【6話 無敵の建築士】
その後,街中で最近噂の占い師兼霊媒師の
女の持って居た力,永続的な技術,対象を殴ると自身の回転率が上がり,対象の練度を奪い去り続ける技,霊的,呪い的にして,霊媒師の技術,生命
エネルギーやステータスを奪い去れる,
邪聖気練度と言う特殊なスキルを伝授されて,
無事我妻は習得した。
磨いて磨いて練磨する必要はなく,身体は
鍛え続けられ,死角が存在し無いほどに,
強くなって初めて強化模倣の足元に
立つことができるのだが,既に我妻は,
極地となり聞いただけで使える様に
なって居た。
「実力を発揮する場所が無い,うぅ,
一体全体どうしたら良いんだ」
そんな時,チラシを見た。
「信頼と実績の新我妻会?」
「ここなら,俺達がしっかりと実績を積めるかも」
「任侠を重んじる場所なら親父も許してくれる
よね」
こうして二人は我妻の邸宅に向かう。
「国家資格だってしっかりと取ってる,地主に
して,地元県外のヤクザ組織の東北と東南,まぁ
地区,県,国を超えた組織の統括主の親父アダムと不動産王の母親イブが居るからな」
「俺達を取ってくれたら良いんだが」
「大丈夫だよきっと」
そうして二人は対談する。
「あんたらは一体?」
「私はカイン,そしてこっちは弟のアベル」
「こんにちはっす」
「おいちゃんと敬語」
「いや良いよ,俺は堅苦しいの嫌いだから,
アベルとカインだね,僕は竜司,早速
君達の履歴書を見たんだが,即戦力だよ,
採用」
「えぇ⁉︎良いんですか⁉︎」
「いやびっくりしたよ,イブ不動産の御曹司,
保護だってアダムスファミリアがあらゆる
ヤクザやマフィアを抑えてる,君達ほど
頼りは居ないよ」
「はい!よろしくお願いします!」
こうして強力な仲間がまた増えた。
「家畜の管理と配合もお手のもの,農業学も
資格があるから畑と食料や寝床の管理,
栄養療法士としても私が面倒見るから
安心してね」
「田島さんぱないっすね」
「でしょ〜」
「じゃあ僕たちの拠点を守る超装甲壁の
防衛システム,ノアを作ろう」
「良いなぁ!あらゆる災害すら凌駕する,
セーフヘイブンをなぁ!」
「物質変換装置が最近になって真空から
ダークエネルギーやダークマターを抽出して,
更にはエントロピーすら活用可能なものと
してわかった,無制限の宇宙的エネルギー,
を資源として使えるから,自由に建築してね」
「循環機構,,,⁉︎カイン!永久機関すら造れるかもな」
アイデアのアベルと設計のカインのコンビネーションから,ありとあらゆる罠を生み出して,
館員証から自動識別する監視制御室をも
創り出した。
「訓練兵か?」
「アベル君,良い筋肉してるし戦闘は出来るかな,
何かあった際に動ける様に」
「知将のカインと武将のアベルだぜ,
力で可能なありとあらゆる事が可能だぜ」
「え?」
「甘い甘い甘い!あまりにも脆い,クソどもがぁ!
どれだけ我らを舐めたら気が済む!」
「待って待って際限なく居る
無数の訓練兵が皆消えちゃう」
マジ化け物兄弟が仲間になるのであった。