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架空の書き物  作者: 如月瑠宮
とある怪異に纏わる人々の記
9/9

知られない【最後】の話

 彼女は彼を見た。あぁ、解放だと気付く。少し寂しい。彼女は私と共に居たのだ。少しだけ、離れがたい。

 彼は彼女を見た。それは些細な事に他ならない。だが、何かに気付いた。あぁ、解き放たれたのだ。


 やっと、自由になった女神は二人を少しの間だけ眺めた。だが、直ぐに興味を失ったようにそこから消え去った。女神は二人に情は感じなかったのである。情があったのは、始まりの彼女だけ。それを後の人間達が知る必要は無い。


 ただ、一言だけは贈っておこう。女神は振り向いて微笑むとぽつりと呟く。


「然様なら」


 それは女神だけが知っている話。

これで「とある怪異に纏わる人々の記」は完結です。

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