの様な知を体験した
そいつらを叩いて数日後の話である。
「あれは多分,気力が原型として全ての無意識を
支えて,形を生み出し,集合であり,根源として
働いて居るんだろう」
「じゃあ僕らは何故気の概念を持ち,扱えるの?」
「供給を受諾して居るに過ぎないんじゃないかな」
「は?」
「いやだからさ,神が神として人に分かる形
として頭に投影された感じでさ」
「,,,そっから否定して浮き彫りにする〜的な?,,,（やばい橋上君の言ってる事があまり分からない）」
「段階的に自己を縮小,濃縮,しながら,集合的な
一つの宇宙と言う器を天地創造をして行く,
お前はユダヤ神秘主義体系はわかるかな,
セフィロト（生命の樹）による10の球体,
ケテル（王冠） は至高の意志,神の意図,無の始まり,コクマー（知恵） は男性原理,直観,閃き,
ビナー（理解） は女性原理,構造化,知性,
ケセド（慈悲） は愛,拡大,与える力,
ゲブラー（峻厳） は裁き,制限,破壊の力,
ティフェレト（美） は調和,均衡,神の光,
ネツァク（勝利） は感情,永続,情熱
ホド（栄光）は思考形式,秩序
イェソド（基礎）は潜在意識,エネルギーの統合
マルクト（王国） は物質世界,現実そのもの」
「ん〜あんまり分からない」
「河城〜ちゃんと勉強はしてくれよ」
「生活に必要ないじゃん」
「確かにそうだな,悪りぃ」
「いやいやぼくこそ」
譲り合いの精神。
「アインソフとは,気そのものなんだろ」
「限界を持たない形も性質もない」
「ふむ」
「五大属性に言い換えるならエーテルみたいな
もんだな」
「エーテルは知ってるよ空だよね」
「（どちらかと言うと俺は虚の意味合いなんだが
まぁ良いか）」
「神がアインソフから流出する無意識,
大の宇宙から投影された我々,つまりは,
真の気を劣化したもんが俺らは使えるんだろ
うな」
「単子論にも近い考えだろうな」
「単子論?」
「モナドみたいな感じだな,根本的には全て
同じっつう感じだな,全ては気から形成して
居るとか」
「何となくわかるかも」
「究極的な真理［］つまりは無名の空白に
仮の名を与えて崇拝してる可能性もある」
「空白?」
「空は無ではなく実体性の否定,あらゆるものが縁起によって仮に存在しているだけで,空は存在でも非存在でもない,あらゆる二項対立をも溶解させる絶対の論理外,
アインソフが神の光なら,空は神が消えることすらない状態,アインソフではなく気は空かも
しれないと思ってな」
「えぇ⁉︎」
「いやだってより超えた力を出せるのに,
そのレベルかと思って」
「空は名前すら持てない無限の無根拠性ともいえるから」
「はぁ」
「道教,老荘思想,道を超えたならば,
より空と同一かもな」
「確かになんか前にタオニズムを超えたとか
なんとか聞いた気が」
「道は天地自然や神々すら生まれる前の流動する根源原理,無名で,無形な万物の母,
神や宇宙のルールすら道の中の一部,
アインソフが神の本質ならタオは神を生む機構そのものともいえる,いやてかならタオ
そのものが気なんじゃ?」
「タオニズムが普及された劣化だとしてタオは
万有内在的にそれを超越して居るとしたら,
タオと空と気が同列と考えれるかもね」
「それだ!」
すると博士が入ってくる。
「君達なんの議論をして居るんだい?」
「実は気について考えて居まして」
そうして長い期間,語り合いまくるのだった。
完全に計り知れない独立した中立にあり,
多元的な無意識の宇宙にも浸透して普及した
力そのものなのであると考えられた,
起源を持たず,起源そのものなのであると
陰陽の勾玉,太極に移行した。
二元性から区分して,可能な質と量と状態/性質,
を超えた太極の知覚をする,形而上的な抽象概念全てを繋げる境界線の内的アンソロジスと
外的瓦解的根源の側面を超えた太極の領域を
気から知覚して理解した,渦を。
浸透する流動的な気を,気を使える自身を
誇りに思う橋上と河城だった。
ミニ情報
境地は別の宇宙が地球を中心に重なりあって
ユニットを組み同時に実在する平行した可能
世界,可能世界と言う決定的な時空の重なりに,
非決定的な量子力学的多世界解釈の
タイムポイントが刻まれ時間的制約が
強まり軸が磔にされて無数に世界線として
永遠に分岐して行くが基本的原則的に1つの
星には1つの時間軸が一般的である。
時空間連続体仮説的結合に重なる
同時同座標に亜空間を形成する装置が
あれば平行世界の境地全てに行き来可能
となる。
計算の次元は本質的な宇宙の次元性とは
違う劣化した考えである。
完全に全てを失った気の状態に移行したならば,
高い気を操作を行える対象は太極または
気の根源に帰還する無限の輪を描き魂は
自然の中で循環する,悟りを開いたって思考は
太極には到達出来ない不可能資質を持たざる
ものは例え全能者でも全能が持ち上げられない
石を上げることが出来ない,全能性のレベルが
上がった全能を超えた全能つまりは矛盾を攻略する力を得れない。
3次元は4次元に従う,4次元は5次元に
従う,次元とは次元概念上高次元に逆らえぬ
物,気とはあらゆる全てに従わぬモノ。
最低限の有限を超えた基数,ヒルベルト空間,
連続仮説,算術公理の適合性,リネマン,ゴールドバッハ,双子の素数予想,本質的に既存の数学的理論,量的定量化の絶対無限があり,
超自然的な気はこの基数的空間がいくら積み重なったって3次元,4次元,5次元など異なる
高次元の数学的な永遠に積み重なる質的
高低差のある永遠,形而下,形而上学的永遠を
超えて実在する。
気を支える基盤には実態のない匿名の集合,
アクセルオブアクセスが実在して居る。
あらゆる存在的矛盾を内包して許容して,
乗り越える空間の拡張性質は自己と他者,
矛盾と整合を同時に孕み,何物にも囚われず,形式や常識やロジックの外にいる実体すら
非乖離的に絶対に脱出不可能な形で含める。
劣化した気は成立条件そのものを持たない故に成立条件を前提とする存在と言う可能世界
の論理形式に沿った実在には干渉を受けない。
究極の真実そのものの劣化した気の概念は,型
として全ての根源として力を流出する
超常的,超自然的な究極の森羅万象の権化。
